2008/06/01 - 2008/06/01
239位(同エリア279件中)
ちゃおさん
<第2日目、相模湖駅〜石老山〜篠原〜藤野駅、11.7キロ+3.8キロ、晴れ>
昨日まで続いた雨も今朝は快晴の好天。天気予報通りの朝で、早めに起床し、7時半の電車に乗って相模湖駅まで向う。
今日の自然歩道、第2回目となるが、前回は「高尾山」を越えて、相模湖まで下りたので、今回はこの相模湖から目の前に控える「石老山」を踏破する予定である。
8時20分、駅から相模湖まで出て、湖畔に沿って相模大橋を渡り、いよいよこれから山道に入り込む。
「嵐山」は相模湖に面した最初の小高い岡で、京都の「嵐山」の名前を模したとのことであるが、趣は全く違って、本当の山歩き、里山の趣である。
400m程ほどの小山であり、20分もかからず頂に到着。目の前に相模湖が広がっている。
この小山を乗り越えて、一旦鼠坂(ネン坂)の集落に出て、再び山歩き。駅から約3時間かけ、石老山中腹にある「石老山・顕教寺」に到着する。
このお寺に来るまでも、又この先も参道の両側には巨石、巨岩が至る場所にあり、石の表面は苔むし、この山の名前「石老」の如しである。
顕教寺の梵鐘を思い切り2回撞ち、ここから30分程登ったところに開けた「融合見晴台」があり、丁度お昼、眼下の相模湖を眺めながら昼食とする。
昼食後更に40分ほど歩き、漸く今日のピークである「石老山」山頂694mに到達する。
ここからは相模湖は見えないが、その反対側の丹沢山系が間の集落越しに今日はよく見える。
1500mを越える連山が雄大に見え、中でも最高峰の蛭が岳1673mは富士山のような均整の取れた山容で見目麗しい。
山頂で30分程休憩し、1時半、自然歩道に従い「篠原」へ向け下山する。
好天の日曜日なのに今日は登山者も少なく、このコースを下る人は誰もいない。又元の相模湖へ戻るようだ。
急坂に次ぐ急坂、殆ど直滑降に近い感じの山道を1時間で降り下り、「篠原」の集落に出たが、ここから駅までのバス便、今日は日・祭日運行とのことで、夕方の4時半まで出ていない。又、出たとしても途中の「やまなみ温泉」止まりで、そこで又藤野駅行きバスへ乗り換えなければならないとのこと。
ここで2時間を無駄にするのは意味がなく、約4キロの車道を「やまなみ温泉」まで歩く。
町営「やまなみ温泉」600円で小1時間ほど、疲れを癒し、5時半のバスにて中央線「藤野駅」まで出たが、今まで、この「藤野」は山梨県の駅かとばかり思っていたが、ここまでは神奈川県津久井郡の行政区画とのこと、今日始めて知った。
車道歩行分まで入れると今日の歩行は約15キロ。
天気も崩れず、一日好天で2回目の「歩道歩き」、バスの時刻表とか、車道をこれだけ歩くのなら、もう一つ先の石砂山を越えて、先のバス停まで行けばよかったか、等々、少しの反省はあるものの、まあ満足の行く山歩きだった。
来週は久し振りの百名山、2座登頂予定。又、その次の週は「タイ語検定試験」が控えていて、暫く「自然歩道」歩きは遠のくが、バス便、その他、段々に壺を得つつある。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
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JR中央線「相模湖」駅。
今日の「歩行歩き」はこの駅からスタートする。 -
駅を出て、4−5分のところにある「相模湖」。
朝まだ早い時間(8時半)なのか、出ている人は少ない。 -
「相模湖」は戦後の電気需要、工業用水等の多目的で神奈川県により建設された人造の湖。
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この「相模大橋」を渡り、対岸の山間部に出る。
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これから最初のピーク、「嵐山」に向う。
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「嵐山」山頂から眺める「相模湖」。
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この「嵐山」を越えた先が「鼠坂」(ねん坂)という集落で、今大麦の収穫を迎えている。
すずめか小鳥防止用のネットで覆われてる。 -
その隣りでは、これから梅雨にかけて田植えの始まる「稲代」作りが始まっている。
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里山では竹薮も多く見られ、昨日までの雨で成長した「雨後のたけのこ」。
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収穫する人も無く、「葱坊主」となっている「ネギ」
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老人施設、「相模湖病院」の前から、本格的な山歩きが始まる。
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山道(参道)に入ると、巨大な岩石が道を圧する。
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見事な「さざれ石」も多く見られる。
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歩くこと、30分、漸く「顕教寺」に到着する。
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頂上近くの「融合見晴台」。相模湖が眼下に小さく見える。
