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3/3(月) 晴れ。<br /><br />「どうしちゃったんだろう・・」というくらい、連日朝から青空が広がっている。 <br /> 霧が湧かないサンフランシスコ周辺では、それだけで異常気象と思うのは、勘ぐりすぎだろうか・・。<br /><br /> しかも肌寒いのは朝だけで、am10:00を過ぎたくらいから、ポカポカ陽気になり、日中は車に冷房を入れたくなるほど暑い日が続いている。 <br /><br /> モーテル6のすぐ脇を走るR880号線に乗り北を目指した。<br /> R92号線として西から合流するサンマテオ橋の先で、R580号線へ向かうバイパスのようなR238号線で東へ走り、カストロ・ヴァレー(CASTRO VALLEY)でフリーウエイを降りた。 <br /><br /> カストロ・ヴァレーから北へ向かうブルーハイウエイ(一般道)を走ると、細長い緑地帯と湖に沿う道になる。このエリアは、地図上ではオークランド(Oakland)の東に広がるAnthony Chabot Regional Parkと記されている。 <br /><br /> 分からない単語「Regional」を電子辞書で検索すると、「特定」のとか、「地域限定」とある。 <br /> つまり、国立公園→国定記念物→州立公園→郡立公園→の下に位置する公園で、レクレーション・エリアと同等かその少し上といった所だろうか・・。 <br /><br /> ネットで検索してみると、アンソニー・シャボー公園内には、乗馬に射撃場、ボートに釣り、2つのゴルフ場にスイミングスクール、子供演劇や結婚式に使えるバンケットルームまであり、1600kmを超えるトレイルが整備され、2082ヵ所にピクニック・テーブルもあるそうだ。 <br /><br /> 気になるのは、ブロードウエイで上演され、後に映画化(原題『Portrait in Black』)された、サンフランシスコ海運業界のボスとして君臨した、アンソニー・キャボットと関係があるのだろうか・・。 <br /><br /> 平日なので、がら空きの公園ですれ違ったのは、マウンテンバイクで走り去った2人組みだけだった。 <br /> ここでも緑の中に1本、ポツンと咲いた桜が印象的だった。 <br /><br /> Pinehurst RdからSt.Mary&#39;s Rdに出たかったが、分岐点を見逃してしまい坂を下ってサンフランシスコ湾寄りに走る13号線に出てしまった。 <br /><br /> その途中で見えた景色が素晴らしかったので、Uターンして坂道を上り駐車場に車を止めて彼方を眺めると、サンフランシスコ湾の向こうにサンフランシスコのダウンタウンが遠望できた。 <br /> 市の観光名所でもある&quot;コイトタワー&quot;が、はっきりと視認でき、ある意味景勝の地と言えよう。 <br /><br /> 次なる目的地は、R13号線からR24号線に乗り換えて東に向かい、R680号線を南下した左側に聳える、ディアボロ山(MT.DIABLO)。 <br /> 聳えるといっても3849フィート(約1173m)だから、それほど高く感じないかも知れないが、付近に高い山がない独立峰で、頂上からの眺めは素晴らしく、360度遙か彼方まで見渡せる。 <br /><br /> この日は、サンフランシスコ湾とそのデルタ地帯に、湾に注ぐサクラメント川に緑の大地くらいだったが、冬の嵐が過ぎ去った翌朝訪れると、空気が澄み渡り今日の倍以上遠くの景色が浮かび上がり、最高だそうである。 <br /><br /> 北はセントヘレナ島の海岸やカスケード山脈に位置するラッセン火山、東はセントラル・ヴァレーの向こうにシエラネバダ山脈まで見渡せるそうだが、サンフランシスコに住んでいるなら、是非ともそんな日を狙って、この山に登りたいと思った。 <br /><br /> サンフランシスコ在住の日本人の何割がココを訪れたことがあり、そのまた何割が最高瞬間の景色を見たことがあるのだろうか・・。 <br /> まだ訪れたことがない人は、とりあえず晴天の日に行くことをお奨めする。 <br /><br /> ディアボロ山は、山全体が州立公園になっていて、R680号線をDANVILLEで降りて、DIABLO RDを進むと一本道で山頂まで案内してくれる。 <br /> 帰りは、公園内で唯一あったT字路で右折して、NORTH GATE RDを進めば公園内を貫通できる。 <br /><br /> 山頂に向かう道は、またしてもガードレールが無く、新緑の緑が目に眩しいくらいの美しさで迫ってくる。 <br /> この山道を、自転車で登ってくる人が、往復で10人以上すれ違った。<br /><br /> 溜息が出そうなくらいの高さであり、急な坂道が続くが、この周辺に暮らしていたら、挑戦したくなる気持ちは十二分に分かる。 <br /><br /> 途中で何度も車を停めては写真を撮りながら、山頂に到着したが、平日と言うこともあってか車は他に数えるほどしかない。 <br /> 少し離れたところに、第二駐車場があるところを見ると、晴れた日の休日にはかなりの混雑が予想される。 <br /><br /> とにもかくにも、「ヤッホー」と叫びたくなるくらい感動的な景観を前にして、「来てみて良かった」と感動さえ湧いてきた。 <br /> 1930年代に完成したという、山頂にある石造りの建物の頂上から、360度のパノラマを思う存分満喫した。 <br /><br />

