カトマンドゥ盆地古都巡りとヒマラヤ観賞：ナガルコット編

2008/02/08 - 2008/02/12

2月の3連休に有給を1日くっつけて、超特急ネパール4泊6日の旅に出ました。日程は以下の通り。

2008年2月08日(金)　17:15　成田発　- 22:15　バンコク着
2008年2月09日(土) 10:45　バンコク発 - 13:00　カトマンドゥ着
2008年2月12日(火) 14:05　カトマンドゥ発 - 18:30　バンコク着
2008年2月12日(火) 22:35　バンコク発 - 06:15(+1)　成田着

現地では4日間弱しかなかったので、カトマンドゥ盆地を中心に周りました。

エリア ナガルコット(ネパール)

ナガルコットまではバスを乗り継がなくてはいけない。ラーニ・ポカリという池の真ん中にお寺のあるところの南側にあるバスパークからミニバスで先ずはバクタプルへ(30ルピーだったけどぼられた気がする)。ミニバスはぎゅうぎゅうづめで、立ち乗り＆ドアからはみ出している人もいて、イエメンのダッバーブ同様ドアが開いたまま走る。かなり渋滞していたので1時間以上かかってやっとバクタプル到着。ここで大きなバス(確か32ルピー)に乗り換え。バスは大きいけれどももう中は一杯。上の荷台はまだかなり余裕があったので(そう、そんなところにも人が乗るのです)、そちらに乗ることに。基本的に男性オンリーらしく、女性は私一人、観光客も私一人で注目されたけど景色は最高だし、日本ではできない体験でおもしろかった。

隣に座っていた人が少しだけ日本語を話す、元ナガルコットのホテル従業員で、道中おしゃべりしたりしてたらあっという間だった。昔はアレンジドマリッジ(見合い婚)が多かったネパールでも今ではラブマリッジ(恋愛結婚)が主流で、離婚もあるらしい。ネパールも一夫多妻制で、奥さんの同意が必要だけと二人までOKらしい。　

途中段々畑やヒマラヤの山々を望みながら山道を登ること約1時間、ようやくナガルコット(Nagarkot)に到着。

バス停には予約しておいた雲海リゾートの人がいたのでその人のバイクでホテルへ。この人もやっぱり日本語達者でした。ネパールの日本語通じる率はトルコやバリ並みに高い。雲海リゾートからの眺めは最高！

バルコニーからは7千、8千メートル級の山々が見渡せ、しばし言葉を失う。

バルコニーには3人の韓国人観光客がいて、この旅はじめて観光客と話せたので嬉しかったし、2人はNYで生まれ育った韓国人なので英語がぺらぺらで久々にちゃんと英語を話せた。ヤクのチーズと韓国のりをつまみにネパールのラムをすすめられ飲んでみたけど凄くおいしかったので、隣の売店で私もラム購入。ヤク・ジャーキーも購入。こちらも噛めば噛むほど味が出ておいしかった。

私の部屋はドミトリー(200ルピー=約400円)で、同じ部屋にはもう一人しかいなかったのでラッキー。しかもその人も日本人だった。

ナガルコットは眺めはすばらしいけど特にすることもないし、特にサンセット後はキャンドルの明かりだけで暗くて寒いので、仲間がいてくれて嬉しい。サンセットはとても美しかった。写真じゃうまく残せないのが残念。


晩御飯は雲海リゾートで。客は私と日本人男性の2人しかいなくて、料理は一から作っているようでめちゃくちゃ時間がかかった。でもそのかわり作りたてでおいしかった。まあダルバートに200ルピーもチャージするんだからそれなりにおいしくないとね。

夜は周りは真っ暗で、星空がとてもきれいだった。モンゴルに匹敵する星空のきれいさ。部屋はどんどんと寒くなっていったので、また服を着込んで、ラムを飲んで、夜10時には就寝。

6時過ぎにトイレに起きると(トイレはバルコニーにある)、まだ日は昇っていないものの明るんできた空と山々のシルエットがとてもきれいだった。

部屋から布団を持ってきて、それに包まりながら太陽が昇るまでバルコニーで観賞。

山のふもとには雲海も出ていてとても神秘的。

そして待ちに待ったご来光！

ここからはエベレストも見えるのだけど、他の山々に比べて遠いため、小さくしか見えない。

この旅行記へのコメント （6）

• イイナイイナさん 2008/02/24 11:23:44

  はじめまして

  来月、ネパールに行くにあたり、いろいろﾁｪｯｸしていたら、wakabunさんにたどり着きました。
  
  僕もナガルコットに行く予定なのですが、バスは荷台に乗れるのですね。
  ますます、期待が高まってきました。
  
  写真、がんがんＵＰしてください。
  
  
  
