江南古鎮游その１　上海

2006/12/01 - 2006/12/10

2006年12月１日（金）
＜前書き＞
永年の苦労が実り、職場から１週間の休みをもらえる…
前後の土日をあわせ約１０日間の旅行が出来る！
昨年の旅行で嵌ってしまい、また性懲りも無く中国を目指すことにした。
さて行き先は１ヶ月以上あれこれ悩んで計画を立案した挙句、図書館で「中国江南古鎮游」という本に出会った。
上海近郊、浙江省の昔ながらの村を紹介した本だ。
計画していたプランを棚上げして、この本に取り上げられている古鎮をあれこれ廻ってみることにした。
移動手段は鉄道、バスとして、どこをどう廻るか、時間をかけて練りに練った計画（概要）は次の通りだ。
結局、行き当たりばったりで計画どおりいかなかったが、まあ良しとしよう…
＜今回の計画概要＞
１２月１日…出国
１２月２日…朱家角、千灯（千灯泊）
１２月３日…移動日（金華泊）
１２月４日…諸葛（諸葛泊）
１２月５日…斯宅（紹興泊）
１２月６日…安昌（南潯泊）
１２月７日…南潯（西糖泊）
１２月８日…西塘（上海泊）
１２月９日…上海（上海泊）
１２月１０日…帰国

エリア 上海(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

我輩の乗る、成田発5時35分のノースウエスト便は予定通りの出発らしい。
成田まで初めて京成スカイライナーを利用した…
時間にもよるだろうが空いており、しかも安いので乗り換えの手間がかかるが、なかなか利用価値がある…

機内食…
メインのヌードルは珍しく旨かった。それとも空腹のためか…
例によって飲み物はトマトジュースを頼むがそのまま１本くれた。開けてカップに注ぐのが面倒だったのか、開けて中途半端に残すのが嫌だったのか
いずれにしても好ましい…

上海浦東空港の到着ロビー。
時間がそのような時間なのか凄いひとだ。
記念に二階から俯瞰写真を撮ってみた。
やはり混んでいるのだろう、入国審査でメチャ待たされた…。それと、何か問題でもあるのか、一人で長くかかる人が結構いて列がなかなか進まなかった。
尤も、審査が早く終わっても荷物を預けた人は荷物が出てこなければ同じだが…
荷物はとうの昔に出ていた。

＜料金徴収のバスの車掌さん＞
いちお、空港からホテルに確認の電話のあと到着ロビーを出た所にある農業銀行で両替をした。１０時過ぎでも営業しているので便利だ。まさか夜はレートが高かったりして…
バス停はロビーを出てすぐの所にあり、上海駅行きのバスはすぐ見つかった。ほぼ満員状態で窓側は最後列しか空いていない上にイスが壊れている。でも、夜景を見たいので尻が痛いけど我慢…
看板では、15分毎に出ているようで最終が23時とある。
上海火車駅まで18元也。座れてよかった…

＜宿泊した上海鉄路大厦酒店＞
上海火車駅に着いたら既に11時を回ってしまっていた。ホテルは駅の横ででかでかと名前が掲示されていており、すぐ分かった。よかった…
不安だし割引も効くので、上海での３泊ともホテルは別別だが、日本にて事前に確保し支払いも済ませてある…。
このホテルは現地の旅行会社に列車の切符を頼んだ際に併せて頼んだ。
場所が上海駅のすぐ横なので便利だと思ったが、列車は結局、上海南駅発になってしまったので何の意味も無かったが駅に近いので良しとしよう…

夜中の１２時近くだと言うのにチェックインして荷物を部屋に置いたら、早速上海駅周辺に出かけてみた…
ホテルの近辺はひつこい客引きが居たがそれを振り切って駅の切符売り場に行った見た。
これから出発なのか、着いたのか、結構人がいる…

＜路上の売店にて＞
明日からの観光にそなえ先ずは上海市内地図を購入…
６元也
バス路線、市内、郊外地図が掲載されており情報としては豊富だが、活字が小さすぎて見にくい。
結果としてバス路線は複雑すぎて役立たなかったが、それ以外では郊外でも市内でも便利でとても役立った。

＜ホテルの部屋＞
一人旅なので無駄なことは無駄だが、やむを得ない。部屋は広くて割と綺麗であった。
ただし、夜中にチェックインして、早朝チェックアウトなので寝るだけだ。
まあ、着いて外にも出れたし、朝も散歩できたので寝るだけというのは言いすぎか…
でも、もっと安い宿で良かったとちょっと反省…
１泊２６０元也

＜早朝の上海火車駅＞
朝早く目覚めたので、昨夜に引き続き又駅近辺をウロウロしてみた。
早朝から到着する列車もあるので、もう人が居ることは居る。
天下の上海駅。きっと昼間はこんなではなくもっと凄いのだろう…

＜そして宿泊のホテル（正面）＞
右側が駅だが駅前広場が半端でなく広いので、駅の隣とはいえ下手すると徒歩１０分ぐらいかかってしまう…
広場と駅前の通りの境に柵がやたらとしてあり、自由に彼方此方行けず、ちゃんと決められたルートで行かねばならず不便この上ない…
また、タクシ乗り場は地下にあるらしい。
上海市内はタクシが決められた場所でないと停車してお客さんを降ろせないようだ…
逆になかなか拾えない…

地下鉄の上海駅をウロウロしたりしてちょっと時間が過ぎてしまった…

朝食は駅のすぐ横の食堂を試してみた。
朝なので簡単なメニューで良い。
外から覗くとお客さんは麺とかを旨そうに食べているので釣られて入ってみた。

入ったはいいけどどうやって注文するのだろう…
レジの小姐がにらんでる…
べ、別に怪しいもんではありませーん。
ただ、少々腹が減ってるだけです。
他にお客が居れば同じ様にするのだが…
配膳係がウロウロしていない。
と言うことはセルフサービスなんだ。
各コーナに行ってトレーに食べたい物を乗せて
レジで支払えば良いみたい…

てな訳で麺と油条と鹹豆漿を注文した。
麺には豚肉を揚げた物をトッピングしたら排骨麺になった。
それにしても、トレーの中が水浸しで油条を置いたらたちどころにトレーの中の水を吸ってしまいそう…
鹹豆漿を食べてみて、甘党であることを再確認した。しょっぱいだけで旨くなかった。
油条は巨大で食べ応えがある。
排骨麺も肉、麺ともにボリュームがあり大満足。
全部で１７元。安い