2008/03/30 - 2008/03/30
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まみさん
3月最終日曜の今日に森林公園行きを急いだ理由。
それは、スノードロップの写真が撮りたかったからです。
耳の長いワンちゃんが下を向いているような、愛らしくも可笑しさのある花姿。
親戚のスノーフレークは近所でたくさん見かけるのに、スノードロップにはとんとお目にかかったことがないため、森林公園のハーブガーデンで咲いていると知って、とてもとても楽しみにしていました。
ところが。
いざスノードロップ目当てに出かけようとした先週末は、感染性胃腸炎のせいでベッドでのたうちまわり、花見どころではありませんでした。
そして今日。
スノードロップのピークは過ぎていても、まだちょっとは残っている花があるかもしれない───そんな淡い期待を抱きながら、サイクリングコースで都市緑化植物園隣接のハーブガーデンに向かうこと、自転車で約20分。
まだ花の少ないハーブガーデンをどきどきしながら歩き始め。
それらしきものが見当たらず、気分はどんどんトーンダウンし。
思い余って展示棟の売店の店員さんに聞いてみたときには、すでにあきらめていました。
いくら探し物の下手な私でも、あれだけ目を皿のようにしてぐるぐる探しまわったのですから。
スノードロップは、もう、来年を待つしかないようです。
しかし、わざわざ自転車で20分かけて都市緑化植物園&ハーブガーデンに行って、収穫がなかったわけでは決してありません。
スノードロップほどではないけれど、クリスマスローズや椿展は楽しみにしていましたから。
ただし、ガーデンに着いて1時間ほどたった頃、空模様が怪しくなりました。
その頃には満足できるだけカメラのシャッターを切っていたから、午後3時過ぎで大急ぎで帰路に着くことには未練はなかったのですが。
小雨とはいえ、南口ゲートまでの20分と、さらに駅までの15分の帰りのサイクリング中、ずっと雨に降られたのには参りました。
国営武蔵丘陵森林公園の公式サイト
http://www.shinrin-koen.go.jp/index.html
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自転車 私鉄
-
都市緑化植物園展示棟
花木園と日本庭園の花見・撮影を終えた後、2時からサイクリングコースで約3km先の都市緑化植物園に向かいました。
今回はサイクリングの途中で写真を撮ることはせず、まっすぐ向かいました。
途中でスミレが咲いているのを見つけたので、ちょっと誘惑にかられたのですが。
サイクリングコースの写真を含む前回の森林公園の旅行記の1つ
「森林公園、2度目の梅と福寿草まつり(3)サイクリングで雪割草展へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10223050/
都市緑化植物園の最寄りの駐輪場はP8です。
前回もらった園内マップでは駐輪場の番号も書かれてあったのですが、今回もらったマップにはありませんでした。ふむ。 -
展示棟前の花壇
パンジーが多いですね。
スノードロップがないかどうか、ハーブガーデンのほかに、こういう周辺の花壇もチェックしました。
でも……ありませんでした。 -
都市緑化植物園に隣接するハーブガーデン入口
もう少し時期が早ければスノードロップが見られたはずのハーブガーデンです。
前回訪れた3月2日では早過ぎました。ハーブガーデンにめぼしい花はなく、写真は撮っていないです。
今回はスノードロップにはお目にかかれませんでしたが、前よりも花が増えていました。 -
白のムスカリ@
ムスカリは青だけでなく、ピンクや白もあるそうですね。
白いムスカリ、見てみたいと思っていたところなんですよ。
ただし、このムスカリはとても小さくて、花の「たわわ」ぶりは物足らなかったです。
右端に一緒にファインダーに収めた花の名前は分からず@
※近所で撮った、オーソドックスな青のムスカリの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13588246/