  それでは

  wakabunさん からの返信 2008/02/24 16:10:23

  ナマステ！

  ヤヤヤさん、
  
  はじめまして。来月ネパールなんですか？たのしみですね！まだ山もきれいに見えるといいですね。ナガルコットからの眺めはすばらしいですよ。写真はあまりうまくとれなかったので、山の写真は少なめですが、うまくとれたとしてもやっぱり実際に目で見るのとは感動が違います。ヤヤヤさんの目でしっかり見てきてくださいね！
  
  荷台乗れますよー。日本じゃとてもできない体験なのでぜひ試してみてください。
  
  
  
  

• バートンさん 2008/02/17 00:16:08

  バスの荷台にはあっぱれです。

  7千、8千メートル級の山は絶景ですねぇ。
  空気も澄んでそうだからサンセット、サンライズも綺麗。
  星空も灯りがないと本当に良く見えますよね。
  ペルーも絶景だったけど星空までは期待できませんでした。
  高山病は大丈夫でしたか？
  
  ネパールではバスの荷台に乗っちゃうんですね。
  アフリカとか物資が乏しい国とかだとよくTVで見かけますが。。。
  乗り心地はどうなんでしょう。
  なんだか、これも面白そうですよ。
  ますます興味湧いてきました。
  
  ばーとん

  wakabunさん からの返信 2008/02/17 23:18:08

  荷台楽しかったです！

  ばーとんさん、
  
  7千、8千メートルとはいえ、そんなに高いかどうか私の目にはよくわからなかったんですけどね(笑)。でもまああれがうわさのヒマラヤか、と思うと感動でした。ナガルコット周辺は家も少ないし、とりあえず停電の間は真っ暗なので、それはそれはすばらしい星空でした。オリオン座の中にあんなに沢山星があるなんて知りませんでした。
  
  ＞高山病は大丈夫でしたか？
  
  ナガルコットでもせいぜい2100mなので大丈夫でした。サナアと同じくらいですかね？階段のぼると息きれるくらいなのかと思いますが、トレッキングでそれは感じなかったですね。サナアは乾燥している分余計に高度を感じるんですかね？
  
  バスの荷台楽しかったですよ〜！あくまでも荷台なので、鉄が網状になっていて、クッションとかないのでけっこうおしり痛いですけど、バスの内部も窮屈そうだったので、だったら外のほうが快適かもしれません。特に私は乗り物酔いしやすいので、新鮮な空気が吸える(かなり汚染はされてそうですが)ほうが気分的によかったです。日本じゃ絶対に許されない行為ですよねー。

• ishicameraさん 2008/02/17 00:14:42

  ヒマラヤ綺麗！！！

  ヒマラヤ綺麗ですねぇ。
  やはり冬場はとってもクリアに見えるんですね。うらやましい。
  ただ、相当寒そうですねぇ。
  ナガルゴット意外と標高高いので朝晩の冷え込みは過ごそうですね。
  
  私も星空感動しましたぁ。
  山のことばかりを考えていたので、星の綺麗さはとっても楽しい想定外でした。
  生憎、私は飲み友を見つけることができず、一人でボーっと星空を眺めてました。
  
  次はいよいよトレッキングですね！！
  旅行記楽しみにしてます。
  

  wakabunさん からの返信 2008/02/17 23:07:05

  ベストシーズン

  ishicameraさん、
  
  ヒマラヤが良く見えるのは10-2月と聞いてその間に行くことにしました。本当は秋のほうがいいみたいだけど、ダサインもあるんでめっちゃ混むみたいですね。ishicameraさんがいかれたのは夏でしたっけ？夏はカトマンドゥあたりは快適なんだろうなあ。冬はホテルが暖房ないので辛いです。外はそれなりの格好をしていればいいので大丈夫ですが、部屋が寒いのは致命的ですよね。北欧のほうがインドアはちゃんと暖房が充実しているのでまだ暖かいです。
  
  ナガルコットの星空はすばらしいですよね！停電がありがたく思えました(笑)。でもボーっと外で眺めているにはあまりにも寒すぎたのが残念です。
  
  トレッキングの様子、今夜にでもアップしますね。