ひとり旅 [245] 九州縦断２２００Ｋｍの車旅【21】 ＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞鹿児島市

2008/03/09 - 2008/03/12

＜＜九州縦断２２００Ｋｍの車旅＞＞

【巡航県経路】
　広島→山口→福岡→大分→宮崎→熊本→鹿児島→宮崎→熊本→大分→福岡→山口→広島

●【手記】
　九州縦断旅行記がやっと２１冊目になりました。
　３／12からまた休みなしのお勤め状態になっていますので、少ない時間で旅行記を仕上げるのが相当疲れますう〜〜。
　∠σ(^_^;)ｱｾｱｾ...
≪天の声：お前が好きで旅して、旅行記やってんでしょ！≫
　返事：はい。一応、深いワケがあるのですが… 。

　３月９日：早朝５時２０分旅立。
　３月12日：深夜11時２０分帰宅。
　３泊４日：車中泊２日・Ｂホテル１泊。
　総走行距離数：車移動２１９７Ｋｍ。
　今回の訪問観光地：４０箇所くらいでしょうか。
　写真枚数：１２０７枚。

エリア 桜島・古里温泉(鹿児島)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　埋没鳥居を観光したあと、桜島東岸から南岸を回って、フェリー乗り場を目指して走っていきました。

●溶岩道路
　Ｒ２２４号線から写。漁を終えた漁船でしょうか、よい景色ですね。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●有村溶岩展望所
　ご案内板。フェリー乗り場へ向かう途中の溶岩展望所です。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●有村溶岩展望所
　待避壕。
　こんなものにお世話になりたくないですね。至る所に見られます。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●有村溶岩展望所
　1946年の大爆発で流出した溶岩原の小高い丘全長1キロに及ぶ溶岩遊歩道の途中にあり、360度広がる眺めが望めます。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●有村溶岩展望所
　有村溶岩展望所から見られる溶岩は、1914年（大正3年）に起こった桜島の大噴火により噴出したものです。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●有村溶岩展望所
　この時は約2キロ立方米の溶岩流や火山灰が噴出し、島内の５集落が溶岩流に埋められました。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　レンズを換えて、ボーエン（◎0◎）でパシっ。

●有村溶岩展望所
　この噴火の前までは桜島は錦江湾に浮かぶ島でしたが、噴火による溶岩流により大隈半島側と繋がり陸続きとなりました。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●有村溶岩展望所
　国道２２４号線沿い、桜島南岳の火口に一番近い場所にある有村展望台から桜島を撮りました。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●有村溶岩展望所
　南岳（標高1,040m）。
　中岳から約500m南に位置します。山頂に直径約700mの火口があり、その内側に二つの小火口があります。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　アップで南岳頂上付近の山肌を撮ってみました。

●有村溶岩展望所
　南側山腹には安永大噴火の火口、東側山腹には昭和噴火の火口があります。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　レンズを広角に戻します。

●有村溶岩展望所
　遊歩道を歩いてみました。途中「あずま屋」があったり、怪岩・奇岩の連続です。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●有村溶岩展望所
　桜島は比較的新しい時代において頻繁に噴火を繰り返してきたため、噴出物が積み重なった地層は、考古学における時代を知る上での鍵層として役立ちます。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●有村溶岩展望所
　桜島噴火における堆積物（鍵層）は、上野原遺跡の年代測定において重要な役割を果たしました。

■上野原遺跡旅行記↓
　http://4travel.jp/traveler/godzilla/album/10227955/
　

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●有村溶岩展望所
　噴火が始まったら、この電話ボックスで電話をかける！　そんなアホな（＾。＾；）

