少し遅めの夏休み2007第1弾『富良野＋α』～富良野編?美瑛･四季彩の丘･ﾊﾟﾉﾗﾏﾛｰﾄﾞ･ﾊﾟｯﾁﾜｰｸの路～

2007/09/11 - 2007/09/11

9/11 午後
　富良野から美瑛へと観光場所を移動。
　札幌在住の友人はさすが道外の友達を何度も連れてきているだけあって、詳しい。でも、一応、ガイドブックとカーナビには活躍してもらうことにしました。
　まずは四季彩の丘へ。しゃれた名前だな、と思いつつ1時間弱の美瑛への道をひた走ります。美瑛は丘のまち、ということもあり、近くなるにつれ小山が現れてきましたよ。

　どうせラベンダーの季節は終わっているし、いくら他の花が咲いているったってねぇ、と高をくくり四季彩の丘を訪ねてみると。。。
　びっくり。なんてきれいなの！！広大な敷地には花の絨毯が敷かれておりました。
　秋はコスモスかな、と思っていたけれど、コスモスは端に追いやられ、他の色鮮やかな花々がきれいに帯状に植えられております。これは、まるでどこかの国の国旗のよう。
　まだまだ余韻が残りつつ、丘のまち美瑛を感じさせるパノラマロードをドライブしながら三愛の丘展望公園を訪れ、パッチワークの路にあるセブンスターの木、ケンとメリーの木、北西の丘展望公園やマイルドセブンの丘へも行きました。

　ちょっと早めの夕飯を取るべくガイドブックに掲載されている数あるお店から選んだのは「木のいいなかま」という名のお店。これが、大正解。大満足!!
私は肉じゃがオムレツなんていうものを注文。美瑛産じゃがいもっておいしそうだったから。
　お腹もいっぱいになったので、さぁ、宿へ戻りましょうか。
　ついに旅行も明日でおしまい。そして、北海道とも友人ともさよならです。2泊3日なんてあっという間だなぁ。。。

エリア 美瑛（びえい）(北海道)

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー

四季彩の丘にやってきました!!

平日だというのにすごい観光客の数。みんな日本人かと思っていたら、中国や韓国から来た人達もかなりいました。国際的です。

四季彩の丘は７haという東京ドーム3つ分の広さを誇ります。
なので、1区画先に行くには結構歩くので、足腰に自身の無い人はノロッコ号（有料）というトラクターに引かれた乗物で移動していましたよ。

やはりラベンダーは刈り取られていました（悲）。

でも、ラベンダーの香りは辺り一面に漂っており、ラベンダー好きにはたまりません。
茎の部分にも匂い成分があるのかな？

こちらはケイトウキャッスル。
赤や黄色といった原色がとてもきれい。
間にはピンク色もあります。

夏から秋にかけて咲く花で、寒さには弱いようです。

こちらもケイトウ。
違った角度から花絨毯を撮影。

サルビア。
紫色がきれいなので、ラベンダーの紫を見れない分、これで我慢しましょうか。。。

紫、といよりも青色が濃い感じがします。

花を見ながら一列分歩くのは結構大変。。。
四季彩の丘の広さが伝わりますか？

ハナビシソウ。
小さな花が可憐さを際立たせています。

敷地の奥はもう、更地になっていました。
それでも、丘のまち美瑛の雰囲気は感じられます。

マリーゴールド。
背丈が低く、花も終わり気味だったので、ちょっと地味でした。

9月なのにヒマワリも咲いていました！
少し背丈は低め。

花は太陽の方角を向くので、どちらが南だか、すぐに分かりますね！

花は春に咲く、というイメージがあったのですが、こんなに色取り取りの美しい花たちに出会えたのには、感動です！
秋って感じはしませんねぇ。

オオキンケイ草
黄色の可憐な花に和みます。

ロールちゃん。
牧場でよくみかける干し草ロールで出来ています。

たくさんの観光客がロールちゃんの前で記念写真を撮っていました。
でも、このロールちゃん、かわいらしさと裏腹にかなり重いため、「注意！触れるな！」みたいな看板もありました。

こちらはロールくん。
ロールちゃんとは少し離れた場所にあるためか、ロールちゃんほど人気がありませんでした。

記念写真用の看板と椅子がないからいけないのかも。
ロールくんも愛嬌があっていいのに。。。

ビニールハウスの前にこれから植えられる苗が用意してありました。
きれいな状態まで育てて植え替えるから、こんなにもきれいな花畑なのだな、手間暇掛かっていることに感心。

