2008/03/20 - 2008/03/20
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irisoさん
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◆まずは一言◆
マーライオンパークに行くには車で乗りつけることはできないのです。カベナ橋またはアンダーソン橋付近までならタクシーで行けますが、それより先は歩くしかありません。日本なら歩くのも億劫になりがちですが、ここはシンガポール。ガイドブックを必要なところだけコピーして再編集したお手製のマイガイドブックを手に、地図と現場を照らし合わせながら歩く小旅行も旅の醍醐味です。以前訪問したことのある場所に訪れると、「やれやれ、また来たなぁ。」と感慨深い気持ちになり、日本では吸わない(4年前にやめた)タバコに火をつけることもあります(じゃあ、やめたとは言えないでしょう?!)。
カベナ橋を渡りプロムナードを歩き、左手に子供たちがシンガポールリバーに飛び降りている奇妙なオブジェを見物し、フラトンホテルのタウンレストランのオープンテラス席にいるゲストの目の前をそそくさと歩き、4車線の道路を渡って、最終目的地にいる愛しの「マーライオン君」と再会するのでした。「元気にしていたかぃ?ずっと口開けっ放しだけど、アゴ大丈夫かぃ?」なんて心の中で思いながら再開を喜ぶ私でした。(なんか変でしょ。でも一人旅ってあまり話す機会がないから、ついつい独り言が多くなってしまうもの・・・わかりますよねぇ)
マーライオンパークの周辺には、アジア系観光客を筆頭に白人系の観光客も目にします。アジア系では、日本人より韓国人の方が目立つ感じでした。(人数もそうですが、言動も韓国人の方が派手でした。)
一眼レフのカメラとコンパクトデジカメの2つを手にしながら歩いているせいか、白人の観光客とタイ人のツアー客から2度もシャッターを押すようお願いされてしまった。「パシャ、パシャ。」
こんなに多くの観光客が来ているのだし、世界3大ガッカリ聖地なんかじゃないぞ。彼は(彼女は?)勤勉にも毎日口から大量の水を吐き出し、世界からやってくる観光客たちに感動を与え続けているのだから・・・彼の目の前にある海は、以前は遙か彼方の外国まで見渡すことが出来たけど、現在では都市計画が進み周辺が埋め立てられています。世界一大きな観覧車に引き続きマカオより大きいカジノを建設しているけど、果たしてマーライオン君は、何を思い何を考えているのでしょうか??
◆旅行スタイル◆
一人旅
◆フライト◆
JAl711 / 712
◆アコモ◆
シンガポール:ニューセブンスストーレーホテル(ブギス)の
605号室
マドラスホテル(リトルインディア)の
202号室
◆旅の思い出◆
<ローカルはラッフルズ・ランディングサイトを知らない?!>
今回はビーチロードにあるニューセブンスストーレイHからタクシーでラッフルズランディングサイトまで行って、そこからシンガ川沿いを歩いてマーライオンまで行く予定でした。ホテル前でタクシーをピックアップして、走ること5分。すでにシンガ川にかかる橋まで来てしまい、あわてて車を止めました。で、私が"Where can I find Raffles Landing Site?"と質問しても、運転手は何だそれ???てな感じでした。仕方がないので、私はお手製のマイガイドブックを頼りにボートキーを歩き、ようやく発見に至りました。
<みんな同じコースを歩いてました。>
南国の気候にマッチした色鮮やかなボートキーの建物を背にシンガポール川とバムボートを撮影し、また少しすると、シェントンウエイの超高層ビル群をカメラに収めるのに苦労し、また歩き始めると、どこかで見かけた人たちが同じようにカメラと格闘していました。さっきからみんな同じコースを歩いているのに気づき、私は人間ウオッチングをしてしまいました。
◆表紙の写真◆
シンガポールの象徴のマーライオンを斜め後ろから
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- JAL
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マーライオンパークを金融街のシェントンウエイをバックに。よーく見ると海の上からの撮影になります。そうです、シンガポールリバークルーズを利用しバムボート上から撮りました。こうみると公園もコンパクトですねぇ。
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もう少しカメラをズームアップして・・・みんな思い思いにシンガポールに来た喜びをカメラに収めようとしています。マーライオンが6年前にこの場所に引越ししてからは、決して「世界3大ガッカリ聖地」なんかではないぞぉ!!!
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地上に戻ってきました。近くで見るマーライオン君の水量は大したものです。風向きによっては、水しぶきがふわふわと漂ってきて、私たちのシンガ訪問を歓迎しているかのようです。
この画像では、中央にいる白い綿パンの男性が直接マーライオン君の恩恵を受けています。ああ、羨ましい!!
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家族でマーライオン君の恩恵を受けています。ほほえましいですねぇ。
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画像左側の黄色いシャツの女性もマーライオン君の恩恵を直接受けていて、幸せそうですねぇ。誰もがマーライオン君の前に来ると、そわそわドキドキして動きが少し速くなっていました。
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11世紀にサン・ニラ・ウタマ王子がSingapuraを再発見した時に見かけたというライオンを表しているそうです。マーライオンの魚の尾は、古代都市テマセック(ジャワ語で「海」を意味する)を象徴し、シンガポールは、王子がこの地を「ライオン(singa)の都市(pura)」を意味する “Singapura(シンガプーラ)”と名付けるまではこの名で知られていました。
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マーライオンの魚の尾は、漁村としての質素なシンガポールの原点を表しているそうです。
背後に見えるのは、スイソテルスタンフォードH
とエクスプラネード・シアター・オンザベイ、通称ドリアンです。 -
向こう側に見える大きい方のマーライオンは、高さ8.6メートル、重さ70トンのセメント製で、シンガポールの職人・故リム・ナン・セン氏によって作られたそうです。
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小型のマーライオンは高さ2メートル、重さ3トンで、同じくリム氏によって作られたそうです。体の部分はセメント、皮膚の部分は磁器板、目は小さな赤のティーカップでできています。
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子供マーライオンさんの前でもみんな幸せそうですねぇ。子供マーライオンサンをよーく見ると結構怖い顔をしているんですよ。なんと目が赤いんです。
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シンガポールを代表するマーライオン君とマーライオンさんとシンガポールフライヤー(←たぶん!?)が仲良く写真に納まっています。
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マーライオンとその子供はもともと、現在の位置から120メートル離れたシンガポール川の河口、エリザベス・ウォークの向い側にありました。そこからでは、見物がしずらいことから、現在の位置に引っ越しました。
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世界から観光客を集めるために、そして限られた土地で生活環境を整えるために、都市国家シンガポールでは都市計画が進み、公園の周辺が今では埋め立てられてしまいマーライオン君は、遠くまで見渡すことはできないけど、彼の見ている方向には、限りない未来が広がっているのでしょう。
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