2006/03/19 - 2006/03/20
180位(同エリア227件中)
ぐわぐわさん
ケープタウンからの旅路もいよいよ最後です。
タンザニアのアルーシャからシャトルバスでケニアに入国し、ケニヤッタ空港に着いたのは13時。ナイロビからのカタール航空ドーハ行きが出発するのは翌朝7時です。
ナイロビ市街で一泊して夜明け前に空港に戻れば間に合います。
が、もし市街からのタクシーが見つからなければ、もちろん飛行機に乗ることができません。帰国翌日が大学の卒業式なので、さすがに予定通り帰国したいものです。
迷った結果、翌朝までの18時間をえんえんと空港で過ごす「安全策」をとることにしました。
▲行程▼
関空→ドーハ→ヨハネスブルク→ケープタウン→ウィントフック→リビングストン→ビクトリアフォールズ→ルサカ→チパタ→リロングウェ→ムズズ→ムベヤ→ダルエスサラーム→ザンジバル→アルーシャ→ナイロビ→ドーハ→関空
- 航空会社
- カタール航空
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ナイロビへと向かうシャトルバスは、アルーシャを出て2時間ほどで国境に着きました。
さすがにメジャーな国境なのか、たくさんの人と車で賑わっていました。
白人観光客や、彼らに物を売りつけようとする地元民もたくさん。
物売りたちの纏っている伝統的な民族衣装と、工芸品を突き出して「ファイブダラーズ」とか「ベリーチープ」とか大声でどなって販売攻勢をかけている姿が、とてもアンバランスでした。 -
ケニアに入ると、風景が一気にサバンナな感じになりました。
道路も、タンザニア側はデコボコしてたのに、ケニアに入ったとたんに快適な道になりました。
窓から入ってくる風もかなり気持ちいいです。 -
のびのびと走る送電線。
途上国の送電線からは、なんか発展の息吹のようなものを感じます。 -
-
ケニヤッタ空港に到着。昼です。
ケニアシリングを持っていなかったのですが、街に出るかどうか決めかねていたので、5米ドルだけ両替して、空港のカフェで昼食をとりました。 -
空港内をうろうろ散歩して、到着ロビーに来てみました。案内板には、これまで通ってきた街の名前も並んでいます。
到着ロビーには観光業者がたくさんいて、話を聞くと空港⇔市街のタクシー往復とホテルのパックで30〜40米ドルが相場のようでした。
翌朝7時に出発だから空港に留まる、と言ってみると、だいたい皆、朝4時にホテルまで迎えに行く、と言うのですが、ちょっと不安な感じです。 -
そんなわけで、ひたすら翌朝まで空港で時間をつぶしました。
小説とかガイドブックとか、手元にあったあらゆる文章を読んで過ごしましたが、それでも時間は余ります。
0時ごろにエミレーツの便が飛び立ってからは、たまに通る警備員以外に誰もいない、さびしいアフリカ最後の夜でした。 -
翌朝7時、待ち続けたドーハ行きの飛行機に搭乗します。
こんな時間に飛び立つ便だからか、機内はガラガラでしたが、あたりを見回すと一人だけ日本人がいて、後で聞くと、セイシェルからの帰りということでした。
記憶をたどってみると、日本人を見たのはジンバブエ以来です。 -
昼ごろ、ドーハに到着。
翌日には関空に着きましたが、空港のテレビに人が群がっていて、何かと思ったらみんな野球の世界大会を食い入るように見てました。
出発するときは全く盛り上がっていなかったので、軽く浦島太郎になった気分でした。
次はどうにかしてアフリカ中部を旅してみたいものです。
(おわり)
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