三愛の丘へ移動してきました。
展望ポイントの一つでもあるようです。
駐車場から階段を昇るとどうなっているのかな？

カフェの裏庭？？のような所がありました。
どうやら入っていいようなので、歩いていくと。。。

木製のブランコを発見！
童心に返って乗ってみました。
ブランコに乗りながら景色を見れるなんて、ちょっと贅沢。

でも、見えた景色は、すでに収穫の終わった畑でした。。。
パノラマロード側を見たほうがきれいかもしれません。

パノラマロードではこんな感じのなだらかな丘を登り下りしながら車は走行して行きます。
もちろん、自転車もいますが、ちょっとこの道はきついかも。
でも、のんびり田園風景でドライブやサイクリングには最高です！

この道は、どうやら北海道自然歩道のようです。
歩いても気持ちがいいかもしれません。

パノラマロードからパッチワークの路へ移動。
まずは北西の丘展望公園にやってきました。

駐車場から北の大地を望みます。

こちらも駐車場からアングルを変えて。

北西の丘展望公園にあるピラミッド型の展望台

晴れた日には十勝岳を一望出来るそうなのですが、あいにく雨が。。。
でも、所々に雲の切れ間があるので、にわか雨程度かな。
丁度、ピラミッドのところに光が集まっているようなアングルになりました！

ケンとメリーの木

最初”何で有名なの？”と思っていたら、Ｓ47に日産スカイラインのケンとメリーのＣＭに使われたからなのだそうです。
ちなみにポプラの木です。

この木の向かいには、ペンションケンとメリーがあり、自然のなかに人工物って感じでそこだけ異質さを放っておりました。

ケンとメリーの木
根元のほうから枝が生えております。

この木にはちゃんと所有者がおり、木の横には看板が立ててありました。
それによると、このポプラの木は1923（大正12）年に苗木を植えて育てたもので、寿命が近づいているそうです。

大事にしましょう！

セブンスターの木を見に来たら、雲の切れ間から光が差し、何かが光臨？若しくは天昇？していました。

北の大地に恵みあれって感じ。

セブンスターのパッケージに採用された”かしわの木”

S51年の観光たばこ、だそうです。

ほんと、丘の上に1本だけ木が生えているんです。

観光バスでここを訪れる人達は、下車無し、車窓のみのようで、木の近くで写真を撮っていたら突然、バスからフラッシュが。。。
たぶん、私たち、邪魔でしたね。

かしわの木の葉っぱはこんな感じでギザギザしています。
もしかして、柏餅を包んである葉っぱだぁ！！と思ったら、食べたくなりました。。。
今は季節外れ、5月まで我慢です。

お次はマイルドセブンの丘へ。
こちらもS52年にマイルドセブンのパッケージに使われたそうです。

丘のまち美瑛を感じさせる風景です。

マイルドセブンの丘は、ここがそうです、という建て看板がないので、本当にあってる？と疑心暗鬼になりながら、観光。

ま、でも他の観光客のみなさんも車をこの辺りに停めていたから、きっとここがそうなんだ、と言い聞かせて撮影。

美瑛は大体どこもそうなのだけれど、観光ポイントが畑のすぐ近く。
農家の方々は、畑を踏み荒らされることに相当困っているようです。観光客の私たちが余所者なのだから、きちんとマナーを守らないといけません。

おいしいじゃがいもは美瑛産だったりしますからね。
この畑もじゃがいもかも？！

美瑛観光も終了。遅めの朝食を摂ってから何も食べていませんでした。
お腹ペコペコ。
ちょっと早めに夕食にすることにしました。

ラッキーにも訪れた17時に丁度ディナータイムスタートです！

建物に入る手前にガチョウが。。。
あ、でもぶれてしまった。
逃げずにここでおとなしくしていましたよ。

ログハウス風のかわいい建物で”木のいいなかま”がお出迎え。
中も欧風ペンションっぽくてかわいい感じ。
雰囲気はばっちり。
料理はどうかな？

まずはポテト系の前菜。
おいもにベーコンなどを混ぜて焼いてありました。
うん、芋の味が生きていておいしいぞ。

肉じゃがオムレツ！外から見ただけでは、ただのオムレツですが。。。

中には、ほら、じゃがいもにたまねぎ。見えないけれど人参もはいっていました。
まさに北海道の野菜って感じがGood!

本当に肉じゃがなんです。少し薄味に仕立てられ、上品なお味。
オムレツと肉じゃが、意外に合います！

友人はオムライスをオーダー。
ケチャップご飯ではなく、ドライカレーが入っていました。

そういえば富良野ではオムカレーが有名なんだっけか。食べなかったなぁ。

こちらは別の友人がオーダーしたボルシチ。
じゃがいもがゴロンと大きく入っており、お肉もホロホロになるまで煮込まれていました。

付け合せにメロンやとうもろこしが付くのが、また北の大地の恵みを感じさせてくれます。

そうそう、このお店、味噌カツもメニューにありましたよ。