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●若宮神社
　国道２２４号線沿い。
　なんでしょう？　火の神を鎮める山の神か、漁の安全を見守る海の神か。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●まちの駅ふるさと
　2006年8月より「まちの駅ふるさと」の試験オープンを開始しました。…だそうです。
　場所：林芙美子文学公園の前。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●桜島国際火山砂防センター
　寄ってみましたが、閉まっていました。
　世界的な火山「サクラジマ」についての情報の集約と提供をする国際的な施設で、海外から多くの研究者や研修生、観光客が訪れているそうです。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●愛宕・枚聞神社とある。
　交通安全・航海安全・漁業守護だとか。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●愛宕・枚聞神社より錦江湾を望む。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●窯元
　溶岩焼・桜島溶岩プレート販売とある。
　溶岩焼きとは、石焼きの一種で天然の溶岩石製の溶岩プレートで肉などを焼く調理法です。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●桜島自然恐竜公園
　桜島自然恐竜公園は桜島港裏の高台に位置し、車でくねくね上って行って約５分で着きました。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●桜島自然恐竜公園
　桜島や錦江湾の様子が一望できる見晴らしの良いところです。
　恐竜公園は、桜島の溶岩イメージに合わせて、ディプロドクスをはじめ７種類の実物大の恐竜くんたちが造られています。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●桜島自然恐竜公園
　公園にはアスレチック遊具や実物大の恐竜像などが立っていて、家族連れの方におすすめのスポットです。
　おっ！さっそくティラノ君が。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　「きみはティラノ君ですか？」
　「ちがうわい！オラはアロサウルスだっぺや！」
　　ちがうみたい。こわっ！（◎_◎；）

●桜島自然恐竜公園
　アロサウルス（Allosaurus）は、1億5500万年〜1億4500万年前の中生代ジュラ紀後期に生息していた大型肉食獣脚類に属する恐竜です。
　ティラノサウルスと言えばＴ・レックス！ジュラシックパークに出たやつとわかるでしょう。よく似てるな。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　エダフォサウルス君です。ちょっと迫力がない。

●桜島自然恐竜公園
　エダフォサウルス(Edaphosaurus)は石炭紀からペルム紀前期にかけて現在の北米地方からヨーロッパにかけて生存していたそうです。
　全長３mほどのトカゲ様の生物で、背中に大きな帆状の突起物があるのが特徴。この突起物は体温の調整に使われていたと考えられているそうです。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　ブロントサウルス君です。

●桜島自然恐竜公園
　ブロントサウルスの通称で有名な大型の竜脚類の恐竜。北アメリカのジュラ紀後期の産。体長は21〜25m。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　ディメトロドン君、こんにちは。迫力ある〜〜。

●桜島自然恐竜公園
　ディメトロドン (Dimetrodon) は石炭紀後期〜ペルム紀前期に現在の北アメリカに生息していた陸生哺乳類型爬虫類だそうです。
　全長2．7〜3．3メートル、体型はトカゲ型だが背に脊椎が伸びて形成される“帆”を有し、体温調節やディスプレイに用いていたと想像されています。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●桜島自然恐竜公園
　ディプロドクス (Diplodocus) はジュラ紀後期に北米に生息していた代表的な竜脚類恐竜です。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　こちらがディプロドクスくん。でかい。

●桜島自然恐竜公園
　植物食の温和な動物で、足跡の化石などから他の竜脚類と同様に群れを成して生活していたと考えられています。
　体長20m〜35m。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

●桜島自然恐竜公園
　フェリーが桜島と鹿児島市を行き交っています。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　プラテオサウルス君。地味な恐竜ですね。

●桜島自然恐竜公園
　プラテオサウルス(Plateosaurus)は三畳紀後期に生息していた古竜脚類の恐竜。全長は約9m。最初期の大型植物食恐竜です。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　ついに登場！‘人気ナンバー１’サウルス。
　ステゴサウルス様です。

●桜島自然恐竜公園
　ステゴサウルス（Stegosaurus）はジュラ紀中期から後期（1億5600万~1億4500万年前年）にかけて、現在の北米西部（コロラド、オクラホマ、ユタ、ワイオミング各州）に生息していました。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　ステゴサウルス様をもう１枚写。

●桜島自然恐竜公園
　体長４〜９ mの大きさの群れで行動していたと考えられる植物食恐竜。
　恐竜の中でも最も有名な種のひとつです。

鹿児島市＜桜島[2]溶岩展望所・恐竜公園＞

　なぜかジャングル大帝が…。
　白獅子パンジャとエライザか？レオはどこ？

●桜島自然恐竜公園
　パンジャ：レオの父親、ジャングルの王。
　エライザ：レオの母親

鹿児島市＜林芙美子文学碑＞

●林芙美子文学碑です。

　「花のいのちはみじかくて
　　　　　　苦しきことのみ多かりき」

■＜桜島[3]＞へ続きます。