ひとり旅 [248] 九州縦断２２００Ｋｍの車旅【24】 ＜鹿屋航空基地史料館?＞鹿児島県鹿屋市

2008/03/09 - 2008/03/12

＜＜九州縦断２２００Ｋｍの車旅＞＞

【巡航県経路】
　広島→山口→福岡→大分→宮崎→熊本→鹿児島→宮崎→熊本→大分→福岡→山口→広島

■鹿屋航空基地史料館
　海上自衛隊鹿屋航空基地の敷地内にある海軍航空の歴史資料館です。
　館内には旧日本海軍創設期から第２次大戦までの資料展示のほか、戦争に関する貴重な資料が数多く並べられ、日本の名機「零式艦上戦闘機52型」が復元展示してあります。
　特に、旧海軍航空隊に身を置いて第二次世界大戦の末期「特攻」という人類史上類のない作戦で突撃を敢行し、身を挺して戦った多くの若い特攻隊員の写真や遺書・遺品などが展示されています。
　１階には海上自衛隊航空部隊の発展と過程、その中で活躍する隊員の姿など、現在の海上自衛隊の活動状況が紹介されています。

　３月９日：早朝５時２０分旅立。
　３月12日：深夜11時２０分帰宅。
　３泊４日：車中泊２日・Ｂホテル１泊。
　総走行距離数：車移動２１９７Ｋｍ。
　今回の訪問観光地：４０箇所くらいでしょうか。
　写真枚数：１２０７枚。

エリア 大隅半島（鹿屋・垂水・志布志・肝属）(鹿児島)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

鹿児島県鹿屋市＜鹿屋航空基地史料館?＞

●鹿屋航空基地
　鹿屋航空基地史料館?の続きです。

「海上自衛隊鹿屋基地正門」
　県内で旧軍の航空基地が現在でも航空基地として使用されているのは鹿屋だけだそうです。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館遠景
　海上自衛隊鹿屋航空基地の敷地内にある海軍航空の歴史資料館です。

　館内には旧日本海軍創設期から第２次大戦までの資料展示のほか、戦争に関する貴重な資料が数多く並べられ、日本の名機「零式艦上戦闘機52型」が復元展示してあります。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

　専用のダスキン？マット。（＾＾；）

●史料館内見学
　特に、旧海軍航空隊に身を置いて第二次世界大戦の末期「特攻」という人類史上類のない作戦で突撃を敢行し、身を挺して戦った多くの若い特攻隊員の写真や遺書・遺品などが展示されています。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内１階受付
　エントランス受付。自衛隊の上官らしき人に親切にしていただきました。
　２階のゼロ戦だけは写真がＯＫだそうです。
　１階には海上自衛隊航空部隊の発展と過程、その中で活躍する隊員の姿など、現在の海上自衛隊の活動状況が紹介されています。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
「航空母艦赤城」
　赤城は日本海軍の航空母艦。太平洋戦争初期の重要な海戦において、空母機動部隊の中核として活躍したが、ミッドウェー海戦で沈没。
　乗員 1,297名。艦載機：60機。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
「海軍精神」
　海軍の萌芽から大東亜戦争までの歴史の中で、良き海軍魂ともいうべき必勝の信念、旺盛なる責任感、指揮官先頭、不撓不屈の敢闘精神等に示される海軍の精神的基盤を育んだ人々や、以後の海軍の発展に大きな影響を与えた出来事を中心に紹介し、第１部の展示を理解するに必要な目次的な部分を構成されている。パンフより

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
「零式艦上戦闘機５２型」
　大戦後半に主力戦闘機として活躍した零式艦上戦闘機５２型（Ａ６Ｍ５）は、仮称零式艦上戦闘機２２型改の名で試作された性能向上型で、１８年８月、Ａ６Ｍ３の９０４号機を改造した１号機が完成した。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
「零式艦上戦闘機５２型」
「MITSUBISHI TYPE O CARRIER FIGHTER」
　ここに展示されている戦闘機は、平成４年に錦江湾及び吹上浜から揚収された海軍の零式艦上戦闘機の残骸を基に、三菱重工業（株）名古屋航空宇宙システム製作所（ＭＨＩ名航所）の技術支援を得て、鹿屋航空工作所を中核とする鹿屋基地所属隊員が復元した零戦５２型である。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
「零式艦上戦闘機５２型（三菱Ａ６Ｍ５）」
　重武装･･･当時２０ミリという大口径の機関砲を装備していたのは零戦だけで、その威力は絶大なものがあった。
　初速は7.7ミリ機銃より遅く、携行弾数も少なかったが、炸裂弾の威力は強力で、一発で敵飛行機が吹っ飛ぶ位であった。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
「MITSUBISHI TYPE O CARRIER FIGHTER」
　全幅:11.00m、 全長:9.12m、 総重量:2,733kg、 最大速度:565m/h/6,000m、発動機:「栄21型」1,100馬力/2,850m 、武装:機銃7.7mm×2(固定)　機関砲20mm×2　(爆弾60kg×2)、 乗員:1名

