2008/04/17 - 2008/04/19
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インコのキーちゃんさん
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今年は春の訪れが早く、ポカポカ陽気に誘われて阿寒湖方面に車で旅行に出かけました。この季節に道東方面に行くのは初めてなので、まだ山間部には残雪が残っていて、通行状況が心配でした。
第1日目 平成20年4月17日(木)
札幌を朝出発し、道東自動車道を走って一路帯広へ向かいました。途中樹海ロードから占冠村を通り、建設中の道東自動車道を横に見ながらトマムインターに着きました。夕張からトマムまで開通すれば、一段と道東へのドライブが楽になると思いながら、開通間もない新しい高速道路を走りました。まだまだ茶色い山肌のままでしたが、新緑のころになれば素晴らしい景観が広がっていることが想像できました。
十勝清水で降りて、国道の近くにある「目分料」という蕎麦屋で昼食を食べました。ここの「からみ大根おろし」そばは、大根のピリッとした辛味がとてもおいしく感じられました。
再び高速道路に乗り、阿寒湖温泉に到着しました。途中、薄暗くなった道路わきには、エゾシカの群れがわずかな草を食んでいるのが見られました。
宿泊は 阿寒ロイヤルホテル
第2日目 平成20年4月18日(金)
朝、摩周湖に向けて出発。途中の双湖台はまだ雪に覆われていて、行くことができませんでした。また、双岳台もやや天気が悪く、見晴らしがよくありませんでした。この分では摩周湖も見えないと思いつつ、車を展望台に走らせました。
展望台から先の道路は、まだ積雪のために通行止めになっていました。真っ白な湖面を想像しつつ展望台に登ると、そこは想像もできなかった幻想的な景色が広がっていました。凍った青い湖面の上に、無数の渦を巻いた白い雪の風紋が展開されていたのです。予想外の景色に、しばらくは声も出ないほど見とれてしまいました。
これまでに何回も見慣れた摩周湖は、見るたびにため息が出るような美しさを感じていたものでした。しかしこの日の景色は、今までとは全く違う見たこともない美しさでした。湖を囲むカルデラの稜線は、白線を引いたように白く輝き、遠くには斜里岳がうっすらと白い姿を見せているという、自然の芸術にしばし見とれるだけでした。
心を残したまま硫黄山に向かいました。訪れる人が少なくても、ここだけはいつも硫黄の蒸気を勢いよく噴出していますが、温泉卵を売る人は寂しそうでした。
屈斜路湖畔を回り、砂湯で一休みしました。ここは湖岸に温泉が湧いているので湖面は凍結せず、白鳥がたくさん泳いでいました。餌を撒くと一斉に寄ってきて、ついばんでいました。湖面に着陸する白鳥もいて、賑やかな眺めでした。
このあと美幌峠に向かいました。さすがに山の上なので、吹き上げる風が強く、寒さが厳しく感じました。ここからの眺めも、凍った屈斜路湖の湖面が風紋を描き、冬の景色の美しさを見ることができました。
宿泊は しかりべつ湖ホテル福原
第3日目 平成20年4月19日(土)
然別湖も一面凍っていましたが、ホテルの人が例年よりも氷解が早いと言っていました。冬期間に開かれる氷上温泉の跡が、わずかに残っているのが印象的でした。
この日も天気がよく、帰りの車中は真夏のドライブのような暑さでした。狩勝峠で一休みして、一路札幌への帰路につきました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
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