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 2007年8月12日、僕はバングラデシュの首都ダッカに降りたった。最近出来たばかりの新バンコク国際空港で一夜を明かしたのもあり、気だるい疲労感に包まれていた。その気だるさは、バングラデシュに近づくにつれ、雲しか見えない飛行機のなかで倍増されていた。<br /> 入国審査は1時間!最後尾に並んでいたのもあったが、バングラデシュの入国審査は遅い!審査の列にはボランティア関係の日本人と思われる女性一人、韓国人カップルを除いては、外国人の姿はほとんど見当たらなかった。 ようやく入国管理局を出れたものの、荷物がなく、ようやく離れた場所で荷物を見つけたときには16時を過ぎていた。<br /> <br /> バングラデシュはちょうど洪水が起きたあとであり、湿度は高く目の前には曇天が広がっていた。<br /><br /> とりあえずダッカの中心まで行き、ホテルを見つけようー。<br /><br />空港の外で駆け寄ってくる客引き、ストリートチルドレンをかわし、電車を探す。しかし、電車は発車したばかりであり、小雨が降ってきたのもあり、すぐ近くにいたリキシャーにダッカの中心まで連れて行ってもらうことにした。<br /><br /> リキシャーに乗って、走る。<br /><br /> 高いビルが目立ち始めているダッカではあったが、人々の生活はなお貧しいのだろうと思える光景が目の前に広がってくる。インド人と見た目は変わらない。しかし、インド人が体から発散させているポジティブな雰囲気を感じることはなかった。それはイスラムの国だからだろうか、それとも、やはり世界最貧国だからだろうか。30分程走る。気分はいっこうに高揚しない。かといって、バケーションにきたという開放感も感じない。<br /><br /> 僕はなぜこの国に来てしまったのだろうー。<br /><br />そんなことを頭の片隅で考えながら、目の前を流れる景色に見入っていた。<br /><br /><br />*写真はバングラの子供たち

★番外編★バングラ入院日記~第1章~ “理由”

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2007/08/11 - 2007/08/19

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ダイサク

ダイサクさん

 2007年8月12日、僕はバングラデシュの首都ダッカに降りたった。最近出来たばかりの新バンコク国際空港で一夜を明かしたのもあり、気だるい疲労感に包まれていた。その気だるさは、バングラデシュに近づくにつれ、雲しか見えない飛行機のなかで倍増されていた。
 入国審査は1時間!最後尾に並んでいたのもあったが、バングラデシュの入国審査は遅い!審査の列にはボランティア関係の日本人と思われる女性一人、韓国人カップルを除いては、外国人の姿はほとんど見当たらなかった。 ようやく入国管理局を出れたものの、荷物がなく、ようやく離れた場所で荷物を見つけたときには16時を過ぎていた。
 
 バングラデシュはちょうど洪水が起きたあとであり、湿度は高く目の前には曇天が広がっていた。

 とりあえずダッカの中心まで行き、ホテルを見つけようー。

空港の外で駆け寄ってくる客引き、ストリートチルドレンをかわし、電車を探す。しかし、電車は発車したばかりであり、小雨が降ってきたのもあり、すぐ近くにいたリキシャーにダッカの中心まで連れて行ってもらうことにした。

 リキシャーに乗って、走る。

 高いビルが目立ち始めているダッカではあったが、人々の生活はなお貧しいのだろうと思える光景が目の前に広がってくる。インド人と見た目は変わらない。しかし、インド人が体から発散させているポジティブな雰囲気を感じることはなかった。それはイスラムの国だからだろうか、それとも、やはり世界最貧国だからだろうか。30分程走る。気分はいっこうに高揚しない。かといって、バケーションにきたという開放感も感じない。