関連の旅行記
「線路脇に訪れた春2008」(2008年3月25日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10228268/
※去年(2007年)初めてのムスカリとの出会いの写真
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11983302/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11983303/
関連の旅行記
「線路脇に訪れた春」(2007年3月24日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10136746/ -
ハーブガーデンのニオイスミレ
スミレにはいろいろな種類がありますよね。覚えきれないくらい。
サイクリングコースで見かけたのは、このニオイスミレとは違ったと思いますが、サイクリングコースで撮らなかった反動で、ここで写真を撮りたくなりました。
露出を少しアンダーにして撮影@
ちなみにウィキペディアフリー百科事典によると、ニオイスミレは有毒だそうです。
ハーブガーデンにあると、食べられるのかと誤解してしまいそうです。
香水の材料だからいいのかな。
「ニオイスミレ(ヴァイオレット、匂菫 Viola odorata)は、スミレ科スミレ属の、寒さには強いが暑さにはかなり弱い多年草である。西アジアからヨーロッパ、北アフリカの広い範囲に分布し、また、バラ、ラヴェンダーとならぶ香水の原料花として、古くから栽培されている。草丈10-15cmで、茎は匍匐し、葉は根生で、他のスミレ類と同じく、ハート形である。花は露地植えでは4月から5月にかけて咲き、左右相称の5弁花で、すみれ色またはヴァイオレット・カラーと呼ばれる明るい藍色が基本だが、薄紫・白・淡いピンクなどもあり、八重咲きもある。パンジーやヴィオラに比べると、花も小さく、花付きも悪いが、室内に置くと、一輪咲いているだけで、部屋中が馥郁たる香りに包まれるほどの強い香りがある。 また、種子や根茎には神経毒のビオリン等があり、嘔吐や神経マヒを発症することがある。ヨーロッパでは消炎剤として利用されている。」
(ウィキペディアフリー百科事典より) -
しとやかなつぼみに注目
「ニオイスミレ(別名バイオレット)
バイオレットともいいます。香り高く「ビーナスの息よりかぐわしい」(シェークスピア)と称賛されてきました。美女を眠りに誘い、愛を目覚めさせると信じられ、ビーナスの植物とされています。古代ギリシャでは結婚式に花の冠をかぶったといいます。また、ナポレオンが愛した花で、エルバ島へ追放される時、この花を持って帰還すると言ってパリを去ったそうです。」
(「花のいろいろ」(実業之日本社)より) -
スミレのつぼみ、気に入ってしまいました@
「バイオレット(スミレ科)
ニオイスミレ。ギリシャの古名はイオン。神話では、ゼウスが白い牛に姿を変えさせた愛人イオに、植物として与える。アテネの名は、イオンからイアンティネを経て変化したと、プリニウスは書く。住民がその香りを好んだからという。香水にされ、花色からバイオレット、紫色が由来した。」
(「花おりおり その2」(朝日新聞社)より) -
優しそうな「ガーデンの神さま」
足下にはお賽銭が@ -
ハーブガーデンを彩る白いチューリップ
-
都市緑化植物園のクリスマスローズ
スノードロップにはお目にかかれませんでしたが、クリスマスローズはたくさんありました。
この特徴的な花びらで、すぐに分かりました。
実物を見るのは初めてです。
意外に大きな花でしたね。
「クリスマスローズ(別名ヘレボルス・ニゲル)
種類豊富な優雅な花/ベル形の花が人気
クリスマスローズは、一重咲きのバラに似た白い花が、クリスマスのころに咲くニゲル種につけられた英名で、ローマ帝国時代から栽培されてきました。黒い根は魔力があるとされ、古代ギリシャでは心の病を治す薬と信じられていました。日本で多くみられるのは、春咲きクリスマスローズと呼ばれるオリエンタリス種で、欧米ではレンテンローズと呼んでニゲル種と区別しています。」
(「花のいろいろ」(実業之日本社)より) -
