2006/08/04 - 2006/08/04
136位(同エリア146件中)
ソフィさん
2006年8月4日(金)
グリュイエールとも、そろそろ別れなければならない。
プティ・トランの出発点は、街の一番奥にある城の建物の入り口なので、もう一度道を引き返す。
もう一度ここに来る機会は、あるのだろうか。
ゆっくり登り坂を歩きながら、街の光景を瞼の奥に残して置こうしている自分に気づく。
「いや、その気にさえなれば、来月でも来れるゾ」
この街が私の心に残してくれた、ふるさとのような「懐かしさ」を味わいながら、別れの感傷とたたかっている。
プティ・トランは、ゆっくりと蛇行しながら、坂道を下った。
時間がないので、駅前のチーズ会館をさっと見た。
時間ぎりぎりで駅に駆け込んだら、列車は出たところだった。
もう一時間駅前で時間を使おうか、その時間に街を歩こうかと迷っていると、それを見た駅員さんが、いい知恵を教えてくれる。
来た道とは変えて、パレジウに行かずに途中のビュルで乗り換えて、ロモンから本線のジュネーブ行きに乗ったほうが、早くジュネーブに着くことができる。
スイスの鉄道は、とても便利にできている。
駅員さんもサービスに前向きで、外国人の私に、分かりやすく教えようとしてくれた。
ここらであまり感心していると、家内から「外国かぶれ」と笑われる恐れがある。
車内販売のコーヒーを楽しみながら、レマン湖畔の景色をもう一度味わう。
同じ景色でも、列車の進行方向により、違って見えるものだ。
遠方のアルプスの山々は、雲のためにまだ見えない。
ローザンヌでは、線路の近くに軽快電車(LRT)が見えたので、市電と鉄道の連携を探ろうとしたが、分からなかった。
オリンピック本部があるローザンヌでは、最近市電網(LRT)の拡充計画が進んでいる。
ジュネーブに着いたとき、雲の切れ間に青空が見えながら、時々にわか雨が降る天気だった。
写真は、
http://4travel.jp/traveler/katase/
に掲載してあります。
前日の8月2日には、絶好の好天に恵まれ、ゴルネルグラートやスネガなどの展望台に登り、マッターホルンやモンテローザなどアルプスの代表的な山の景色を堪能しました。
その写真は、
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
をご覧ください。
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