2008/05/25 - 2008/05/25
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しんちゃんさん
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日光街道は江戸から宇都宮を経て日光へ、宇都宮から白河へは奥州街道といいます。白河から仙台を仙台道、仙台から函館までを松前道といいます。喜連川宿場町は江戸から20番目の町でした。ほとんどたいらな関東平野から山道に差しかかるのが「弥五郎坂」と言われる、喜連川町への経路です。峠を越えると、貴重な、さくら市早乙女黒羽に500mの古道が江戸時代そのままに残っています。忘れられた道です。雨の降る中、カメラをタオルに包んでの決死の写真撮り!
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国道293号線から旧道へ入り緩やかな坂路を登り初めると、右側に道標が続きます。「奥州街道」と「早乙女坂古戦」の道標があります。
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「松尾弥五朗博恒之墳墓」石塔。説明版からです。【古戦場 天文十八年(一五四九)、那須氏、喜連川塩谷氏五00余騎と宇都宮尚綱率いる宇都宮軍ニ000余騎とが戦った古戦場で、激戦の末宇都宮軍は喜連川軍の鮎瀬弥五朗実光に背後から大将の尚綱が射たれ退散したといわれています】
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大谷石の階段を登り切ると孟宗だけのお出迎え。「孟宗竹」です。おやじぎゃくだ!
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説明版からです。【早乙女坂古戦場の跡 早乙女坂は、下野国の北部(塩谷・那須)と中央部の接点にあり、戦国時代に、下野一円の領国経営を望む宇都宮氏にとって、早乙女坂を抜き喜連川を治めることは、北部支配への橋頭ほ(堡)を確保する上で最も重要な課題であった。このため、早乙女坂をめぐる攻防は幾度かくりかえされたが、その中でも、天文十八年(一五四九)の戦いは、宇都宮軍の大将尚綱が喜連川の助っ人、鮎ヶ瀬弥五郎(左衛門尉)に射殺されるという大激戦であった。弥五郎の働きによって、喜連川城下のピンチが救われたため、喜連川領民は万こう(腔)の感謝を込めて早乙女坂を、弥五郎坂と呼ぶようになった。今、この地には、宇都宮尚綱のものと言われる供養等が建ち、古戦場の跡を示している】
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「早乙女坂古戦場の跡」からニ町(ちょう)ほど進むと・・・しんちゃんも江戸時代になった!・・・近代的な長屋の建物があります。さくら市内で温泉が湧き出る場所の一つです。「早乙女温泉」しんちゃんお気に入りの温泉の一つです。内湯のみですが、午前・午後温泉の色が変わるそうです。
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奥州街道、弥五郎坂(早乙女坂)の峠を越え、貴重な旧道との分岐点。
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旧道の峠をやや下った所にある道標。手前「早乙女坂古戦場」右「奥州街道」先は「河東碧梧桐の句碑」
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さくら市早乙女黒羽にある「奥州街道」500mの古道の始まりです。
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杉林が続き雑草がうっそうと茂っています。道は雨でぬれていますが、真中だけ砂利道で歩くことが出来るようになっていました。
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江戸時代は杉林でなく、落葉樹と茶店なんかあったのかな?奥州街道記念物として、市で周りを買い取り、綺麗に整備して、熊野古道に対抗すれば温泉客も少しは増えるかも知れません。
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「渡世人(とせいにん)」が、三度笠に合羽(かっぱ)を羽織ったスタイルで往き来したのでしょうか?東北地方の大名が「参勤交代」行き来した街道です。
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舗装された奥州街道を下りかけると、左側に説明版があります。説明版からです。【碧梧桐(へきごとう)句碑 「阪を下りて左右に藪あり栗おつる」碧梧桐は正岡子規門下の秀才で俳句界で活躍した人で知られています。この句は弥五郎坂を越え、喜連川を一望に荒川の清流を眼下にする大桜の下に一休みした時の作です】
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阪を下りて左右に藪あり栗おつる」
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昭和16年の石碑、解読は後日へ・・・
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古道「奥州街道」喜連川側に廻りました。
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新緑の中に白い花を咲かせる、ヤブデマリ(藪手鞠)がありました。
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まるで、造花のように白く、凹凸があり、奇麗でした。
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ヤブデマリ(藪手鞠)の拡大です。「実は造花です」と言われても信じてしまうくらい、芸術的な花びらでした。多分このデザインと形はどこかで利用されているに違いありません。
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これで、一枚の花びらです。雨のせいで命短く、落ちてしまいました。
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うしろを振り返り、弥五郎坂を喜連川へ下りてきた風景です。
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「延長 六一ニメートル 最大道幅四メートル 平成十七年ニ月日指定 さくら市教育委員会」さて、さくら市ホームページに載っている500mとここの612mは解釈の違いか量り間違いか?謎は残りました・・・
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旧奥州街道、古道の南側の孟宗竹“筍”
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雨が少々止み、高原山連山が見えてきました。
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古道「奥州街道」沿いに黒羽沢が流れており、治山治水のダムがありました。
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愛宕神社
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愛宕神社わきの孟宗竹林
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愛宕神社
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愛宕神社ですが廻りにはお墓がたくさんありました。
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愛宕神社はお寺かも知れません。六地蔵も入り口にありました。?へ続きますが、編集はいつになるかな?
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