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
　５２型（Ａ６Ｍ５）は６番目の計画（Ａ６）で三菱製の５番目の機体（Ｍ５）で２番目の発動機という意味。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
「ゼロ戦用エンジン栄発動機２１型」

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
「ゼロ戦用エンジン栄発動機２１型」
　1,100馬力。

■参考までに広島県呉市の「YAMATOミュージアム」旅行記です。
　ここにもゼロ戦（零式艦上戦闘機）が展示されています。
　http://4travel.jp/traveler/godzilla/album/10202390/

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
　零式艦上戦闘機５２型操縦席。
　９８式射爆照準機の両脇に９７式７.７ｍｍ機銃。計器の下に機銃機銃安全装置や酸素調節器が見える。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
「零式艦上戦闘機５２型」
「MITSUBISHI TYPE O CARRIER FIGHTER」
　展示してある機体は５２型（Ａ６Ｍ５）で、発動機は「栄」２１型である。
　機銃は２０ｍｍのロングバレルで、９９式２号機銃が搭載されているのがわかる。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
「海軍航空服（冬）」

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
　海軍航空の発祥からわずか３０余年の短期間に、世界列強海軍と比肩しうる実力を備える海軍航空機発展の原動力になった先駆者たちを中心に、海軍航空の発祥、急成長の海軍航空隊及び航空技術の発展の様相について時代を追って検証展示されている。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
「空母龍驤」
　龍驤は、ワシントン軍縮条約の下、１００００トン未満の空母は保有量に認めないとの条項があったため、条約制限外の空母として建造された。
　日本海軍の空母としては４隻目にあたるが、最初に建造された鳳翔より飛行甲板が短く、大戦中活躍した空母の中では最小である。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
「航空機搭乗員腕時計」
　ここ鹿屋基地は、太平洋戦争末期の最後の攻撃　“特攻隊”の海軍主要基地でした。
　この鹿屋基地からは、８００名を越える若者が沖縄に向けて出撃し尊い命を落とされたそうです。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内２階
　硫黄島の遺品。その他、神風特別攻撃隊の全容を、それぞれのジャンルに整理して説明してある。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内１階
　終戦による海軍航空部隊の終焉によって途絶えた伝統は、昭和２７年海上警備隊の発足によって再び萌芽し、海上自衛隊航空部隊として再建された。
　その創設時から今日までの変遷を、各防衛力整備計画等を通して紹介し、以後の展示を理解するための導入部を構成している。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内１階
　搭乗員と基地支援要員の各々の任務、役割、実際の仕事ぶり、生活の状況等を基地機能や基地周辺住民との交流を折り混ぜて紹介している。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内１階
　米国からの航空機の貸与、ノックダウン方式による製造、ライセンス生産とその航空技術の発展の様子を、海上自衛隊が使用してきた航空機や装備品の変遷とともに、航空技術の再建に取り組んだ人々の活躍ぶりとして紹介している。
　飛行機公園での館外展示と関連させている。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内１階
　搭乗員と基地支援要員の各々の任務、役割、実際の仕事ぶり、生活の状況等を基地機能や基地周辺住民との交流を折り混ぜて紹介している。

＜鹿屋航空基地史料館?＞

●史料館内１階
　海上自衛隊航空部隊の役割と能力を、各種活動の実体を通じて紹介している。
・防衛出動時の作戦行動（日米共同訓練等）　
・平時における主任務
・民政協力（災害派遣、海難救助、流氷観測、南極観測支援、その他）　
・平和貢献（掃海部隊のペルシャ湾派遣）

宮崎県串間市＜都井岬＞

●都井岬野生馬
　次の訪問地は、宮崎県串間市の都井岬です。
　お目当ての野生馬は、数頭確認できただけです。

宮崎県串間市＜都井岬＞

●都井岬灯台
　岬の東部に位置する都井岬灯台は海抜255mに位置し、高さ15m、光達37海里です。
　一般公開もしている参観灯台です。日本の灯台50選にも選ばれています。
　北緯31度22分03秒、東経131度20分45秒。1929年点灯。