2007/04/04 - 2007/04/07
204位(同エリア274件中)
アリヤンさん
世界自然遺産、フォンニャ洞窟のベースキャンプとなる町、ドンホイに鈍行列車でドンハからやって来ました。
駅から目指すゲストハウスへ、タクシーで、ドンホイの街なかに入ったきた。
ロンリープラネット(LP)には、
「ポストカードになる美しい港町」
と紹介されていた。
しかし、LPには過去、裏切られたことが2,3回あるので、あまり期待はしていなかった。
しかし、しかし である。
停泊する船の見える河口が、見えてきたとき、息を呑むほどの、美しさと静けさだったのです。
まるで、ポストカードの絵をみるように、ピトレスクな漁村風景が、クッキリとして、目に焼きつくのでした。
現地ネット環境劣悪のため作成した当時の現地緊急避難ページ。
http://www.geocities.jp/mihata01/4traemergency_069.html &
http://www.geocities.jp/mihata01/4traemergency_070.html &
http://www.geocities.jp/mihata01/4traemergency_071.html
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
小ぬか雨が降る夕刻。
川がトンキン湾に流れ込む河口付近に、ドンホイの街はあった。
河口には、白い砂州のビーチがあり、夏にはリゾート客でにぎわうらしい。
残念ながら、今は肌寒い。 -
初めてこの風景が目に飛び込んできた時、息を呑むほど、ウワーッっと思ったのである。
あとで写真をみると、そのスゴサが表現されていない。
コリャ、カメラがボロだからなのか?
ウデが悪いのか?
ウデが悪いンジャろなあ、、、
その感動が、うまく伝えられません。 -
ゲストハウスの窓からも、港が見える。
-
イチオシ
川をよぎる橋から見た。
ンッ!?
一寸法師?
おわんに乗って、小型母船に漕ぎよる。 -
街の中を散策します。
ベトナム戦争時(1965年~75年)、この街はアメリカの爆撃で破壊された。
その惨劇のメモリアルとして、この教会は残されている。 -
この小さな漁業の街で、人々はどのようにして、日常の糧を稼いでいるのか?
最後までナゾだった。
街には立派な住宅が良く見られた。 -
メ・スオットの像。
力強い男性が南をにらんでいます。
かなり大きな像です。
メ・スオットが誰で、何をした人か?
今でもよく分からない。
(北ベトナムの詩人??)
ベトナム人で親しい人でもできたら聞きたい。 -
この街の南端にあるメイン市場。
-
ほとんどが路上市場です。
-
港町らしく、海の幸が、豊かに並べられる。
-
なかには”厚揚げ”や ”豆腐”もある.
-
イチオシ
野菜市場。
-
周辺には自転車、オートバイの波。
-
河口近くの船着き場は怖いほどの静けさに包まれている。
-
イチオシ
川には、多くの漁船が停泊しています。
漁船の周りには、必ず、おわんのような、小さなおわん船があります。
おわん船は、親船と岸辺との連絡船として、主に使われている。
つまり、岸からは、おわん船に乗って、一寸法師よろしく、そのおわんを漕いで、親船に近寄るのです。 -
今朝は、太刀魚があがっていた。
ここは、街の中ほどにある、小さな市場だ。
魚は、一番に、この市場に上がる。 -
エビは生きており、飛び跳ねていた。
-
カツオ?
刺身にしても、タタキにしても、ウマイダロウナア。 -
小魚も豊富だ。
「べら」や、「きす」もあるようだ。 -
”カニ”
そばで、たいていカニ味噌を作っている。
木のハチと、木のスリコギで、カニを潰して、味噌にしている。
カニたちは、生きたまま味噌になる。 -
このミニ市場では、野菜や、肉も、売られているので、生活に必要な食物がそろう。
-
あくまでも静かな港。
-
おわん船は、木をくりぬいたものか、と思っていたが、なんと、竹を編んだものだった!
竹の編み物とは!
昔は牛の糞を塗って、防水としていたらしい。
防水には、松ヤニを塗る場合が多い。 -
氷屋さんは重要な仕事。
市場でも、食堂でも、シェイク屋でも、皆、氷を使っている。
氷屋さんの商売は、究極の「水商売」だろう。 -
この光景は、宿のまん前で、毎日見られるものだが、船を解体しているところだ。
毎朝、多くの見物人が、ジベタリアン座りをして、ノンビリ見物している。 -
船を解体している人達は、確かに働いている、と云える。
バックに停泊している、多くの漁船は、毎日、動いた形跡はない。
日本なら、漁船は、毎日未明に、一斉に出て行って、朝には帰ってきて、魚を揚げる。
でもここでは、そんな姿は見たことがない。
船が動いているのを見たのは、2-3隻だけである。
あとは皆じっとしたまま。
夜中でも音一つしない。
不思議な街である。 -
イチオシ
とにかく、ここの人々は、あまり生産活動をしていないように見える。
コレと言った、産業か工業が、あるとは思えない。
どうやって、毎日の糧を稼いで、暮らしているのか?
