2007/07/24 - 2007/07/24
902位(同エリア1279件中)
こまちゃんさん
- こまちゃんさんTOP
- 旅行記1963冊
- クチコミ258件
- Q&A回答339件
- 1,998,797アクセス
- フォロワー64人
37度27度。
この時期にしては結構暑い日だった。
7月10日に「ノービザ」で中国へ入国したこまは、
15日以内に出国しなければならない!!
従って、期限は明日の25日までだ!
・・・と言う事で、一日前だけど今日やっておく事にした。
広州東駅から列車で香港直行!って言うのも有りだけど、
折角なので、深圳の羅湖辺關(通関)からの出国-入国に挑戦!
(要するに、安く上げたい事と新幹線に乗ってみたかっただけ…?)
PR
-
出発前に、701室の階段テラスから見た風景。
-
眼下には幼稚園があります。
-
朝10時半、番禺大石を出発!
-
アパートを出た所の大通りでタクシーを拾って、地下鉄駅まで向かいます。
-
地下鉄大石站まではそんなに遠くはないけど、歩くのにはチト辛い距離。
-
乗り込んだタクシーには、広州で良く見かける「後部席専用空調」が搭載されていた!
-
余りにも天気が良いので、大石鎮周辺の様子をパチパチと撮ったのでご覧戴こう。
スコールの多いこの町では、この様に建物の1階部分には軒のようになった部分がある。
(何とかと言うが忘れた・・・) -
「軽松吧」が、なんで「Handsome吧」なのか不明・・・
「軽松」は「リラックス」の意。 -
黒馬大排档・・・ブラックホースステーキ屋?
-
街中ウオッチングをしながら写真を撮っていると、あっと言う間に4,5分が経過。
地下鉄大石站到着!
入り口にはステーション用の小屋もなく、ただ単にエスカレータの穴が空いているだけ。 -
降りて行くと、、、
-
中は広州でも一番新しい設計の駅。
構内も綺麗。 -
体育西路で、3号線から1号線に乗り換えて、2つめで終点の「広州東站」到着。
-
地上に上がって、深圳行きの切符を手配。
そこで迷ったのが、普通の在来特急にするか、昨年開通した「中国新幹線」にするか。
百kmちょっとの距離で30元程高価だが、折角なので新幹線「子弾頭列車」にした(最初からそのつもりだったクセに!^^;)。
「イニシャルD」は別ホームからの発車らしい。
クネクネと歩かされてホームへ向かう。 -
乗車時の対応も格別良い。(これが普通だが)
-
切符にある「D」の文字が、新幹線を意味する。
南京−上海、義烏−上海等にも、既に新型が導入されている。
あちらは北陸新幹線のデザインそのままの、先頭が家鴨の嘴みたいなヤツだ。 -
車内も清潔。
我々の乗った5号車は、食堂車と半分半分。
そこにあるトイレは大型で、一等席のトイレよりも豪華。 -
列車は、静かにホームを滑り出す。
-
シームレスレール採用なので、ノイズこそ無かったが、少し揺れがひどいのには幻滅した。
170km程で巡行していた。
そんなに早くないな・・・と思っていると・・・ -
田舎の広い地帯に出た所で徐々に加速!!
実際は220km程出ていたように感じる。
200kmを表示して、まだまだ加速していたけど、表示はそのまま。
表示は、約5,6秒遅れて出るような感じだった。 -
この列車は、東莞、樟木頭、そしてもう一駅停まってから深圳に向かうタイプだった。
-
車両によっては「直行」もあるが、85元と更に10元高かった。
それ以外は、途中に一駅停まるタイプと、このように3駅停まるタイプが有るようだが、どれも同価格の75元。 -
同型の車両。樟木頭站停車中に反対側を通過していった。
-
樟木頭站周辺。
最新列車の路線周辺は、まだまだ時間が止まったような住まいが多かった。 -
近代化の煽りを受けるまでそう遠くないと思う。
-
3つめの駅も過ぎ、後は深圳に向かうのみ。
-
快適な列車の旅は、普通なら2時間かかる所を、1時間ですんなりと深圳に到着するようだ。
高層ビルなどが見えてきた。 -
それが其のサインになる。
-
深セン到着。
折角なので記念撮影。
我々が座っていたシートは爺ぃの後側。 -
深圳駅を出ると、何故か辺りは涼しいまま。。。
整然と片付いたコンコース。爺ぃが左方向を指して一言!
