2006/08/04 - 2006/08/04
53位(同エリア57件中)
ソフィさん
2006年8月4日(金)
グリュイエール方面に行く電車は、両手を上げながら追っかける私を見つけて、停まってくれた。
砂利道床を走ってきた私には、二両編成の立派な電車は大きく見えた。
息を弾ませながら、開けてくれたドアを目掛けて電車によじ登った私は、待ってくれたほかのお客さんたちに、「メルシー(ありがとう)」とお礼を連発しながら、席に座る。
恐縮しきっている私に、他の客たちはニコニコと目礼をしてくれただけだった。
車内の様子を見渡せば、あまり動揺した気配はなく、こんな出来事はそれほど珍しくないらしい。
そして気がついた。
そうだ、電車と私だけでなく、ここではお客同士も友だちなのだ。
こうしたことは、旅人でなければ味わはない、独特の感受性だろう。
間もなく次の駅にやってきたが、電車はこの駅を通過してしまったので、驚いた。
不思議に思って様子を伺うと、この電車は日本のバスと同様、ボタンを押さないと停まらないのだ。
乗る人がおれば、ホームの待合室に旗を出している。
駅の数は多いが、停まらない駅があちこちにあるので、急行に乗った気分である。
沿線はなだらかな畑が続き、山岳地帯ばかり見てきた目には、至極穏やかで幸せそうに見える。
この一帯を「緑のグリュイエール」と呼ぶらしいが、まさに呼び名どおりだ。
この辺りの言葉は、まだフランス語である。
もう少し先のフリブールに、フランス語とドイツ語の境界がある。
フリブールは、ドイツ語ならばフライブルク。
ローザンヌと首都ベルンの、ちょうど真ん中辺の味わい深い町である。
町の中に言葉の境があると言うので、見に行ったことがある。
しかし、町の中に目立ったものは目に付かなかった。
写真は、
http://4travel.jp/traveler/katase/
に掲載してあります。
前日の8月2日には、絶好の好天に恵まれ、ゴルネルグラートやスネガなどの展望台に登り、マッターホルンやモンテローザなどアルプスの代表的な山の景色を堪能しました。
その写真は、
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
をご覧ください。
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