2013/11/17 - 2013/11/22
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悠遊人(ゆうゆうじん)さん
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私は海外の医療・美容研修を開拓し18年間にわたって1、500名以上を各地から案内してきましたが、今回は推拿、人体解剖研修のため101回目の上海研修となります。 中国も以前とはだいぶ変わりましたし、もう過去には戻れませんがいったいこの国はどこへ向かうのやら・・・
夕刻上海に到着。やはり2.5PPMの影響か、粉塵が市内を覆っているのがわかる。10-20年ほど前と最近では曇りの様相が違う。 それは早速-身体の変調となって現れる。 まず喉が痛い。 鼻水や涙が止まらない。 もちろん個人差はあるだろうが、私は特に呼吸器系が弱いのだ。
なぜだろうか?
北京や天津とちがってここ上海は暖房に石炭を焚くわけではなし、工場もあまりない。 考えられるのは車の排気ガスが主犯と思うが、車自体はほとんど最新のものが多いのになぜ? そもそもガソリンが粗悪なのだ。 中国はまだまだ発展途上の国。 どうしても見てくれにこだわり、燃料の質など二の次だ。 例えばホテルでは暖房が急に切れたり、お湯が出なくなったりは日常茶飯事。 こんなことで驚いていては中国では暮らせない。 壊れてはじめて対処するのが中国だ。 だからいつ壊れても不思議ではない。 よってここでは「対策」が重要になる。 解決策は修理するか、部屋を代えるか、他のホテルに移るかということになる。 これは交渉次第ということになる。
○上に政策あれば下に対策あり (中国の諺)
現在、団体客用の土産店はほとんどがクローズド。 中国人が海外旅行する際も団体用の土産店には入れない。 これは旅行代を安く見せかけ、ショッピングの不正マージンでカバーするというようなやり方が行き過ぎたので上が政策を打ったのだ(旅遊法制定)。 これで現地業者もガイドも、なにより時間のない旅行者が一番困っている。 ショッピングは個人で行くしかありません。ただしボられることはなくなったのですからよろこばしいのかも・・・
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上海雑技団(ポートマン)にて
行くたびに見ているのでこれで101回目になります。 いつものコミック担当の二人のお兄ちゃんはもういません。 10-15歳ほどの少女も5年も経てば卒業していきます。 軽業に体重が増えれば務まりません。 内容はバランス重視の演技から劇場によっては手品、オートバイショーなどまさに雑技です。 ただやはり間に挟んだ皿回しやナイフ投げなどのコミックショーが消えたのはとても残念です。 -
中国事情:中国人は新しいものが好きです。また大きいものが好き。 高価なものも大好きです。 メンツの国ですからそういったものを持つ自分が高く評価されると考えるのです。
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建物もできた時点の外観はとても豪華で立派です。 ただ3〜4年もしないうちにボロが出てきます。 壁にヒビが入り、ドアがきしんできたり、ホテルでは急に暖房が止まったり、風呂の湯が出なくなったり・・・
日本ではそういうことの無いようにしっかり造るし、定期点検/メンテナンスをするのですが、こちらでは問題が起こってはじめて修理をするのです。 だから古いホテルはいつもどこかでトラブっています。 -
中国はこういった雑技団の妙技のように、政治的なバランスは取れないものでしょうか。 共産党の一党独裁では国内的にも対外的にもそれは難しいと言わざるを得ません。 たしかに今までは13億の人民を束ねるには一党独裁も仕方がなかった面はありますが・・・
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解剖研修(上海中医薬大学)
さて本題です。
整体やマッサージなど身体の治療やメンテナンスにかかわる者が骨・筋肉の位置や構造、方向性を知らないでまともな治療ができますか? ダ・ヴィンチは人の顔や体を描くのに内部まで知ろうとあの時代に何度も人体の解剖をおこなった画家ですが、プロとはそういうものでしょう。 身体の治療に携わる者にとって人体解剖受講は必須なのです。
http://www.janal.co.jp
解剖研修は観光旅行ではありませんが、大手業社の内容は、私どもからパクった内容で、所詮現地業者や現地大学への丸投げ、そんなもんです。それで満足している学校や先生も情けないですが、なんにも知らない生徒がかわいそう・・・
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中国では生まれた場所、家庭によってほぼ一生が決まります。 産まれ格差はすごく大きいのです。 下に生まれればこれを打ち破る方法はただひとつ。 それは金持ちになることです。 そのため皆必死で金を稼ごうとする。 拝金主義とはそういうことから始まるのです。 そしてほんのわずかな人間だけが大金持ちになっていく。
・皆買えば誰かが当たる宝くじ -
田子坊(2012)
最近の人気スポット、カフェや土産物屋が軒を連ねる -
田子坊の女(2012)
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田子坊の夕べ
上海でも古い街がどんどん壊されていきますが、ここは数少ない古通り、今ではしゃれたお店やカフェが並び、若者でいっぱい。 対照的な新しい街として「新天地」がある。 -
新天地を闊歩する小皇帝(2012)
一人っ子政策なので、子供はまるで皇帝のように大事に?育てられます。こんなわがままな子供たちが今の中国の0才から20才代なのです。 -
浦東地区張江
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外灘の夜(2012)
上海の歴史はわずか200年、田舎の小漁村がこれだけ変貌した例は他にないだろう。 まさに魔界の都市
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