 僕はなぜこの国に来てしまったのだろうー。

そんなことを頭の片隅で考えながら、目の前を流れる景色に見入っていた。


*写真はバングラの子供たち

同行者
一人旅
航空会社
タイ国際航空
  •    <br /> バングラデシュになぜ行こうと思ったのかー。<br /><br /> そもそも、僕は今夏、アフリカはタンザニアのキリマンジャロに登ろうと考えていた。キリマンジャロを意識し始めたのは、植村直己さんの「青春を山に賭けて」を読んでからだった。標高5,895m、アフリカ最高峰ー。頂上に氷河を広げ、その道中には熱帯性の森林が繁り、頂上を目指すにつれ、広がる絶景ー。<br /><br /> 登りたい。この山を登りたい!<br /><br /> キリマンジャロを調べるていくにつれ、この山への気持ちは一層強くなっていった。<br /><br /> <br /> 


     バングラデシュになぜ行こうと思ったのかー。

     そもそも、僕は今夏、アフリカはタンザニアのキリマンジャロに登ろうと考えていた。キリマンジャロを意識し始めたのは、植村直己さんの「青春を山に賭けて」を読んでからだった。標高5,895m、アフリカ最高峰ー。頂上に氷河を広げ、その道中には熱帯性の森林が繁り、頂上を目指すにつれ、広がる絶景ー。

     登りたい。この山を登りたい!

     キリマンジャロを調べるていくにつれ、この山への気持ちは一層強くなっていった。

     
     

  •  9日間の休みの日程を決めてから、忙しい仕事の合間をぬってチケットを探すが、1ヶ月前ということもあり、なかなか厳しかった。そこで、キリマンジャロ行きのチケットを取れなかった時のことを考え、どこに行こうか考え始めた。キリマンジャロへ行けなくても、アフリカへ行きたい。<br /> 昨年夏にモロッコを訪れたが、そこは自分が思い描く“アフリカ”ではなかった。ブラック・アフリカに行きたい。エチオピア、カメルーンなど、ネットで情報を集めていく。が、アフリカ行きのチケットは取るのは厳しい。アフリカ以外ならどこがいいだろうー。<br /> <br /> そこで浮上したのが、バングラデシュだった。<br /><br /><br /> *写真はタイ国際航空内にて<br /><br /><br />

     9日間の休みの日程を決めてから、忙しい仕事の合間をぬってチケットを探すが、1ヶ月前ということもあり、なかなか厳しかった。そこで、キリマンジャロ行きのチケットを取れなかった時のことを考え、どこに行こうか考え始めた。キリマンジャロへ行けなくても、アフリカへ行きたい。
     昨年夏にモロッコを訪れたが、そこは自分が思い描く“アフリカ”ではなかった。ブラック・アフリカに行きたい。エチオピア、カメルーンなど、ネットで情報を集めていく。が、アフリカ行きのチケットは取るのは厳しい。アフリカ以外ならどこがいいだろうー。
     
     そこで浮上したのが、バングラデシュだった。


     *写真はタイ国際航空内にて


  •  バングラデシュとの最初の接点は、2005年の徳島京都旅行の際にもって行った、「アジアに共に歩む人がいる」という本である。卒論の参考にと持っていった本だったが、人々が日常的に使う井戸水が砒素に汚染されているという内容に衝撃を受けた。<br /> 次の接点は、知人が青年海外協力隊で撮ってきたバングラデシュの写真を眺めたときである。インドに似てはいるが、インドよりも人々は貧しそうでいて、それでも魅力的な目を輝かせるバングラデシュ人たちが印象に残った。<br /><br /> *写真は機内食<br /><br /> 

     バングラデシュとの最初の接点は、2005年の徳島京都旅行の際にもって行った、「アジアに共に歩む人がいる」という本である。卒論の参考にと持っていった本だったが、人々が日常的に使う井戸水が砒素に汚染されているという内容に衝撃を受けた。
     次の接点は、知人が青年海外協力隊で撮ってきたバングラデシュの写真を眺めたときである。インドに似てはいるが、インドよりも人々は貧しそうでいて、それでも魅力的な目を輝かせるバングラデシュ人たちが印象に残った。

