バングラデシュ・黄金のベンガル紀行2008　～Chapter2 ミャンマー文化に彩られたコックスバザール篇～

2008/04/25 - 2008/04/25

朝5時に宿をチェックアウトし、CNGで空港へ。早朝は全然車が少なく、白昼の喧騒がウソのよう。30分で空港に到着。バングラ版ユナイテッド航空でコックスバザール1泊2日の小旅行へ。

当初、ダッカから遠く、またロケットスティーマーの川旅とは逆方向になるコックスバザールは時間の都合上旅のルートに入れていなかったのですが、JICAボランティアで知り合ったバングラデシュ人の友人に強く勧められ、駆け足ですが飛行機で周る事にしました。

コックスバザールはミャンマー国境にも近い、世界最長のビーチ（約120km）があるバングラ随一のリゾート地であり、バングラの人達にとって、ハネムーンのメッカでもあります。ここはバングラ一の観光地でありながらも時間がゆったりと流れるのどかな町で、ダッカの荒波に晒されてきた身にとっては(笑)、めっちゃほっこりできる場所でした！！

ミャンマーとの国境に近いのでミャンマー風の仏教寺院が点在し、マーケットではロンジー（巻きスカート）やタナカ（女性・子供が顔に塗るUVカットのお化粧）などミャンマー製品が売られています。ミャンマー文化が色濃く残る地域だから町の雰囲気も穏やかなのかな？？(^^)

エリア その他の都市(バングラデシュ)

ジア空港・国内線ターミナル。

ユナイテッド航空(笑)チェックインカウンター。ユナイテッド航空のほかに、GMG航空やベンガル航空、ビーマンバングラデシュ航空が国内線を飛ばしています。UAやGMGの飛行機は新しく、時間の遅れも少ないようです。老舗ビーマンは老朽化が進み、遅延もよく起こるらしい…。(^^;

お腹が空いたので、空港の売店でドイ（バングラ風ヨーグルト）を食べました。スリランカのヨーグルトみたく土器に入ってて、コクがあって甘くって美味しい！！

緊張の搭乗の時間がやってまいりました…。琉球エアコミューターみたいなプロペラ機です。(笑)これから、チッタゴンを経由してコックスバザールまで1時間半の空の旅です。

離陸後しばらくして、軽食が出されました。サンドイッチ、バナナ等にジュースが付きます。

ダッカを発って50分後、チッタゴンに到着。滑走路と、行儀よく一列に並ぶタンカー。

8:30、無事にコックスバザール空港に到着しました。ユナイテッド航空は全然安全でした。(笑)

フィリピンのプエルトプリンセサ空港のようにベルトコンベアはなく、青空の下で各自で荷物を取り出します。(^^)

本日宿泊予定の宿は、ここ、ホテルサイモン。
看板サビ付いてるけど、大丈夫かなぁ〜？？(^^;;;

リキシャで、ホテルサイモンへGO!!
空港−町の中心を結ぶ通りには車は殆ど通っていなく、クラクションの代わりにリキシャの｢チリンチリン！｣という鐘の音が響いていました。なんとのどかなんだろう〜！ディープなダッカから一転、癒されました。(笑)

通り沿いの刃物屋さん。最近無差別殺傷事件の相次ぐわが国ではあり得ない光景です。。。

燃料に使う薪？？

お米を買うために並ぶ人々。昨年11月の大型サイクロン｢シドル｣の来襲で国産米が不作に終わり米価格が高騰したため、バングラデシュ政府が安い値段でお米を販売しているそうです。地方の至るところで米行列の光景を見かけました。日本以上に、物価上昇が市民生活に大きく影響しているようです…。

ヘンナ・クリームの看板。バングラもイスラム国だから、アラブのイスラム諸国と同様にヘンナが流行ってるんですね。

ホテルサイモン到着！じつは、プール付きの超リゾートホテルでした！錆び付いてるのは空港にある看板だけでした。。。(笑)

ホテルサイモン・スイートルーム（Non A/C）、975TK。広々としてとても清潔だし、TVも冷蔵庫も付いて、約1500円。素晴らしすぎます！！

リキシャでミャンマー仏教寺院・アガメダ寺院へ。

寺院入り口でサンダルを脱ぐと、お寺に住む少年がなれた口調で英語でお寺を案内して行きます。頼んでもないのに記念写真まで撮ってくれます。(汗)
少年はミャンマー系ラカイン人ではなくベンガル人で、最後にはしっかりチップをねだってきました…。(^^;

プラネット・パゴダ。バングラにありながら、近未来的なネーミングがめっちゃCOOL!!(^^)

宇宙につながるパゴダです？！

この寺院の中にはリクライニング・ブッダや聖水を湛えたブッダのフットスタンプがあり、ミャンマー系のおばさんが参拝をしていました。でも仏像やブッダの足跡は撮影NGでした…。

寺院から歩いて5分、大きな通り沿いにバルミス（ビルマの）マーケットがあります。最初は青空市をイメージしてたけど、複数の3〜4階建ての建物の中に店舗が入ったデパート的なものだったので、ちょっと残念…。

タナカを塗ったお店の人達。ミャンマー製のロンジーやタナカを売っています。ちなみにコックスバザールでは男性のロンジー着用率は約30％。ミャンマーやスリランカほどではないです。(笑)

この中に、タナカの木片が入ってます。1個20TK。左のタナカケースには、ナゼかミャンマーのお札がプリントされてます(笑)。ミャンマーチャット、懐かしいな〜。

干し魚屋さん。壁一面に干し魚、屋根から吊るした干し魚、テーブルの上には干しエビ…。干物に囲まれてます。(笑)

バングラでも『KY』発見！！！私は日常会話でKYなぞ使ったこともないが…(爆)

バングラでも『アイドリング ストップ宣言』！！！ダッカと違ってコックスバザールではエコライフが進行中？！

果物屋さんの前を通りかかると、ハロー！と声を掛けられました。赤シャツのお兄さん、写真を撮って撮ってとお願いした後、いきなり友人に頬ずりし始めました…。(^^;バングラの人は陽気で、写真好きです。

この旅行記へのコメント （3）

• 風神さん 2008/05/18 13:51:10

  マルオさん、はじめまして・・・

  風神です、よろしくお願いします。
  
  私もかつてバングラに行きました。なのでマルオさんのブログ読んで懐かしさ感じました。
  今度行くならコックスバザールとか南の方と思っています。
  
  続き期待していますが、続編ありますか？
  

  マルオさん からの返信 2008/05/18 22:31:33

  風神さん、はじめまして。

  風神さん、はじめまして。マルオです。
  コメントをどうもありがとうございました！
  
  > 私もかつてバングラに行きました。なのでマルオさんのブログ読んで懐かしさ感じました。
  
  風神さんのバングラ旅行記も拝見させていただきましたが、
  やっぱりバングラの田舎って素朴でいいですよね！！
  僕も旅の後半にプティアに行きました。
  
  > 続き期待していますが、続編ありますか？
  
  現在コツコツと旅行記を書き続けていますが、全部で8,9章くらいに
  なりそうです…。(写真を載せすぎ…？笑)
  まだ半分も書ききれていない状態ですので(^^;;、気長にお待ちください。
  今後とも、よろしくお願いいたします。m(_ _)m
  

  風神さん からの返信 2008/05/18 22:39:29

  早速、返信ありがとうございます。

  > まだ半分も書ききれていない状態ですので(^^;;、気長にお待ちください。
  はい、楽しみにお待ちしています。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　風神