上海のイスラム教寺院−小桃園清真寺

2008/02/29 - 2008/03/29

国際都市だった上海には世界中から富と冒険を求めて人々がやってきました。
民族の証であった宗教、その国々の宗教建築物も多く残っています。

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エリア 上海(中国)

少し離れた所から見ると緑のドームと、金色に輝く尖塔が見えます。
1917年建立のこの寺はその後幾度か拡張され、現在の形は1925年に増築されたものです。
建物上部の「1343」はイスラム暦では西暦1925年だそうです。

隣には1993年に建立された清真女寺があります。

裏に回ると「上海市イスラム教教会」の看板を掲げた建物があります。
お隣に干してあるのは「ペルシャ絨毯」ではなく、唯のお布団のようですね。
下町では洗濯物が写らないように写真を撮影するのはほとんど不可能なんです。m(__)m
「下着」が写った時は已む無くトリミングすることもありますが。

そのまたお隣には風雪を感じさせる渋い建物と共に、これまた風雪を感じさせるご老人が佇んでおられました。

この旅行記へのコメント （3）

• スクンビット総研さん 2008/03/02 12:00:31

  おお、これが！！

  件のイスラム寺院ですね。初めて見ました。
  方々からレポートや論文を取り寄せて読んでいるんですが、中国の沿海部には相当数のモスクやイスラム集落が残っているそうですね。
  いい加減に東南アジアから抜け出して、もう一度大陸をじっくり旅したくなりました。
  
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  haichaoluさん からの返信 2008/03/02 12:34:47

  RE: おお、これが！！

  スクンビット総合研究所さん、いらっしゃいませ！
  ご承知かもしれませんが、
  中国の神様がお怒りになり、日本へのアクセスができません。
  今、お怒りが静まるようにアラーの神にお願いしている所です。
  これもご存知かもしれませんが、
  福建省泉州はその昔「海のシルクロード」の基点だったので、
  世界中の文物が集合しました。
  中国最古のイスラム寺院の一つがあるそうです。(清浄寺:1009年建立)
  冬も暖かい泉州は歴史も古く見所も多いようで、
  私も一度訪ねてみたい場所です。
  ツアーはだいたいアモイへ行くので、日程がちょっと不便なんですね。

  スクンビット総研さん からの返信 2008/03/02 13:49:17

  RE: おお、これが！！

  マルコポーロに思いを馳せ、訪ねてみたや歴史の地。
  
  泉州にはモスクの他にも天后宮もあるんですよね。
  アモイから日帰りでも行けるそうなので、頑張れば東京から3拍くらいの日程でも行けますね。