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相模湖駅から歩き始めて4時間半、漸く「石老山」山頂に到達する。
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山頂からは間の里山を越して、丹沢連連峰「蛭が岳」の秀麗な山が対座している。
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山頂にある「東海自然歩道」の掲示板。ここから「篠原」へ下っていく。
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藤野町立「やまなみ温泉」。寛ぎのひと時。露天から眺める、新緑の山並が遠くに見える。
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この旅行記へのコメント (16)
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- yotchanさん 2008/06/10 11:39:47
- 麦ー2
- そう云えば、麦踏って冬に行われるものですね。当然それ(麦)が春に収穫出来る為の事なんですね。
- ちゃおさん からの返信 2008/06/10 12:11:26
- RE: 麦ー2
よっちゃん、都会育ちの筈ですが、麦踏など良く知っていましたね。
そう、冬の間に麦踏すると、初夏に良く実った穂になるそうです。
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- yotchanさん 2008/06/07 12:05:18
- 細石
- 細石も、この前チャオさんに大山で教えていただいた小さかったもので無く、こんなに大きなものも有るんですね。正に、苔のむうすうまあーで・
ですね。
- ちゃおさん からの返信 2008/06/07 19:31:39
- RE: 細石
そうなんです、自然の不思議、造形の美ですね。日本の国歌どおりです。
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- yotchanさん 2008/06/02 23:27:59
- やまなみ温泉
- さぞ、ゆっくり寛げた事でしょう。
- ちゃおさん からの返信 2008/06/03 09:21:35
- RE: やまなみ温泉
そうですね。温泉は良いものですね。
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- yotchanさん 2008/06/02 23:24:15
- 巨石の数々
- 石老山の名の由来がわかるような気がしますね。
- ちゃおさん からの返信 2008/06/03 09:20:27
- RE: 巨石の数々
大きな岩、幾つもの「さざれ石」「さざれ岩」を見ているだけで、感動しますね。
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- yotchanさん 2008/06/02 23:20:46
- 石老山
- 石老山って、イシロウサン?、イロウサン?、イシロウヤマ?、正式には何て呼ぶのですか?
- ちゃおさん からの返信 2008/06/03 09:19:17
- RE: 石老山
- 僕もいい加減に呼んでいますが、正式には、「セキロウザン」と呼ぶと思います。音読みですね。
しかしそこは漢字の同字異音の良い所で、「イシロウサン」と呼んでも普通に通じますから、それ程問題はないと思います。但し、「イシロウヤマ」と言ったりすると、聞かれた方は目を白黒させるかも知れませんね。
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- yotchanさん 2008/06/02 23:06:16
- 大麦
- 大麦って春になるんですね。
- ちゃおさん からの返信 2008/06/07 19:30:29
- RE: 大麦
「麦秋」、と言って、如何にも秋に実るようですが、「麦秋」は春の季語です。麦は春実ります。
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- yotchanさん 2008/06/02 23:03:09
- 津久井湖
- 津久井湖は相模湖の上流に位置しているのでしょう。
- ちゃおさん からの返信 2008/06/03 09:15:09
- RE: 津久井湖
逆ですね。相模川は相模湖を源流とし、次に津久井湖、城山湖、と幾つかの人口湖を経て、茅ヶ崎辺りから相模灘に注がれます。
神奈川は厚木の酒向川とこの相模川、二つの大河があり、風向明媚ですね。
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- yotchanさん 2008/06/02 22:59:22
- 相模湖駅
- 相模湖駅ってこんなに新しく、モダンだったけあまり印象が残っていません。
- ちゃおさん からの返信 2008/06/03 09:11:36
- RE: 相模湖駅
日本が経済的に失われた10年と言われ続けていますが、気がつかない所で、多少の変化、改善はみられています。
相模湖駅も10年も行ってないとすれば、それなりに整備されてきていると思いますよ。
JRが民営化された一つの効果かも知れませんね。
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