行き当たりバッ旅。Vol.6

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2008/02/29 - 2008/03/07

2297位(同エリア2787件中)

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miyabi-do

miyabi-doさん

3/3(月) 晴れ。

「どうしちゃったんだろう・・」というくらい、連日朝から青空が広がっている。
 霧が湧かないサンフランシスコ周辺では、それだけで異常気象と思うのは、勘ぐりすぎだろうか・・。

 しかも肌寒いのは朝だけで、am10:00を過ぎたくらいから、ポカポカ陽気になり、日中は車に冷房を入れたくなるほど暑い日が続いている。

 モーテル6のすぐ脇を走るR880号線に乗り北を目指した。
 R92号線として西から合流するサンマテオ橋の先で、R580号線へ向かうバイパスのようなR238号線で東へ走り、カストロ・ヴァレー(CASTRO VALLEY)でフリーウエイを降りた。

 カストロ・ヴァレーから北へ向かうブルーハイウエイ(一般道)を走ると、細長い緑地帯と湖に沿う道になる。このエリアは、地図上ではオークランド(Oakland)の東に広がるAnthony Chabot Regional Parkと記されている。

 分からない単語「Regional」を電子辞書で検索すると、「特定」のとか、「地域限定」とある。
 つまり、国立公園→国定記念物→州立公園→郡立公園→の下に位置する公園で、レクレーション・エリアと同等かその少し上といった所だろうか・・。

 ネットで検索してみると、アンソニー・シャボー公園内には、乗馬に射撃場、ボートに釣り、2つのゴルフ場にスイミングスクール、子供演劇や結婚式に使えるバンケットルームまであり、1600kmを超えるトレイルが整備され、2082ヵ所にピクニック・テーブルもあるそうだ。

 気になるのは、ブロードウエイで上演され、後に映画化(原題『Portrait in Black』)された、サンフランシスコ海運業界のボスとして君臨した、アンソニー・キャボットと関係があるのだろうか・・。

 平日なので、がら空きの公園ですれ違ったのは、マウンテンバイクで走り去った2人組みだけだった。
 ここでも緑の中に1本、ポツンと咲いた桜が印象的だった。

 Pinehurst RdからSt.Mary's Rdに出たかったが、分岐点を見逃してしまい坂を下ってサンフランシスコ湾寄りに走る13号線に出てしまった。

 その途中で見えた景色が素晴らしかったので、Uターンして坂道を上り駐車場に車を止めて彼方を眺めると、サンフランシスコ湾の向こうにサンフランシスコのダウンタウンが遠望できた。
 市の観光名所でもある"コイトタワー"が、はっきりと視認でき、ある意味景勝の地と言えよう。

 次なる目的地は、R13号線からR24号線に乗り換えて東に向かい、R680号線を南下した左側に聳える、ディアボロ山(MT.DIABLO)。
 聳えるといっても3849フィート(約1173m)だから、それほど高く感じないかも知れないが、付近に高い山がない独立峰で、頂上からの眺めは素晴らしく、360度遙か彼方まで見渡せる。

