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「明石公園」(あかしこうえん)は 喜春城(きはるじょう)、錦江城(きんこうじょう)と呼ばれた明石城跡の中堀の内側に造られている。<br />明石城跡は小笠原 忠真(おがさわら ただざね1596−1667年)が1619年に築城したもの。キリシタン大名、高山 右近(たかやま うこん1522−1615年)が豊臣秀吉(1536−1598年)の命で1585年に高槻藩主3万石から明石藩主6万石に栄転し約2年城主を務めたが、このときの城は明石市船上町にあった船上城で明石城築城後に廃城となった。明石公園に現存するのは船上城の遺構と伝えられる東側の巽櫓(たつみやぐら)と伏見城の遺構と伝えられる西側の坤櫓(ひつじさるやぐら)の2つで国の重要文化財に指定されている。 <br />公園内には、野球場、陸上競技場、競輪場などの施設があり、市民・県民の憩いの場になっている。<br />明石公園の周辺には東経135度・日本標準時子午線上に1960年に建造された明石のシンボル「明石市立天文科学館」(あかししりつてんもんかがくかん)、明石城築城の時に「明石市立天文科学館」裏の高台に移築された「月照寺」(げっしょうじ)「柿本神社」(かきもとじんじゃ)一の谷の合戦後、敗れた平家の平 忠度(たいら の ただのり1144−1184年) が源氏に討たれた「両馬川合戦跡」(りょうまがわかっせんあと)など見所は多い。<br />(写真は明石のシンボル「明石市立天文科学館」)<br />

日本の旅 関西を歩く 明石城跡周辺

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2008/04/21 - 2008/04/21

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さすらいおじさん

さすらいおじさんさん

「明石公園」(あかしこうえん)は 喜春城(きはるじょう)、錦江城(きんこうじょう)と呼ばれた明石城跡の中堀の内側に造られている。
明石城跡は小笠原 忠真(おがさわら ただざね1596−1667年)が1619年に築城したもの。キリシタン大名、高山 右近(たかやま うこん1522−1615年)が豊臣秀吉(1536−1598年)の命で1585年に高槻藩主3万石から明石藩主6万石に栄転し約2年城主を務めたが、このときの城は明石市船上町にあった船上城で明石城築城後に廃城となった。明石公園に現存するのは船上城の遺構と伝えられる東側の巽櫓(たつみやぐら)と伏見城の遺構と伝えられる西側の坤櫓(ひつじさるやぐら)の2つで国の重要文化財に指定されている。 
公園内には、野球場、陸上競技場、競輪場などの施設があり、市民・県民の憩いの場になっている。
明石公園の周辺には東経135度・日本標準時子午線上に1960年に建造された明石のシンボル「明石市立天文科学館」(あかししりつてんもんかがくかん)、明石城築城の時に「明石市立天文科学館」裏の高台に移築された「月照寺」(げっしょうじ)「柿本神社」(かきもとじんじゃ)一の谷の合戦後、敗れた平家の平 忠度(たいら の ただのり1144−1184年) が源氏に討たれた「両馬川合戦跡」(りょうまがわかっせんあと)など見所は多い。
(写真は明石のシンボル「明石市立天文科学館」)

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  • 明石城跡の堀の光景。<br />

    明石城跡の堀の光景。

  • 明石城跡の堀の光景。<br />

    明石城跡の堀の光景。

  • 伏見城の遺構と伝えられる西側の坤櫓(ひつじさるやぐら)。<br />

    伏見城の遺構と伝えられる西側の坤櫓(ひつじさるやぐら)。

  • 明石城跡の堀の光景。<br />

    明石城跡の堀の光景。

  • 明石公園の光景。<br />

    明石公園の光景。

  • 坤櫓(ひつじさるやぐら)。<br />

    坤櫓(ひつじさるやぐら)。

  • 明石公園の光景。<br />

    明石公園の光景。

  • 明石公園の日時計と坤櫓(ひつじさるやぐら)。<br />

    明石公園の日時計と坤櫓(ひつじさるやぐら)。

  • 明石公園の光景。<br />

    明石公園の光景。

  • 明石城跡の石垣。<br />

    明石城跡の石垣。

  • 船上城の遺構と伝えられる東側の巽櫓(たつみやぐら)。<br />

    船上城の遺構と伝えられる東側の巽櫓(たつみやぐら)。

  • 明石城跡の石垣。<br /><br />

    明石城跡の石垣。

  • 巽櫓(たつみやぐら)。<br />

    巽櫓(たつみやぐら)。

  • 明石城跡展望台から見る公園と市街。

    明石城跡展望台から見る公園と市街。

  • 明石城跡展望台から見る公園と市街。<br /> 

    明石城跡展望台から見る公園と市街。
     

  • 明石城跡展望台から見る野球場。<br />

    明石城跡展望台から見る野球場。

  • 明石市立文化博物館。<br />

    明石市立文化博物館。

  • 明石上ノ丸教会。<br />

    明石上ノ丸教会。

  • 明石上ノ丸教会の桜。<br />

    明石上ノ丸教会の桜。

  • 妙見社。<br />

    妙見社。

  • 妙見社。<br />

    妙見社。

  • 宮本武蔵作といわれる本松寺の庭園。<br />

    宮本武蔵作といわれる本松寺の庭園。

  • 本松寺。<br />

    本松寺。

  • 月照寺(げっしょうじ)の庭園。<br />

    月照寺(げっしょうじ)の庭園。

  • 月照寺(げっしょうじ)。弘法大師が建立したといわれる。明石城の本丸の場所にあったものを築城の時に柿本神社といっしょに「明石市立天文科学館」裏の高台に移築された。赤穂浪士も討ち入り前に祈願のために参拝したそうだ。<br />

