±０！？【4日目-③タプロム】

2008/04/29 - 2008/04/29

★2008/4/26～2008/5/2★
～　学び多き旅ｉｎベトナム＆カンボジア…５泊７日　～


ちょっとーーーーーーーーーーーぉ！！！

サムアート（ガイド）！！
ヤル気出しなさーーーーーーーーーい！！！

私達より暑さに強いハズの『カンボジア人』なのに、
何でバテてんのさッ！！

ヾ(。｀３´。)ノ

サ『ちょっと休憩する？？』

最初は私達を気遣っているのかと思ったら
自分の為か！？（笑）

暑期は日中４３℃位になるらしいが
今朝雨が降ったせいもあって、今日は３５℃程。

日本で言えば『猛暑日』にあたり、私達にはカナリ暑いが
カンボジアで言えば、今日は涼しいほうらしい…。

それは良かった…
これ以上の暑さなんて考えたくない…

(-""-;)

んん？？待てよ…
いま涼しいって言った！？

だったらもっと、ヤル気出せーーーーーー！！！

ほら～
木の隙間から、仕事振りをチェックされてるよ！！（笑）

(★*^艸^*)


★☆★カンボジアVISAに関しては、コチラ↓↓★☆★
http://4travel.jp/traveler/punpun1181/album/10232096/


【旅行会社】e−very（阪急交通社）
【手配時期】０８年２月上旬
【燃料サーチャージ】￥２００００位
【レート】１＄＝￥１０５前後（ベトナムドン・カンボジアリエルは未使用）
【ホテル】ハノイ：ハノイ・デウー
http://www.hanoi-daewoohotel.com/index.php
シェムリアップ：アンコール・ハワード
http://www.angkorhoward.com/script/index.php
ホーチミン：オムニサイゴン
http://jp.saigon.marcopolohotels.com/SGN1364_ja/index.html

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス タクシー
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

■タ・ケウ■

お次は【タ・ケウ】へ！！

サ『特に見るとこナイから、写真だけ撮って！』

って、オイ！！！（笑）

■タ・ケウ■

10世紀末〜11世紀頃、
”ジャヤヴァルマン5世”によって造られた、
ヒンドゥー教寺院。

しかし王が亡くなった事により、未完のまま残された。

■タプロム■

お待ちかねの【タプロム】へ到着♪

森の中をひたすら歩く…

こんな所に、遺跡なんてあるのかな！？
と、少し心配になるほど。

でも途中から、ハイキング気分となり、
木漏れ日がなんとも気持ちイイ♪

ステキな音色が聞こえてきた〜と思ったら、
地雷で障害を負った方々の演奏だった。

カンボジアでは社会保障がない為、
観光地でのチップが貴重な収入源になるんだとか…

■タプロム■

ココでもとっても高い木が、
あちこちに乱立している。

樹齢は３００年をこえているというから、ビックリ！！

だって日本で樹齢何百年の木って、
もっとヨボヨボしてない！？

こもこちらの木は、いまだ現役バリバリ！！
といった感じで、生命力がみなぎっている♪

■タプロム■

ちなみに…
コレは”ゴムの木”らしい。

その為、ゴムの樹液をとった跡がある。

■タプロム■

サ『この橋を渡ると、遺跡に到着！』

やった〜！！

(；∀；)

１０分くらい歩いたダケで、
もう汗がスゴイ！！

。゜゜(´□｀A°゜。

■タプロム■

ムム！？

橋を渡ってすぐに、
早速遺跡の痕跡らしきものが…

なんか、メチャメチャ崩壊してるケド…

■タプロム■

１１８６年、【アンコールトム】でおなじみの、
”ジャヤヴァルマン7世”が、
母の冥福を祈って建造した霊廟寺院。

■タプロム■

サ『ちょっと休憩する？？』
私『イイねぇ〜♪』

午前中と言えども、かなりの暑さ…
ムリは禁物よねぇ〜

それにしても…この木も、太くて立派だなぁ！！

サ『この先、もっとスゴイ木がイッパイあるよ〜』
私『そぅなの？？ウキウキ♪』

(＾◇＾)〜♪

■タプロム■

おおッ！！お坊さん、発見！！

女性との接触は×！！とされているらしいが…
白人のセクシーな女の子の集団に声を掛けていた…。

(￣‥￣：)