「硝子の壁があるぞ!」
そうなんです。
中国でも2つと無いだろう、そこは「空調付き駅外側のコンコース」だったのでした!
深圳での羅湖通関は、駐在時代に一度だけやった事があるけど、あくまでも香港への往復。
その当時は、兎に角殺伐としたイメージだけだったが、今はここまで綺麗になり、余所では「無駄」と取られるようなサービスが充実している。。。
「便利さの追究とサービス」これが近代都市化の姿。 -
前にもどこかで書いたけど、中国の本当の発展地は広東だよな〜。
意固地な上海、お高い北京。
万博とオリンピックを控えているけど、そんな肩書き持ったところで、人間が育たなきゃな〜んの意味もなし。 -
さて、深圳に関しては、先に羅湖から香港側へ出て戻ってきてから散策しょう!
まずは、ここ「羅湖辺境」の様子を把握してみる事にした。
爺ぃは通関出来ないので、深圳側でお留守番。こまが羅湖から戻ってきた時に、どこで待ち合わせるのが良いか決める事にした。
出国ゲートから、壊れて停まっていたエスカレーターを降り、入国ゲートの様子を見に下へと降りて行った。
出境と入境のロビーは、将に上と下になっているだけなので、出てきてからも直ぐにこの壊れたエスカレータで上に上がれる。
下には椅子も何もなく、2階にはベンチが沢山あったので、エアコンも良く効いている。
爺ぃは雑誌も持ってきていたので、涼しい2階の「出境」のロビーで待って貰う事にした。 -
1階は入境ゲート、2階は出境ゲート、そして3階は、「香港人専用通関口」になっていて、彼らはIDカードを自動改札同様に入れて通過するだけでOK。
で、こまは爺ぃとお別れし、2階の出境ゲートから中へと進んで行った。
青の出境カードに必要事項を書き込み、イミグレを通過してあっと言う間に出国。 -
今、中国とも香港とも言えない所に居る感じ。
この微妙な距離の通路を進むと、もう一つのゲート「香港入境ゲート」がある。
目の前左手に、内地客と外国客の通路。
真っ直ぐ行くのは香港在住者用で、「帰香港」となっている。
彼らはここでも、IDカードを自動改札に通すだけで、サササ〜と香港へ入れるようになっている。 -
フィルターにかけられたこまと中国内地人達。
でもって、その左への通路がまた縦に分けられていた。
直感で判ったが、空いている方が外国人通路のようだった。
中国からの香港訪問組は、その縦割りの左側、混んでいる方に並ばせられているのが判った。
・・・と言うより、人が多いのでこんな風に並ぶ結果になるんだろう。
空いている方をツカツカ・・・と進んで行くと、終点部分で健康検査の網が張られていた。
でも、厳密に体温チェックセンサーを当てられているのは、その区分けされた中国人サイドだけで、こまの通路には何もなく素通り可。
ツカツカと歩いてきたこまは、ノーチェックで香港入管イミグレに向かう事ができた。
香港入国用のカーボン式カードに必要事項を記載し、香港訪問者と書かれた所に並ぶ。
この時、並んだ所の運悪く、前の広東人のチェックが長くて時間を喰った。
なんだか話しが進まず、彼女、とうとう別室へ連れて行かれた。
書類の不備なのか何なのか、他でもアラブ系の人が同じように別室へご案内・・・
日本人、こう言う時はすんなり通過出来るんですよね〜。
こまの後に居た人は「コイツも時間喰うんちゃうか!?」って思っていたりして。。。
香港入国を無事済まし、「さ!早速戻ろう!!」と思って辺りをウロウロ。
しかし、行き着く所は「改札」のみで、「出口」らしきモノが無い。
大きなカメラ片手にウロチョロする怪しいヤツに見えるのか、保安員がこっちを見ている。
ドンドン行くと、、、行く手は半円型のドーム式テラスの様になっており、出口らしきモノなど無く硝子張りの壁のみ。
丁度そこに「インフォメーション」が有ったので、早速
「回大陸什幺走(大陸へはどう戻るの)?」
と聞いてみたら、「這里只能往前走。不可往回(ここは一方通行、戻る事は出来ません)。你要回去時,先出去下一車站下車才能回来(戻る場合は、一旦列車でどこかの駅まで行かないと戻れませんよ)」
が〜〜〜ん!!
