2001/07/20 - 2001/07/27
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kyonaさん
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ツェルマットから登山列車で登ること約45分、ゴルナーグラード展望台からは、スイスアルプスのシンボル「マッターホルン」の東壁を正面に見ることができます。
まるで登る者を拒むかのように天に向かって、鋭く切り立つその姿は、威厳と風格に満ち溢れ、名峰と言われる周りの山々さえもかすんでしまうほど、圧倒的な存在感を放っています。
「魔の山」と恐れられ、誰ひとり登ろうとしなかったこの山をイギリス人登山家のエドワード・ウィンパー卿が1865年7月、ついに8度目の挑戦で初登頂に成功して以来、今日までに全ての季節において、全ての斜面と尾根が制覇されました。
ベテランの登山家にとっては、必ずしも困難な道のりではないと言われていますが、遠目に見るだけでも登ろうと思うことが信じられないほどの急斜面と確認できるので、実際に登る場合には、目の前に想像をはるかに超える絶壁が迫りくるのではないかと思います。
そんなマッターホルンの雄姿を終始、前方に見ながら、ゴルナーグラートのひとつ手前の駅のローテンボーデンからリュッフェルベルグまでを山裾づたいに歩きました。
澄みわたる青空の下でのハイキングは、清々しく、1時間半という時間もあっという間に感じられました。
そして、ツェルマットのホテルでは、忘れられない出来事もありました。
午前3時頃に突然、金縛りにあい、目が覚めると、部屋の片隅に男の人がこちらを見つめて、立っていました。
声をかけようにも声にならず、体も硬直して、動きません。
男性は、しばらく居て、やがて消えました。
金縛りが解け、今、見たものが夢なのか現実なのか分からず、しばらく考えこんでいましたが、隣で寝ている友人に「起きてる?」と声をかけてみました。
すると友人も起きていたようです。
「今、そこに男の人が立ってなかった?」と聞いてみると
「立ってたね。」と思いもよらぬ返答でした。
私:「見たの?」
友人:「うん。」
私:「誰もドアから出入りしてないよね?」
友人:「うん。」
私:「じゃ、今、見たの何?」
友人:「・・・」
翌朝、その話を聞いたガイドさんは、「私、霊感があるんです。お部屋を見に行ってもいいですか?」と言われました。
そして、部屋に案内するとガイドさんは、部屋に入るなり「この部屋、確かに感じます。」と言われました。
その日の夜もそのホテルに連泊する予定だった私たちは、繁盛期なので、空き部屋がないことを覚悟しつつも、お部屋を変更してもらうようフロントにお願いに行きました。
当然、変更理由を尋ねられるものと思っていましたが、ルームナンバーを告げただけで、いとも簡単に変更してもらうことができました。
山で亡くなると「死んでしまった」という自覚がなく、ホテルに戻ってくるという話を聞いたことがありますが、理由も聞かずに、すぐに部屋を変更してくれるなんて、私たちが泊まったお部屋は、いわくつきの部屋だったのでしょうか。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
-
標高1,631mの山中にあり、36もの4,000m級の峰々に囲まれたマッターホルン麓の村として人気のアルペンリゾート「ツェルマット」。
村内は、空気汚染の原因となるガソリン車の乗り入れが禁止されている為、馬車や電気自動車、ソーラーバスなどが主な交通手段となりますが、徒歩でも充分、回ることができます。
駅前広場にて撮影。 -
なんだか合成写真っぽいですが、ホテルのお部屋にて撮影。
ここには、写っていませんが、お部屋からマッターホルンも望むことができます。 -
時間帯や見る場所によって、様々な表情を見せてくれるマッターホルン。
日の出のほんの数分間しか見ることができない朝日に照らされた山頂付近が赤から黄金に変化していく様子は、生涯、忘れ得ぬ美しい光景でした。 -
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登山列車からマッターホルンを撮影。
ツェルマットからゴルナーグラート展望台へ向かう場合、進行方向右側に座るのがポイントです。 -
ゴルナーグラード駅に到着。
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苦労もせず、ただ乗っているだけで、こんなに素晴らしい景観の所まで連れて行ってくれるななんて、登山列車に感謝感激です。
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「ホテル・クルム」
ゴルナーグラート展望台にある唯一のホテルで、場所が場所だけに宿泊の予約も困難な大人気ホテルです。
宿泊が無理でもせめてランチだけでもというわけで、マッターホルンを見ながらのランチをいただきました。 -
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マッターホルンをバックに。
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ゴルナー氷河
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野生のヤギ。
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中には、水と塩が入っているそうです。
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ピンクの花は、日当たりの良い岩場に群生する「モス・キャンピオン」。
白い花は、フランスギクの高山型「アルパイン・ムーン・デイジー」。 -
標高1,500〜2,400mの石の多い草地や尾根などで見られ、園芸用パンジーの原種のひとつと言われる「アルプス・スミレ」。
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午後になると山頂付近に雲がかかることが多いそう。
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天気の良い日に見られるリッフェル湖の逆さマッターホルン。
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リュッフェルベルグ付近
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