バングラデシュ・黄金のベンガル紀行2008　～Chapter3 コックスバザールの絶景ビーチ篇～

2008/04/25 - 2008/04/26

お昼頃までリキシャでミャンマー寺院や魚市場を回り、夕方からCNGで世界最長の海岸線を一望できるヒムチョリに出かけました。最後に、バングラデシュ人観光客で溢れかえるビーチでベンガル湾に沈む夕日を眺め、これが本当に素晴らしかったです。フジテレビの｢世界の絶景100選｣にノミネートされてもいい場所です。(笑)

コックスバザールはとってもいい所だったので、ゆーっくりのーんびり沈没したかったです。もっと時間があれば、さらに南にあるバングラ唯一の珊瑚礁の島・セントマーティン島でシュノーケルもしてみたかったなぁ…。(涙)

時間がないリーマンパッカーの悲しい性かな、駆け足のコックスバザール小旅行ではありましたが、本当に素晴らしいひとときを過ごす事ができました。(^-^)コックスバザールを薦めてくれたマフブブさん、ドンノバッド（ベンガル語でありがとう）！！

エリア その他の都市(バングラデシュ)

• 交通手段: 自転車
• 航空会社: タイ国際航空

空港近郊の魚市場へ。左にいるのはバルミスマーケットからここまで連れてきてくれたリキシャのお兄さん。復路も再びお世話になりました。(^^)

バングラデシュ初の港。小さな魚が沢山水揚げされていました。

いろんな種類の魚が並べられ、威勢の良い掛け声が響いていました。じつは私の後ろには、外国人に興味津々な子供達が5、6人ゾロゾロとついてきてました…。

カツオのたたきにすると美味しいかな？？

続々と魚を積んだ船が港に集まってきます。

船からの水揚げは全てマンパワーです。

小魚を仕分けする人々。ベトナム・ホイアンとは正反対で、港では女性の姿が珍しかったです。

いったんホテルに戻ってしばし休憩。プールではズボンやサリーを着たまま泳ぐバングラ・セレブ達の姿が。厳格なムスリム国・バングラでは水着で泳ぐという発想がないみたい。

休憩後、CNGでヒムチョリ展望台へ。まずはその前に、給油タイム。

コックスバザール中心部からヒムチョリまで30分ほど。海岸沿いのドライブは爽快です！！

展望台入り口に到着。

急な階段を10分ほど登れば、展望台に辿り着きます。しかし後ろから物乞いの子供がやってきて執拗なバクシーシ攻撃開始！！追い払っても展望台に着いてもなかなか離れず、タイトなマンマークに苦しめられました…(*_*)
ここまでしつこいと、早めに数タカ渡して引き上げさせた方が良かったか…？？バングラは、物乞いの子供が鬼門だな…(激汗)

キッツいマークに耐えながらも、頂上に到着！！しかしまとわり付いていた子供のせいで、この見晴らしのようには、僕の心はなかなか晴れませんでした…。(;_;)

遙か遠くの波打ち際を眺めて、しばしブロークン・ハートを癒す。。。(爆)

この一輪のハイビスカスで、いらいらした心もようやく落ち着いてきたかな…？

夕暮れも近いし、夕焼けを見にコックスバザール中心部まで引き揚げるか。

帰る途中、CNGのお兄さんが滝のある場所に立ち止まりました。断崖絶壁から落差30m程の滝が流れ落ち、地元の人達の生活用水になっていました。

穏やかな波打ち際の手前に、ぽつぽつと船と民家が点在しています。

コックス中心部まで戻ってきました。ドライバーさん、お世話になりました！

だいぶ陽が傾いてきましたが、多くの人々がビーチへと向かっています。

砂浜を歩く女性達。

ずらーっと一列に並ぶビーチパラソル。

ビーチでは、フィルムカメラをぶら下げた写真屋さんをちらほら見かけます。こっちが逆激写してしまいました！(爆)

夕焼けタイムになってきました！！

砂浜に鏡の如く映し出された夕陽が、とっても綺麗！！

コックスバザールに来れて、良かった！！！

服を着たまま波と戯れる人々。こんな絶景なのに、外国人ツーリストは他にだーれもいません。(笑)

夕焼け写真を撮っていると、周りのバングラ人観光客から、「俺も撮って！撮って！」と声を掛けられます。しょうがないので撮ってあげていると、デジカメバッテリーが切れそうに…。(^^;;でも何とか宿に帰るまでもってくれたのでよかったです…。

綺麗な夕焼けの時間は、あっという間に過ぎていきました…。太陽が沈んでから、しばらくビーチパラソルのシートに横になり、心地よい海風に吹かれていました。あぁ、至福の時間……！！

シートでくつろいでいると、通りすがりのバングラ人に話しかけられ、コーヒーや貝殻のアクセサリーを子供達が売りにやって来ます。日が暮れても、遅くまで売り歩いていました。

このターニャという女の子から、貝殻ネックレスを買いました。すごく嬉しそうで、買った後も目の前を通り過ぎるたび、ニコニコ笑顔でした。(^^)
だいぶん暗くなってきたので、リキシャで宿に戻ることに…。でも、リキシャに乗るまでこの子は付いてきてくれました。
「明日もまた来てくれるの？」
「うん…。」
こちらも手を振ってお別れ。
明日はダッカなんだけど、この子に来ないとは言えませんでした…。
旅って出会いも多いけど、別れも切ない………。