 この日は、サンフランシスコ湾とそのデルタ地帯に、湾に注ぐサクラメント川に緑の大地くらいだったが、冬の嵐が過ぎ去った翌朝訪れると、空気が澄み渡り今日の倍以上遠くの景色が浮かび上がり、最高だそうである。

 北はセントヘレナ島の海岸やカスケード山脈に位置するラッセン火山、東はセントラル・ヴァレーの向こうにシエラネバダ山脈まで見渡せるそうだが、サンフランシスコに住んでいるなら、是非ともそんな日を狙って、この山に登りたいと思った。

 サンフランシスコ在住の日本人の何割がココを訪れたことがあり、そのまた何割が最高瞬間の景色を見たことがあるのだろうか・・。
 まだ訪れたことがない人は、とりあえず晴天の日に行くことをお奨めする。

 ディアボロ山は、山全体が州立公園になっていて、R680号線をDANVILLEで降りて、DIABLO RDを進むと一本道で山頂まで案内してくれる。
 帰りは、公園内で唯一あったT字路で右折して、NORTH GATE RDを進めば公園内を貫通できる。

 山頂に向かう道は、またしてもガードレールが無く、新緑の緑が目に眩しいくらいの美しさで迫ってくる。
 この山道を、自転車で登ってくる人が、往復で10人以上すれ違った。

 溜息が出そうなくらいの高さであり、急な坂道が続くが、この周辺に暮らしていたら、挑戦したくなる気持ちは十二分に分かる。

 途中で何度も車を停めては写真を撮りながら、山頂に到着したが、平日と言うこともあってか車は他に数えるほどしかない。
 少し離れたところに、第二駐車場があるところを見ると、晴れた日の休日にはかなりの混雑が予想される。

 とにもかくにも、「ヤッホー」と叫びたくなるくらい感動的な景観を前にして、「来てみて良かった」と感動さえ湧いてきた。
 1930年代に完成したという、山頂にある石造りの建物の頂上から、360度のパノラマを思う存分満喫した。

同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー
航空会社

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ナイアさん 2008/04/30 15:56:55
    嬉しいです。
    Mt.Diabloの山に登られたんですね。
    私はそばの町、プレザントヒルに住んでいます。
    いつもマウント・ダイアブロを見ています。

    何度か頂上まで行ったことがあります。
    金門橋が見え、嬉しく思い、・・・と、いうことは
    金門橋からもこの山が見えるんだなあと気がつき、
    さらに嬉しくなりました。

    これからもいろんなところに行ってくださいね。

    miyabi-do

    miyabi-doさん からの返信 2008/04/30 16:55:58
    RE: 嬉しいです。
    > Mt.Diabloの山に登られたんですね。
    > 私はそばの町、プレザントヒルに住んでいます。
    > いつもマウント・ダイアブロを見ています。
    >
    > 何度か頂上まで行ったことがあります。
    > 金門橋が見え、嬉しく思い、・・・と、いうことは
    > 金門橋からもこの山が見えるんだなあと気がつき、
    > さらに嬉しくなりました。
    >
    > これからもいろんなところに行ってくださいね。


     コメント、ありがとうございます。
     現地にお住まいとは、羨ましい限りです。

     この20年で、アメリカに滞在した延べ日数は600日ほど、レンタカーでの延べ走行距離は、数年前に積算した段階で20万kmを超えていました。

     ロスの居候生活から、急激にアメリカが好きになり、毎年のように出かけていますが、旅の費用が割り勘になる連れを捜すのと、出来れば旅先で止めてくれる知り合いが居たら・・・、というのがささやかな夢です。

     来年の2月には、免許証の書き換えがあるので、28回目になる渡米をすることになりますが、多分また1人旅になるのではないかと思っています。

     こちらのブログは、なんの気なしに始めたもので、mixiの方には3年の旅の日記と、気ままな1人暮らしの様子を書いてます。

     気まぐれが起きたら、またお立ち寄り下さい。

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