1ヶ月史跡の旅　?　～河南省博物院編～

2008/01/28 - 2008/02/23

鄭州は1泊しただけです。博物館に行ったのみ。
その博物館で食べたアイスクリームがくせ者だったのですが…。

エリア 鄭州(中国)

西安から鄭州への高速道路からの風景。
さすが中国！広いだけあって地域によって全然風景が違います。

標識のみで感動する。其の一
虎牢関。三国時代の戦場。
高速連射モード、初めて使ったのでうまく撮れなかった…。

標識のみで感動する。其の二。
許昌。曹操の根拠地。

鄭州バスターミナルへ到着。
一体ココが地図上でどこなのか、まったく分かりません(笑)
とりあえず、駅前行きらしい路線バスに乗り込む。

それにしても、暖かい。
旅行はじめる前、この辺りは猛吹雪だって聞いてたのに…。
単に1ヶ月の旅行の間に季節が変わったってのもありますが…。

駅前行きのバスなのに、駅とは離れたところで降ろされたんですけど…。
重い荷物を背負って、迷いながら歩いて、何とか駅に到着。写真は鄭州駅。

駅前の長距離バスターミナルの上が西安でイギリス人に教えてもらったホテル。今まで泊まったホテルの中では高い方だけど、疲れすぎで、もういいや…という感じで決めてしまいました。


天鵝賓館　1泊140元(ツイン)

夕食を求めて彷徨う。
鄭州、都会だ…。

ガイドブックに載っている二七記念塔。
偶然行き当たったので、とりあえず撮っておく。
この辺りは夕方、屋台がたくさん出てました。

たまにはガイドブックに載っているところで食事してみよう！と思って行った食堂、老蔡記。

名前忘れたけど、7元ぐらいだった夕食。

コチラは3元ぐらいでした。
スープの味が薄かったけど。

駅前のバスターミナルでバスをチェック。
なんと、出発前に大雪のために退票した棗荘が載ってるじゃありませんか!!
どうしよう、行きたいなぁ…。でも、開封も行きたいような気がするし…、邯鄲も行きたいし…。

翌日、鄭州の博物館は｢西安の陝西歴史博物館と上海の上海博物館に次ぐ収蔵点数｣とガイドブックにあったので、行ってみることにしました。


河南省博物院　入場料　10元(学割)

特別展が開催されてました。

夏王朝の青銅器。
紀元前2070年から紀元前1600年って…すごい！

四川の三星堆遺跡の面。
この顔、結構好きかも(笑)

春秋時代の斉の国のもの。
鮑叔の孫が鋳造させたものらしい。すげー。
鮑叔については2007年10月の旅行記｢春秋戦国と三国の旅｣を参照。

文字もまだ残っている。

商(殷)王朝のもの。紀元前1600年から紀元前1046年。

すごい、細か〜い！
でも、若干気持ち悪いような気が…(汗)

漢の高祖劉邦の墓、長陵から出土したらしい兵馬俑。
長陵、ちょっと行こうかな〜と考えていた所。
兵馬俑の後ろの写真を見た感じ、観光地っぽくなってる様子。
これなら行っても行き倒れることないな(笑)

ほとんどの展示物のちょうど真ん前にガラスの継ぎ目がくるのはどうにかしてほしいと思いました。
しかも、パッキン外れてるし(泣)

6300年から4500年前のものらしい。
おもしろい形。

漢代の犬。
間抜けな顔が可愛い。

楊国忠(楊貴妃の兄)が玄宗皇帝に献上した銀の延べ棒らしい。

玄奘故里のパネル。
玄奘故里やら虎牢関やら、この辺りにはそこそこ行きたいところがありますが、街の中心から離れているところが多くてタクシーチャーターしないと無理。
2人以上なら交通費割り勘でいけるけど、一人旅+収入ナシの留学生なので今回は諦めました。
…そこまでは、この辺りの遺跡に情熱がなかったとも言える…(笑)

武則天の等身大ジオラマ。

石室を模した金る玉衣の展示。

春秋晩期のものらしい。
すごい細かい！！

細部までじっくりご覧ください。

博物館内の表示。
さすが中国！痰吐き禁止のマークもあります。

ここの博物館、館内に飲み物やお菓子を売っている売店があって、食べながら見学してもいいようになってます。
帰りのバス代のための小銭がないので、ここでアイスクリームを購入。
多分これが悪かった…。
博物館を出るころに気分が悪くなってきました…。
でも、昼から開封へ移動するため、既にホテルはチェックアウトしてるし(泣)
ホテルで一時預かってもらっていた荷物を持って、ホテルの下のバスターミナルへ行くと、開封行きのバスはここからは出ていないとのこと。
重い荷物を引っさげて、フラフラしながら教えてもらったバスターミナルへ…。
やっとバスに乗れたと思ったら、並ぶところが違うとバスを追い出されて、列の最後尾に並ぶ羽目に…。
満員のバスの中では、中国人観光客にグループで一塊になりたいから席を代わってくれと言われるし、
バスに荷物置き場がなくて、お腹が気持ち悪いのに、お腹の上にバックパックは置かなくちゃいけないし…。
そんなこんなでヘロヘロになって鄭州を出たのでした。