2007/11/09 - 2007/11/11
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murenekoさん
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宮之浦岳・縄文杉縦走三日目。
縄文杉~ウィルソン株を経て、太鼓岩、白谷雲水峡に向かう。
縦走のクライマックスは、「もののけ姫の森」。
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「翁杉」
樹高23.7m
樹齢2000年
ウィルソン株の写真を撮っていると、今日一番に登ってきた人と出会う。まだ8時頃で、道の崩落でシャトルバスしか通っていない荒川登山口から来られる時間ではないので、あれ?と思ったが、たぶん白谷雲水峡から早朝に登ってきたんだろう。
翁杉を横目に山を降りていく。 -
その後は、続々と登山者達とすれ違う。この時間に降りていると、縄文杉に登ってくるほぼすべての登山者とすれ違うこととなる。200人以上はいたかな。「ニッポン旅・旅ショー」で、アンガールズを案内していたチョンマゲのガイドさんもいた。
30分ほど歩いて大株歩道入口到着。綺麗なトイレでしばし休憩する。 -
あとはトロッコ道をひたすら進む。
「良平は少時無我夢中に線路の側を走り続けた。」
〜芥川龍之介『トロッコ』〜 -
トロッコ道から、白谷方面に行く「楠川別れ」まで1時間チョイ。道は平坦でだいぶ歩きやすい。
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もう登ってくる人とはほとんどすれ違わず、ヤクシカが時折姿を見せる。
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「三代杉」
樹高:38.4m
樹齢:初代1200年前、二代1000年前、三代350年前
屋久杉の「倒木更新」の代表的なもの。 -
三代杉。
何千年後には、四代杉、五代杉となっているのだろう。スケールが違うなぁ・・ -
楠川別れに到着。
ここから荒川登山口に下りるのが普通のルートではあるが、せっかくなので、予定通り白谷雲水峡に向かう事にする。
辻峠を50分「登る」こととなり、体はバテていたが、気分はハイテンション。
これも屋久島の森のパワーなんだろう(と、言い聞かせる) -
ザックが肩に喰い込んで痛い・・
息が上がって何度も立ち止まりながら、40分で辻峠に登りきる。 -
←テープがどこにあるか分かりますか?
辻峠に荷物をデポして、「太鼓岩」に向かう。
前回(6月)来た時は道案内のテープを見失っておもいっきり迷ったが、今回は慎重にテープを見つけながら登る。 -
15分ほどで太鼓岩に到着。誰もおらず、貸しきり状態。風がきつくて、立っていると吹き飛ばされそうだったが、しばし座って瞑想。
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前回は気づかなかったが、『もののけ姫』の「モロの岩屋」からの景色は、太鼓岩からの景色のマンマ。スゲー!!
来る前に『もののけ姫』を復習してきたので、「あの子は人間だぞ!」「黙れ、小僧!」と一人もののけごっこ。アホか。
(モロの岩屋自体のモデルは、辻峠から少し下った「辻の岩屋」と言われています) -
太鼓岩横の岩場にしがみつつ、山での最後の昼飯。
太鼓岩を下り、もののけの森を通って、下山開始。
登ってくる人に「太鼓岩、風、強かったですか?」と聞かれた時に、「ちょっと、強かったです・・けど、晴れていて絶景でしたよ!是非観に行ってください!」と答える。 -
これまでは、「けど」の後の言葉が何か気後れして、言えなかったような気がする。けれど、「自分の中で感じる思い」と、「人に伝えたい思い」があって、あの時、必要な言葉は、「けど」の後だったのだと思う。大自然に身をおいていると、そういう気持ちになってきた。
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コケで覆われた「もののけ姫の森」。
いつか、雨が降っている時に来たいなぁ -
白谷山荘でトイレ休憩。近くにヤクザルの群れがいた。
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ヤクザルが毛づくろいしている。周りのガイドさんが、「目を合わせなければ大丈夫ですよ」と言っている。
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仲良しなヤクザル。今回の縦走では、ヤクザルとであったのは白谷山荘付近だけだった。逢えた事に感謝。
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もう、いい加減ヘトヘトだったが、最後の力を振り絞り、前回、「行き」に通った「原生林コース」から帰る。たまに人とすれ違うものの、基本的には見渡す限り森の中にポツンと一人。自然のエネルギーに満ち溢れている森の中で、自分の中で何かが昇華していく。
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なんか寄生しているような・・
13時過ぎに下山。2日山篭りで、3日間で計18時間の山行。それなりに鍛えているつもりだったが、山行の荷物を背負っての縦走はやはりハードだった。まだまだ修行が必要だ。次はどの山に登ろうかな。
白谷雲水峡からバスで下山。宮之浦の町に着いて、やっと電話が使え、屋久島警察に下山連絡。大雨で帰れないかも?と思った時はあせったけれど、無事縦走を完遂。 -
宮之浦で、「屋久島Tシャツ」や補充用の「三岳」を購入し、空港へ。
空港でぱっしょんあいすを食べて、二度目の屋久島との別れを惜しむ。
17時55分の飛行機で、屋久島を去る。6月に来た時と同じ窓際の席だったが、この時間では真っ暗になってしまって、景色は全然見えない。今回は、下山時間の都合上、ムリだったけど、やはり、1本前の便で帰って、窓から屋久島に別れを告げるのがいいかな。 -
「ワタミ」の渡邉美樹会長は、どんなに忙しくても、毎月、屋久島に通っているらしい。毎月・・とまではいかなくても、今は、きっと、僕の「還る場所」は屋久島なんだと思う。
もう次に行きたい場所は決めているし、また還ることを誓って、二度目の屋久島をあとにする。
「全部、自分で判断して決めているうちに、自分の人生は自分でクリエイトしていたのだという感覚がよみがえってくる。自分以外の全てを置き去りにする旅では、否が応でも、自分自身と向き合わされてしまう。だからこそ、日常に麻痺して自分を見失いそうになたとき、私はひとり旅に出ずにはいられなくなるのだ。」
〜たかのてるこ『ガンジス河でバタフライ』〜
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この旅行記へのコメント (2)
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- みつひとさん 2010/10/13 01:06:34
- 屋久島縦走
- はじめまして
屋久島、素晴らしいですね
いずれは屋久島に行きたいと思っていましたが
さらにその気持ちを強く持ちました。
murenekoさんが歩かれたコースそのまま僕も考えていたので
大変参考になりました。
昨年富士山に登り、登山初心者なのでもう少し修行してから
と屋久島にはチャレンジしたいと思います。
みつひと
- murenekoさん からの返信 2010/10/13 20:02:21
- RE: 屋久島縦走
- みつひとさま
初めまして
書き込みありがとうございます!
> murenekoさんが歩かれたコースそのまま僕も考えていたので
> 大変参考になりました。
私は屋久島にはまってしまい、今年の7月にも、5回目の屋久島で山泊まりしてきました。
淀川登山口〜宮之浦岳〜縄文杉〜白谷雲水峡のコースは見どころ盛りだくさんで、お勧めですよ!
なお、
既に御存知かもしれませんが、現在、淀川登山口は、通行止めが一時解除中で、また、いつ通行止めになるか分からない状況のようです。
出発の前に御確認ください。良い屋久島縦走になるといいですね。
http://www1.ocn.ne.jp/~yakukan/tozaninfo/index.htm
> 昨年富士山に登り、登山初心者なのでもう少し修行してから
> と屋久島にはチャレンジしたいと思います。
みつひとさんのホームページも拝見させていただきましたが、一気に4座も登られてすごいですね。
私も、次の百名山を目指してがんばります。
良い旅を!
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