組織的に、漁業をやっているフシもない。
ひとごとながら、心配してあげる。
市場での、魚の量も少ない。
自分達の食い分が手に入れば、それでヤメルのか?
外食をする習慣がないのか?
食堂が非常に少ない。 -
-
-
竹で編んだおわん船には、おわん型だけでなく、こんな形の船もあるのだ。
-
アクセク働いている様子も見せず、立派な家々に住んでいる。
不思議な街。
共産主義国によくある、政府関係幹部が多く住んでいるのか?
つまり、労働者階級の栄養を吸い上げて、特権的に生活をしている?? -
レストランでは、メニューは普通、ベトナム語ばかり。
なかには、ノート紙に誰かが書いた、英語版メニューがあったりする。
食事については、アジアのなかでは、どちらかと言えば、ここは”貧しい”ほうだ。
食事をする所を探すのに、一苦労するのだ。
それも、そう美味しいものがあるワケではない。
子連れの外人のお母さんが路上で子どもにグリルド・チキンを食べさせていた。
「ここはレストランが極端に少なくて大変だネエ」
と声をかけると、
「マッタク、そうですネエ。ホント困ったものネエ!」
とお互い苦笑いした。 -
たまに見つけたレストランで、フォーを食べる。
一杯、10000ドン(約74円)。
もう一つだった。
ドンハの市場で食べたフォーのほうが、旨かった。 -
宿のテレビでは、ベトナム語の放送のみが見られる。
普通どこでも、CNN(アメリカ),BBC(イギリス),TV5(フランス),DW(ドイツ),CCTV(中国)などの衛生放送が映るのであるが、、、
この街では、それも無理のようだ。 -
”楽しみ”は、市場に揚がる、新鮮な魚を見る、こと。
-
-
-
-
-
ワレワレがドンホイを出るころには、船の解体が、ほぼ終わりかけていた。
4日間の仕事だ。 -
Hotel Mau Hongのオッちゃん。
毎日、ニコニコしていて。極めて親切。
パートナーが下痢の時、奥さんと一緒に、お粥を作ってくれた。
この街では、どこに行っても、粥が食えなかったし、どこのレストランも作ってくれなかった。
でも、欧米人バックパッカーには人気No.1の宿だ。
このホテル以外に良いところはなかった。
(街の真ん中あたりに、高級ホテルがひとつあったが、それは一泊100ドルくらいはした。)
5月以降になると、暖かくなるので、フォンニャ洞窟への発進基地として、観光客が増えるらしい。 -
ドンホイ市内地図
(ロンリー・プラネットのものを拝借し、加工したものです。[ソノママデ ナイノデ、パクリ法律には抵触シナイトモノト、オモイマス])
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9911/DonHoiMap.jpg -
ドンホイでは、初期の目的であった、世界自然遺産:フォンニャ洞窟、も見に行けた。
すばらしいピトレスクな景色も見せて頂いた。
(レストランがなくて、食べ物を探すのに苦労したけど)
一応、納得して、次のヴィンに移動することにした。
宿のおっちゃんに、コールタクシーを呼んでもらって、ドンホイ駅に行ってもらった。
コールタクシーがあるなんて、驚きだが、不思議とあった。
駅まで36000ドン(約270円)。 -
ドンホイ⇒ヴィンの急行列車チケット。
一人、77000ドン(約570円)。 -
駅では、相変わらず、ワケのワカラない時刻表がある。
-
前日に、この駅まで来て、時間をチェックしていたので、切符はスムーズに買えた。
駅構内には、石灰石の造形物と池があった。
いくらかは、フォンニャ洞窟を、意識しているのか? -
ベトナムに入ってからイイ事ひとつ。
コール・タクシーがある。
タクシー会社の電話番号がみなユニーク。
○○タクシー:551 551,
XXタクシー:85 85 85
というように、分かりやすい、覚えやすい番号になっている。
タクシーの数はまだ少ないが、どこからでも電話で呼べばちゃんと来る。
しかもメーター制。初乗り9,000-15,000Don。
でも、数がまだ少ないので、街で拾うことは難しい。
まだバイク・タクシーが主流。
(自動車のタクシーはバイク・タクシーの10倍高い)
ワレワレは、二人なのでバイク・タクシーに乗るのは、難しいので不便ではある。
また、パートナーは怖がって、バイクの後ろには、よう乗りません。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アリヤンさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
47