     *写真は機内食

     

  •  そんなバングラデシュを、再び意識し始めたのは4トラベルで知り合った方のバングラ旅行記だった。彼女のバングラ関連の旅行記やその他の旅行記などでバングラを知るにつれ、バングラに心が傾き始める。なによりも惹かれたのは、“バングラデシュ人”だった。<br /> 僕が旅行先で楽しみにしていることの一つには、現地の人々との触れ合いがある。もちろん、サハラ砂漠やキリマンジャロのようにそれが目的で旅行に行くこともあるが、その際にも現地の人間との触れ合いはどんなものになりそうだかはとても重要なポイントなのだ。<br /><br /> *写真はタイ美人の看板@タイの空港

     そんなバングラデシュを、再び意識し始めたのは4トラベルで知り合った方のバングラ旅行記だった。彼女のバングラ関連の旅行記やその他の旅行記などでバングラを知るにつれ、バングラに心が傾き始める。なによりも惹かれたのは、“バングラデシュ人”だった。
     僕が旅行先で楽しみにしていることの一つには、現地の人々との触れ合いがある。もちろん、サハラ砂漠やキリマンジャロのようにそれが目的で旅行に行くこともあるが、その際にも現地の人間との触れ合いはどんなものになりそうだかはとても重要なポイントなのだ。

     *写真はタイ美人の看板@タイの空港

  •  バングラデシュー。滅多に旅行者は訪れない国。<br />世界最貧国と呼ばれ、雨季には国土の1/3が水の下に浸かる国。しかし、この国を訪れた旅行者たちの多くは彼らの笑顔に心を奪われるという。数年前にロンドン政経大学が調査した国別「主観的な幸福度」では、この国は1位になったようだ。<br /><br /> そんな国で生活している人々に出会いたいー。<br /><br /> *写真はタイのパンナプーム国際空港<br /><br /> 

     バングラデシュー。滅多に旅行者は訪れない国。
    世界最貧国と呼ばれ、雨季には国土の1/3が水の下に浸かる国。しかし、この国を訪れた旅行者たちの多くは彼らの笑顔に心を奪われるという。数年前にロンドン政経大学が調査した国別「主観的な幸福度」では、この国は1位になったようだ。

     そんな国で生活している人々に出会いたいー。

     *写真はタイのパンナプーム国際空港

     

  •  そこで自分はどんなことを感じ、どんなことを考えるのだろう。異なる価値観や考え方を持つ人間が暮らす地で、彼らの生活に触れ、文化に接する。今後の人生を歩んでいくとき、大きな選択をする際に、そんな異国での経験はきっと役にたつだろう。<br /><br /> バングラデシュは、地球の歩き方にも載っていない。おいしい料理もないかもしれない。(料理はおいしかった!)<br /> <br /> *写真はタイ料理@タイの空港

     そこで自分はどんなことを感じ、どんなことを考えるのだろう。異なる価値観や考え方を持つ人間が暮らす地で、彼らの生活に触れ、文化に接する。今後の人生を歩んでいくとき、大きな選択をする際に、そんな異国での経験はきっと役にたつだろう。

     バングラデシュは、地球の歩き方にも載っていない。おいしい料理もないかもしれない。(料理はおいしかった!)
     
     *写真はタイ料理@タイの空港

  • <br />快適さもないだろう。(むしろ怪我をしてしまった!)<br /><br /><br /> *写真はタイの足マッサージ@タイの空港


    快適さもないだろう。(むしろ怪我をしてしまった!)


     *写真はタイの足マッサージ@タイの空港

  • <br /> そんなこんなで、僕はバングラデシュ行きのチケットを手配した。<br /><br /><br /> *写真はタイの空港のラウンジにて<br />


     そんなこんなで、僕はバングラデシュ行きのチケットを手配した。


     *写真はタイの空港のラウンジにて

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