    月照寺(げっしょうじ)。弘法大師が建立したといわれる。明石城の本丸の場所にあったものを築城の時に柿本神社といっしょに「明石市立天文科学館」裏の高台に移築された。赤穂浪士も討ち入り前に祈願のために参拝したそうだ。

  • 月照寺(げっしょうじ)から見る「明石市立天文科学館」。<br />

    月照寺(げっしょうじ)から見る「明石市立天文科学館」。

  • 「明石市立天文科学館」裏にある東経135度・日本標準時子午線を示す子午線表示柱。<br />

    「明石市立天文科学館」裏にある東経135度・日本標準時子午線を示す子午線表示柱。

  • 「明石市立天文科学館」裏にある松尾芭蕉(1944−1694年)の「蛸壺や はかなき夢を 夏の月」 の句碑。<br />

    「明石市立天文科学館」裏にある松尾芭蕉(1944−1694年)の「蛸壺や はかなき夢を 夏の月」 の句碑。

  • 「柿本神社」(かきもとじんじゃ)。 柿本人麻呂を祀る神社で。 柿本人麻呂は万葉集に「あまさかる ひなのながぢゆ 恋ひくれば 明石の門より やまとしまみゆ」と詠み明石海峡を西へ去る際に都から離れる寂しさをあらわしている。<br />

    「柿本神社」(かきもとじんじゃ)。 柿本人麻呂を祀る神社で。 柿本人麻呂は万葉集に「あまさかる ひなのながぢゆ 恋ひくれば 明石の門より やまとしまみゆ」と詠み明石海峡を西へ去る際に都から離れる寂しさをあらわしている。

  • 明石市立天文科学館」裏の展望台から見る明石海峡大橋。<br />

    明石市立天文科学館」裏の展望台から見る明石海峡大橋。

  • 「亀の水」(かめのみず)。 柿本神社の参道沿いにある。江戸時代・1719年以前から名水として知られ、現在も飲料用水として市内各地から汲みに来る人がある。<br />

    「亀の水」(かめのみず)。 柿本神社の参道沿いにある。江戸時代・1719年以前から名水として知られ、現在も飲料用水として市内各地から汲みに来る人がある。

  • 「亀の水」(かめのみず)の説明。 

    「亀の水」(かめのみず)の説明。 

  • 「明石市立天文科学館」。<br />

    「明石市立天文科学館」。

  • 「明石市立天文科学館」。<br />

    「明石市立天文科学館」。

  • 両馬川合戦跡(りょうまがわかっせんあと)は一の谷の合戦後、敗れた平家の平 忠度(たいら の ただのり1144−1184年)は源氏に紛れて西へ落ち延びようとしたが見つかり、源氏の岡部忠澄に討たれた。<br /> 忠度と忠澄が戦った川が両馬川で現在は埋め立てられた。近くに忠度の墓と伝えられる「忠度塚」がある。<br />

    両馬川合戦跡(りょうまがわかっせんあと)は一の谷の合戦後、敗れた平家の平 忠度(たいら の ただのり1144−1184年)は源氏に紛れて西へ落ち延びようとしたが見つかり、源氏の岡部忠澄に討たれた。
     忠度と忠澄が戦った川が両馬川で現在は埋め立てられた。近くに忠度の墓と伝えられる「忠度塚」がある。

  • 忠度の墓と伝えられる「忠度塚」。<br />

    忠度の墓と伝えられる「忠度塚」。

  • 「長寿院」(ちょうじゅいん)の参道。明石藩主松平家の9代直明から15代斉宜まで葬られている菩提所で境内からは「明石市立天文科学館」の時計台が良く見える。<br /><br />

    「長寿院」(ちょうじゅいん)の参道。明石藩主松平家の9代直明から15代斉宜まで葬られている菩提所で境内からは「明石市立天文科学館」の時計台が良く見える。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • スーポンドイツさん 2008/05/09 08:12:43
    こんにちは
    さすらいおじさんさん

    青空に天文科学館が映えますね。子供が小さい頃に連れて行って以来です。地震の時刻に止まったままだった大時計は今近隣の大学に置かれていますよ。


    「亀の水」もよく見つけられたこと!みなさん行列してポリタンクに入れて持って帰られます。

    近くなのに知らないことばかりでした。

    青森旅行記にもご訪問いただき有難うございました。
    スーポンドイツ

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2008/05/09 18:34:44
    RE: こんにちは
    スーポンドイツさん

    明石をごらんいただきコメントをありがとうございます。

    >青空に天文科学館が映えますね。子供が小さい頃に連れて行って以来です。地震の時刻に止まったままだった大時計は今近隣の大学に置かれていますよ。

    この日は天気に恵まれました。私も明石をゆっくり歩いたのは10年ぶりくらいです。大時計は保存されているのですね。知りませんでした。
    明石は歴史的遺産も多くて歩くと「亀の水」など新発見があって楽しかったです。
    青森旅行記は懐かしく拝見しました。


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