サ『僕も３年間お坊さんやってたヨ！』

エエッ！！
サムアートの意外な過去が判明…（笑）

■タプロム■

ようやく重い腰を上げ、観光スタート！！

んん！？

こんな隙間にも、
木の根っこが入りこんでる！！

■タプロム■

オオッ！！

コレが噂の侵略者かぁーーー！！（笑）

■タプロム■

動かぬ証拠を発見！！
（↑週刊誌風）

塀が見事に、覆いつくされている…

この塀だって、１ｍ以上の高さがあるのに、
巨大な木の前では、オモチャのよう…

まるで”車止め”をまたぐ人みたい（笑）

■タプロム■

崩壊がスゴイ…

むしろ崩壊している建物の方が多いかも！？

回廊だったのかな？？

■タプロム■

絡みつく木がヘビのよう♪
なんて言われているらしいが…

私には、ラピュタの世界にしか見えない！！

ラピュタのモデルは【ベンメリア】！！
と言われているけどね。

■タプロム■

一見、
塔の隣に、ただ木が生えている…

■タプロム■

しかしよく見ると…

ココも木の根が、遺跡に張り付いている！！

■タプロム■

この内部も、いつの日か、
ガジュマルの根に侵略されるのかなぁ！？

どんな変貌を遂げているのか…
何十年後か、再訪してみたい。

生きた遺跡…と考えると、
より一層、楽しみが増す♪

■タプロム■

修復工事をされている方々。

お疲れ様でぇ〜す！！

（＾▽＾）/

遺跡の修復工事に関しては、
依然論議が続いている【タプロム】。

どうなるんだろう…！？

■タプロム■

かつては、
５０００人程の僧侶と踊り子が住んでいたらしい。

倒壊が激しい為、
現在でも内部を見ることがデキる祠堂は貴重なんだろうなぁ〜…

■タプロム■

もとは仏教寺院として建造されたが、
後に、ヒンドゥー教に改宗したんだとか…

その為、
仏教にまつわるレリーフは削りとられた。

見事にお顔が無くなっている…

■タプロム■

内部に入ると、
イッパイ穴が開いてるなぁ…

私『コレも、石を運ぶ為の穴？？』
サ『この穴は昔、サファイヤやルビー等の宝石が埋まってたんだけど、全部泥棒に盗まれちゃった…』

全部、宝石ーーーッ！？

当時は、ドレだけ絢爛豪華だったんだ…

タイムマシーンがあったら、絶対ココ来てるな…

ドラえも～～ん！！

■タプロム■

ガジュマルの一種『スポアン』という木で、
緑が多かったせいもあり、鳥が落とした種が、

塀の上で芽を出し、
幹はニョキニョキと空へ向かって大きく育ち、
根はニョキニョキと大地に向かって伸びていく…

だから、こんな不思議な光景になるんだとか…

■タプロム■

根っこというより…
流れ落ちる溶岩みたい。

それにしても、
この生命力には脱帽だ…

人間が造りだしたモノとは比較にならない、力強さ。

■タプロム■

ええっと…

瓦礫で、全然近づけないんですけど…

(-""-;)

どうしちゃったの？コレ…

大抵は、倒壊した瓦礫は別の場所にまとめて置いてあったりするんだけど…

ココは、本当に”そのまま”にしてあるんだぁ〜

でもこの感じ、実はお気に入り♪

■タプロム■

建物（？）の中を覗くと…
これまた、スゴイ状態…。

ココまで倒壊した状態を残している遺跡も、
珍しいかも…

イイもワルイも自然のまま…

いつの日か、全てが崩れ、
風化と共に自然にかえる…

その象徴と言える場所なのかもしれない。

■タプロム■

ヒンドゥー教に改宗された証『リンガ』。
ヒンドゥー教の破壊の神”シヴァ”のシンボル。

写真は、リンガ（男性器）と対となるヨーニ（女性器）の部分。

シヴァ神が、女性と性交をして現われたのがこの世界という事なんだとか…

■タプロム■

有名な写真スポット！！

オオッ！！
ガイドブックで見たよ、コレ！！

(o゜◇゜)ゝ

想像以上に大きく、根っこが太い！！

それにしても…
タコがニョロ〜ンと動いている様に見えるのは、
私だけ？？

■タプロム■

あれ！？
サムアートがいない！！

記念写真を撮ってくれた後、
そそくさと木陰で涼んでいたらしい…

サ『ちょっと、休憩…写真撮っててイイよ！』

ムム…確かに写真魔だから文句が言えない。

っていうか、他のガイドさん達は説明してるのに、
あんたは無いの！？

このイイ加減な感じ…嫌いじゃナイぞ♪（笑）

■タプロム■

サ『ココ、映画で使われたらしいよ…』

らしいよ…って（笑）

知ってるよぉー！
”トゥームレイダー”でしょ？？

予習で映画観たもん！

確かにこんなような所が、イッパイ出てたけど…
ココだったのかは覚えていない…

また復習で見なきゃ！！

■タプロム■

裏から見ると、こんな感じ…

表（一枚前の写真）から見た時は、
祠堂に寄りかかるように木が生えているのかと、
思っていたが、

裏から見ると、自力で立っているのがわかる！！

っていうか、
この木の根っこと丸太部分の境がわからない…

根っこが、溶けたチーズに似ている事から、
”チーズの木”とも呼ばれているらしい。
（サムアートはまた休憩中なので、他のガイドさんからの盗み聞き.笑）

■タプロム■

回廊のような所を歩いていると…

サ『アレ、わかる？？』
私『・・・？？』

なに？ナニ？？何なのよーーーーー！！！

ヾ(≧△≦)〃

■タプロム■

私『ああッ！！』

そんな所に、隠れてたのぉ～！！

■タプロム■

段々と口数が少なくなっていく、サムアート。

私『サムアート、疲れたの？？』
サ『だって暑いじゃん！！』
私『さっき、今日涼しいって言ってたじゃん！
　　しっかりしてよぉ〜ガイドなんだから！！』
サ『…エヘヘ』

