2007/04/07 - 2007/04/07
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honneamisさん
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070407信玄祭を抜け白根町へ 甲府長野編?
さて、予定の無いアドリブ?旅行の醍醐味、「面白そうだから行ってみる」イベント発動。一人旅だからこそできる気ままな旅。ちなみに私、断然“犬より猫”派。。
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自転車 JRローカル
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また出店を冷やかしつつ城内にある観光案内所へ。というのも、街中で観光レンタサイクルに乗っている人を見掛けたのだ。自転車なら、地図を見て沸いてきた思いを実行出来るかもしれない…。
レンタサイクルは近くのホテルで無料で借りられることがわかった。が、外へ出ると急にすごい人の流れに。プログラムによると、山本勘助役の内野聖陽(まさたか)さんと信玄役の市川亀治郎さんがパレードを終え舞台挨拶をするらしい。 -
流れに逆らえず、えーいままよと城門まで行くと、拍手やざわめきと共に二人が入城するところに遭遇。家にテレビがないので大河ドラマは観ていなく特に感慨は沸かないが、パパラッチ根性が沸いてきて(笑)写メをパチリ。
が、3m横を通り過ぎたのにタイミング悪く、紋付きの黒羽織り姿の内野さんの背中しか撮れなかった(*_*) -
舞台挨拶はさすが甲府の地であるせいか会場に熱気があった。
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印象的だったのが亀治郎さんの挨拶の時、話し終える度、風がサーっと吹いて桜の花びらが舞台を彩るように舞ったことだ。内野さんも「演出みたいですね」と思わず口にしていて、世の中にはこんな風に神様に愛されたような存在の人もいるんだなーと思ってしまった…。
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その後、武田軍団出陣の儀式が始まり、24武将が順に舞台に上り始め、勇壮な掛け声もあり見応えがあったが、勉強不足でメジャーどころしか知らないので、真田軍団の写メを撮ったところで移動を開始。
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石垣の一番上の層にある資料館を見た後、レンタサイクルを貸し出ししているホテルへ向かう。
城の敷地を出ようとすると、ちょうど馬に乗った武田の赤揃えの武者が20騎ほど城に向かって来るのに遭遇。先頭はなぜかおばちゃん武者がそれぞれ騎乗する白馬2頭。
この騎馬武者軍団と一緒だと、武田軍団パレードの武田信玄役の若林豪さんと、山本勘助役の田中健さんが見れるかもと思い、付いて行く。 -
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が、城のそばの駐車場に皆入って行ったかと思うと、時間調整だったらしく、若林豪さんも来なければ、移動もなかなか始める様子もない。
ちょうど近くに自転車を貸してくれるホテルがあったので、しばらく馬を観察し、写メを撮った後行ってみる。 -
自転車は宿泊者じゃなくても快く貸してくれ、さっそく52号線を西に向かう。武者軍団パレードはもうどうでもよくなっていた。目指すは釜無川に残る信玄堤、そして白根町。
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白根町に行こうと思ったのは、甲府から10Kmくらいしか離れてないと聞いたからだ。甲府のJリーグチーム(確かベルファーレ?甲府みたいな名前だった)オフィシャルショップ前のベンチで寛いでた時、そばに座って試合状況を訊いてきた(ショップ前で試合中継をしていたのだ)、ほっぺが赤い気の良さそうなおじさんが教えてくれた。
が、それでは白根町に行こうと思った動機の説明にはならない。
白根町に観光目的地的何かはおそらくないだろう。
それでも行ってみたいと思ったのは、職場である通所介護施設の利用者Oさんの、故郷を語る言葉や表情がとても心に残っていたからだ。
Oさんは山梨県白根町出身で、若い頃奥さんと一緒に東京へ移り住んだ。奥さんとはもう死別されて何年も経つが、幼馴染みでもあった奥さんを思い出されることも多い。
また、10代の頃からカトリック教徒でもあり、施設に遊びに来る小さな子どもと遊んでは、「かわいいから」といって涙を浮かべられる優しいOさんは、やはり利用者・職員を問わずみんなの人気者である。
そんなOさんが故郷の白根町のことを語ってくれた時、私にもありありとその心象風景が浮かんできた。
「遠くに富士山が見える反対側には八ヶ岳の白い峰。
庭の木に残った柿の実が、夕陽を浴びて透き通ってる…。」
Oさんはそう絶句して涙した。
私はOさんにティッシュを手渡しながらも、その詩的な光景の余韻にしびれる思いだった。 -
今こうして甲府の地に来たのも何かの縁だろう。甲府駅から信玄堤まで4〜5km、釜無川を渡ってしばらく行くと白根町である。自転車で十分行ける距離だ。
祭りのせいで渋滞している横を走り抜ける。バスで行くことも考えたが、やはり自転車で正解だった。途中、展示してある小さなかわいい機関車や夫婦さいかちの巨木の写真を撮りながら西へ向かう。
52号線へ出るとゴチャゴチャした建物がなくなり、山が見えるようになった。
しかし、南アルプスの山々は雨のせいでグレーのベールがかかっている。富士山も見えない。まだ甲府盆地は降ってはいなかったが、急いだ方がいいだろう。 -
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急に暗くなり始めて信玄堤のある釜無川に辿り着く。かなり大きい川だ。
が、信玄堤の案内板がない。地図を頼りに少し上流に向かうと、とてもきれいな木立ちと芝生の公園の先に、ようやくそれらしい大きな案内板が見えた。雨が降り始めていた。 -
写真を手早く撮り、案内板を読む。信玄堤は信玄堤と呼ばれている釜無川東岸の遺構だけで成り立っている訳ではなく、その堤に当たるまでの流れの勢いを減衰させたり、流れをコントロールする他の構造物も含めて成立するものだそう。その合理性は、現在の技術レベルに照らしても十分通用するものらしい。
う〜ん。さすが信玄!考えてみると、戦後の公共工事で取り壊されず、400年以上前の遺構がそのまま残っているのも驚かされる。まあ、これは山梨県民の努力によるものがあるのかもしれないが。
あずま屋の下で雨をしのぎながら、信玄堤のワニの歯のような遺構を眺める。目を上げると対岸の白根町は雨で霞んでいる。
止みそうもないので今回は白根町行きは中止することにする。また来る機会もきっとある。かなり暗くもなってきた。
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