ベトナム雲南　少数民族街道の旅（２）～バックハー～

2007/12/30 - 2007/12/30

バックハーの日曜マーケットに合わせて、ハノイから夜行列車でラオカイ経由でやってきました。花モン族の彩鮮やかな民族衣装に囲まれたマーケット探索は本当に楽しかったです。

エリア その他の都市(ベトナム)

ラオカイに朝5:30に到着しました。まだ外は真っ暗です。駅前は旅行代理店のバスが多く待っていましたが、タクシーやバスの姿は目に入らなかったため、通りを隔てた向かいにあるレストランの従業員にバックハー行きのバスについて聞いたところ、そのバスがこの道路を通った時に声をかけてくれるとの事。まだ1時間近く時間があったので、このレストランで朝食を摂りました。彼の言うとおり、バスがきたので乗り込み席を確保。しかし、支払はかなりボられました。まあ、でもあの暗い中をバスターミナル探してさまよう気にもならなかったし、良しとしよう。

所要２時間半ほどで９時ころにバックハーに到着。途中の峠では一面霧が発生していましたが、バックハーは霧が晴れていました。

バスを下りて少し歩くと市場にさしかかります。色鮮やかな民族衣装をまとった花モン族が数多くいて、気も高ぶります。

写真を撮らせてもらいました。

道路際で店を構える花モン族。

この道を下った所が日曜マーケットが開かれる場所です。バックパックを背負ったまま、マーケット探索に向かいます。

バックハーマーケット全景。

並べられているのはお線香でしょうか。

混んでいる道の真ん中で井戸端会議のように話し込んでいました。

唐辛子の山。

竹パイプをふかしながらの商談です。

肉売り場。

こちらの店で売られている肉はダイナミックです。

花モン族の民族衣装は同じように見えますが、縁取りや裾の色を変えたりして、おしゃれをしているようです。

この一角に黒山の人だかりがありました。

そこには花モン族の女の子がオシャレを競うための材料となる布や毛糸が売られていました。

布を選ぶ目も真剣です。

毛糸売り場。

毛糸売り場をのぞきこむ人々。

その先に彼女たちの着る民族衣装が売られていました。

色とりどりの実に華やかな民族衣装です。

こちらはスカートです。

市場のはずれでは動物市場が開かれており、子犬が売られていました。

子犬を買い物かごにくくりつけて商売する親子連れ。

買い物かごにくくりつけられて佇む子犬。

犬の歯茎をチェック。この地域では犬を食べる風習があるようですが、この犬も将来食べられてしまうのでしょうか。

子犬を引きづって歩いているので、この子犬は前足をほとんど地面につけることができず、後ろ脚だけで歩いていました。

犬市場の奥の広場では水牛が売られていました。

間近で見ると迫力ものです。

バックハーの日曜マーケットで花モン族の民族衣装を存分に堪能し、12:00のバスでラオカイに戻ります。

どの民族カわかりませんが、花モン族以外の民族衣装を着た人もバス停付近にいました。

車内はすでに満員で、霧で覆われた峠を越えてラオカイに向かいます。