ゆるッ！！

ヾ(≧∇≦)ノ

サ『涼しいトコ、行こう〜』

■タプロム■

壁にペッタリはりつく、サムアート。

サ『石が冷たくて、気持ちイイ～』

また休憩か？？（笑）

サ『この壁の前で胸を叩くと、音が響くんだよ』

ボォ～～～ン！！
本当だぁ！！サボってたワケじゃないのね（笑）

■タプロム■

木の重みで、
遺跡が押しつぶされそうになっている…

そりゃそうだよなぁ〜
こんな大木がドッカリ乗ってるは、
隙間に根っこが入り込んでくるは…

しかし、今となっては、
逆にこの木が、倒壊寸前の遺跡を支えている重要なモノになっているらしい…

その為、ムゲにこの木を伐採するワケにはいかないんだとか。

■タプロム■

真下から見上げてみると…
とてつもない、迫力ッ！！

かつてはたくさんの人々が生活し、
その後はコレらの木々が生命を育んできた。

おそらく人間が暮らしていた年月より、
この木が何百年とこの地を見守ってきた歴史の方が長いハズだ…

そういった意味では、
このまま自然にかえすのが、道理のような気がする…

■タプロム■

数々の大木を見た後では、ひよっこクラス♪

手前の木は、大きくなる前に…と、
伐採されたらしいが、
そんな事では、ヘコたれないらしい！

いまでも根っこは力強く成長しているんだとか…

生命の神秘だわぁ〜★

■タプロム■

遠めに見ると、
いかに大きいかが、わかる！！

【タプロム】は、東洋人には人気だが、
西洋人には、あまり人気がないらしい…

なんでだろう？？

（？＿？）

■タプロム■

すごいバランス感覚！！（笑）

今にも、
『メリッ！！』と、木が倒れてきそう…

σ(~〜~；)

あとどれくらい、
この光景をみる事がデキるのだろう。

何十年後か、
老後の余生に孫でも連れて、

再び訪れたい場所【タプロム】なのだった。

車に戻り、エアコンをMAXにッ！！

い、生きかえる〜♪

でも油断すると、急激な変化で頭が痛くなる…

(-""-;)

のどか〜な風景を、ボーッと楽しむ。

牛さん、発見♪

ベトナムでも思ったが、
こちらの牛さん、切なくなるくらい痩せている…

アバラが見える牛なんて、見たことがない！！

労働力なので、
日本の牛のように太っていないんだとか…

牛さん、お疲れ様で〜す！

■マダムサチコ■

”アンコールクッキー”で有名なお店へ！！

店内に入ると、
『いらっしゃいませぇ〜！！』
と威勢のイイ掛け声が…日本ノリなのね。

冷えたハス茶のサービスは、とっても嬉しい♪

入れ物がかわいかったので、
名産の胡椒を使った『黒胡椒クッキー』を購入！

珍しいなぁ〜と思って選んだが…
コレ…意外と美味しい♪

＄５とちょっとお高めだが、オススメ！！

お次は、ランチへ！！

ε＝ヽ(‘ ▽‘)ノ

シェムリアップの中心地、
オールドマーケットの近くまで、初めて来た♪

■木房子餐庁■

ココでの食事も、ツアー代金に組み込まれている。

バズのガイドブックにも載っていた中華料理屋。

■木房子餐庁■

ええっと…

お客さんが、誰もいないんですけど…

(; -ｙ-)

■木房子餐庁■

マーボー茄子

■木房子餐庁■

チンジャオロース

■木房子餐庁■

クウシンサイの炒め物。

ニンニクを発見したので…私はゴメンなさい。

■木房子餐庁■

スープ。

餃子なども出てきました。

■オールドマーケット■

ホテルがかなり離れており
なかなかココまで来れないため

お水を大量に買い込み
ホテルへ戻ってしばし休憩…zzz

この旅行記へのコメント （2）

• むんさん 2008/06/14 16:05:48

  タプロム＆ガイドさん！

  ぷんぷんさん、こんにちは！
  
  タプロム〜スゴイところですね〜！
  遺跡を覆い尽くす木々！
  その光景に、その月日の流れと木々のたくましい生命力を
  とても感じますね〜。
  
  そして、ガイドのサムアートさんの憎めないキャラ！
  いいですね〜。
  

  ぷんぷんさん からの返信 2008/06/15 21:58:51

  RE: タプロム＆ガイドさん！

  むんさん、こんばんは！！
  
  > その光景に、その月日の流れと木々のたくましい生命力を
  > とても感じますね〜。
  
  そうなんですよぉ〜！！
  言葉ではウマく表現デキなかったんですが…
  少しでも伝わって頂けると、嬉しいです。
  
  
  > そして、ガイドのサムアートさんの憎めないキャラ！
  > いいですね〜。
  
  賛否がかなり分かれるガイドだと思いますが、
  私達にはピッタリでした♪
  
  いつか彼が日本に来た時、
  今度は私達が案内できれば…と思っています★
  
  ありがとうございました！