そばかす顔のおちゃめなクリスマスローズ
くてくてっと下向きに咲くのが特徴でしょうか。
みんな下向いているので、茎をちょっと持って、上向かせちゃいました@
「クリスマスローズ(キンポウゲ科)
ローズといってもバラではない。クリスマスごろに花を咲かせる種があるので、そう呼ばれるが、むしろ春咲きが多い。キンポウゲ科の多年草で、花びらのように大きいのは咢片。花弁は、花の中心にある黄色の小さな部分。蜜を出す鱗片に変形している。咢片は長く姿をとどめ、緑色に変わる。」
(「花おりおり その1」(朝日新聞社)より) -
クリスマスローズ
花びら、いや萼が重いのかな。
でも下向き姿に見慣れると、慎ましやか雰囲気に感じられて、一層気に入りました。 -
園内にスイセンはたくさん咲いていたけれど
この色鮮やかなオレンジと清楚な白のコントラストに惹かれました@ -
ハーブガーデンの小さな貴婦人
これはなんと、ネモフィラでした。
家に帰ってヤマケイポケットガイドをひっくり返して写真の1枚1枚をチェックして初めて分かりました。
オーソドックスな青いネモフィラも好きですが、この花色、高貴な印象がありとても気に入りました。
私の知るオーソドックスなネモフィラに比べると、ずいぶん小さな花でした。 -
ハーブガーデンの可愛い小町
白い花びらに散る青い斑点が、なんとなく和風の模様に見えたため@ -
ポトリと落ちた花びらもステキな演出!
都市緑化植物園のツバキ展示会
ツバキの一輪挿しの展示より
「ツバキ(ツバキ科)
日本人とツバキのかかわりは五千年の歴史を持つ。福井県の鳥浜貝塚から出土した赤い漆塗りの竪櫛にヤブツバキの材が使われていた。ツバキの材は堅くねばりがある。縄文人は、その木に注目したのである。そして、その呼び方は、九州、中国や四国の一部に残るカタシではなかったか。」
(「花おりおり その1」(朝日新聞社)より) -
バラのようなキティ
都市緑化植物園のツバキ展示会
ツバキの一輪挿しの展示より
「ツバキ
アジア原産で、椿と書きますが、これは日本で作られた文字。春に花が咲くことを表したものです。アツバキ(厚葉木)のアが省略された、葉につやがあるので「津葉木」となったなど、名前の由来はいろいろです。18世紀、ヨーロッパに伝わり、美しい花は人々を魅了しました。A. デュマの小説「椿姫」は作曲家ベルディによってさらに歌劇に。不朽の作品とともに愛されています。」
(「花のいろいろ」(実業之日本社)より) -
このタイプの花びらの模様が一番お気に入り@
都市緑化植物園のツバキ展示会
ツバキの一輪挿しの展示より -
雄しべがたっぷりで、卵のよう!?
都市緑化植物園のツバキ展示会
ツバキの一輪挿しの展示より -
ツバキだなんて信じられない「卜伴(ぼくはん)」
都市緑化植物園のツバキ展示会
ツバキの一輪挿しの展示より
前々回、森林公園のツバキ園を散歩したとき、この仲間の品種の「紅卜伴(ぼくはん)」というのを見つけました。
この雄しべのわしゃしわゃ具合が同じです@
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13420551/
関連の旅行記
「梅と福寿草まつりの森林公園(3)野草コースまで足をのばして」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10219782/ -
花びらが負けそう!
都市緑化植物園のツバキ展示会
ツバキの一輪挿しの展示より -
ラグラス(イネ科)で作られたウサキとリス
都市緑化植物園の売店にて -
本日のお土産
・お香セット
南口サイクリングセンターのところの売店で買いました。セールスで100円だったので2つも@
・パンプレート(つくし)
南口ゲートそばの売店で買いました。都市緑化植物園の展示棟の売店でも売っていました。525円。
壁掛けになります。コースターにいいかなぁと思ったけれど、やめておきました。
・はちみつブルーベリージャムとはちみつレモンジャム
それぞれ500円。南口ゲートそばの売店で買いました。
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