2006/03/17 - 2006/03/19
28位(同エリア29件中)
ぐわぐわさん
タンザニア入国後、ムベヤからダルエスサラームを経て、北部のアルーシャに向かいました。
蒸し暑いダルエスサラームからやってくると、アルーシャはカラッとして涼しい、天国のような街でした。
滞在した3日間、街をうろうろしながら過ごしましたが、ここは観光資源をどうにかして自分のビジネスにつなげようというエネルギーを感じる街でした。
▲行程▼
関空→ドーハ→ヨハネスブルク→ケープタウン→ウィントフック→リビングストン→ビクトリアフォールズ→ルサカ→チパタ→リロングウェ→ムズズ→ムベヤ→ダルエスサラーム→ザンジバル→アルーシャ→ナイロビ→ドーハ→関空
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朝方、ダルエスサラーム中心部のバスターミナルを出発します。
渋滞する通りを抜けて、郊外のでっかいバスターミナルに立ち寄りました。 -
このバスターミナルにはいろんな会社の運行するバスが発着し、各社の乗り場にはこうして垂れ幕がつるされています。
アルーシャまでの移動で利用したのは、このSCANDINAVIANという会社です。同業他社より少し値段が高く、バスもしっかりした車でしたが、もちろん冷房は動作せず、窓を全開にしてぬるい風を浴びるしかありませんでした。 -
車窓から見た空です。
これだけいい天気だと、ぬるい風も心地よいものです。 -
えんえんと続く道。
バスが故障して、こんな何も無いところで立ち往生してしまいました。
時刻は真昼ごろ。太陽が真上から照りつけます。 -
1時間くらいの修理作業の結果、エンジンがかかるようになり、再出発。
アルーシャに着いたのはすっかり日が暮れてからでした。現在地もよくわからなかったので、バスターミナルにいた客引きについていって、適当な宿にチェックインしました。 -
翌日。アルーシャの中心部です。
こんな感じにカラフルな旗がなびいていて、なかなか華やかな感じでした。
朝、宿で過ごしていると、前日案内してくれた客引きのダニエル氏が来て、街を案内してくれました。
このダニエルによると、15米ドルでナイロビまで直通で行くツーリスト用シャトルがあるというので、さっそく予約し、ナイロビまでの足を確保しました。さすが観光都市だけあって、便利です。 -
シャトルを予約した旅行会社の、事務所というか、掘っ立て小屋です。
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引き続き、ダニエルに街を案内してもらって散歩します。
街の一角には、画像のような、土産屋が集まった長屋の連なるエリアがありました。
全部で50くらいの土産屋があって、だいたいが手作りの工芸品を売っています。客があまりいなかったので、売り子の集中砲火を浴びました。 -
街のツーリストボードの前です。
画像に写っている黒人は、みんな観光業者です。
彼らはツーリストボードの入り口で人が来るのを待ち構えていて、私のような旅人が通りかかると、名刺を持ってわーっと群がってきます。
土産屋にしろ観光業者にしろ、街に旅行者が集まることを利用して何とか儲けようという意気込みが伝わってきました。 -
アルーシャでは、高いビルや豪華なショッピングセンターは見かけませんでしたが、ダルエスサラームやムベヤと比べると、なんとなく人々に余裕の感じられる街でした。
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ここまでさんざん街を案内してくれたダニエルの属する観光業者のオフィスです。
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この大きな木の下が、拠点なんだそうです。
日本の業者よりも自分達のほうが、安くて行き届いたサービスができるのに、と思いながら、もどかしい思いで日本からの観光客を見ているそうです。 -
しばらくの間、木の下にいたエチオピア人にアルーシャの観光業について話を伺っていましたが、腹が減ったと言うと、レストランに連れていってやるというので行ってみることにしました。
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着いたのは、トタンで仕切られた道路脇の空き地。
中では地元民ぽい女性達が、でっかい鍋で料理を作っていました。 -
とてもおいしそうな匂いが漂っています。
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で、手に入れたのがこの「ピラウ」。
ちょうどいい具合に水気を含んだ米にビーフとスパイスのバランスが絶妙で、アフリカで食べたものの中で群を抜いてナンバーワンの味でした。
値段はわずか700シリング。今もあるのかどうか、知る術もありませんが、アルーシャを訪れた際にはぜひお試しを。スタジアム近くの空き地です。 -
腹ごなしと食料の調達を兼ねて、近くのマーケットに行ってみました。
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どの国でも、マーケットを歩くのは楽しいものですね。
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まだ青いバナナをトラックから降ろす人たち。
手前に写っているのが、案内してくれているダニエル氏です。 -
タンザニアやケニアで広く使われている布・カンガを売る店です。
見ているだけでアフリカな気分になります。 -
いよいよタンザニアも最後の夜。
さっき食べたピラウの味が忘れられず、薄暗い中を再びあの空き地に行ってみましたが、もちろん誰もいませんでした。
この日は停電が長引いたため、宿のスタッフが持って来てくれたローソクの灯りで本を読みながら、夜が更けて行きました。 -
翌朝8時前、宿の中庭で空を眺めていると、予約しておいたナイロビ行きのバスが、迎えに来てくれました。
宿まで拾いに来てくれてナイロビまで15米ドルだから、安いものです。涼しい朝のアルーシャを離れ、一路国境に向かいました。
アルーシャは過ごしやすい気候な上に、観光業が盛んでありながら市街地にはあまり観光客がおらず、そして物価が安い、すばらしい街でした。
何より、あのピラウがもう一度食べたいです。
(つづく)
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