し・・・知りませんでした。。。
だとしたら、一番近い駅でUターンするしかない!!
「どこ?」と聞いたら、「上水站」と言われて、自販機へ向かったが、全てが八達通カード専用となっていた!!
オクトパスカードは持っていないこま。
早速窓口で買う事にしてみたが、、、
が〜〜〜ん!!20香港元!!!
たったひと駅で20元も取るの!!?
高かろうがどうしようが、買わなきゃどうしようもないけど、香港ドルは持ってきていなかったこま。
早速、人民元が使えるかどうか切符売り場で確認すると・・・・
「不可以(だめ〜)」
と言われて玉砕。。。
でも、ちゃんと両替所があったので、今は丁度人民元の方が勝っているので、最悪でも「1:1」と思い、早速人民元50元を交換してみた。
戻ってきたのは、、、
が〜〜〜ん!!49香港元!!!
(こればっか・・・)
な・な・何と、去年のレートのような交換率。
たった1元だけど、銀行公正取引レートを無視したいけずな交換額。。。
香港、やって呉れます。。。
ショックが続いたので、この間の映像は無し。。。(^^;(完全に撮る気力がなかった)
少々ショックを受けながらも、20元札2枚と小銭を鷲掴みにして、切符売り場で20元の切符をゲットし改札をくぐった。。。 -
駅に降りて辺りを窺うこま。
-
コンコースの高架橋を渡ってホームへ。
-
駅には九廣鉄路の列車が入ってきた。
-
出発時間が来たようで、みんながドアの前で整列。
大陸と違う一面。 -
何だか心許なく感じるこま。
(ホンマかいな) -
ホームの先には、中鉄の機動車両が見え、なんだか懐かしくさえ感じた。。。
-
ふと振り向くと、深圳の町が見える。
-
あんなに沢山居た人が上手く別れて座り、席が満遍なく行き渡る。
-
こまも座って辺りを窺う。
広州の3号線と良く似た感じ。
実際、3号線がマネしているだけだろうけど。 -
走り出すと、別の型の車両も見えた。
-
5,6分で「上水」駅に到着。
-
下車して出口へ向かうこま。
-
その横を、今乗ってきた「ミラーマンの顔」のような列車が過ぎて行く。
-
山水駅に取り残されるこま。
振り返ると、掲示板には1分後にもう次の列車がくると出ている。
2分ごとに来るみたい。
「尖東」とは、尖沙咀東のこと。
さて、これから反対側へ向かいますか・・・
あ!・・・
長くなるので続きます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- カザMAXさん 2007/11/12 11:48:00
- わたしも同じ経験が…。
- こまちゃん様 こんにちは。
実は、わたしも香港返還前に、同じ事をした経験があります。
コースは逆なのですが…。
香港の短期滞在のビザが切れる前に、
深センに行って、日帰りで香港に戻ればいいと思ったのです。
ところが、深センからの帰りに香港の入国審査でつかまり、
別室に連れて行かれてしまいました。
日本へ一旦戻った後なら、ビザの更新は出来るが、
深センからではダメと言うのです。本当に困りました。
でも、結局は
「まあ、今度だけは許してやる。」と言うことで、
無事、香港入国が出来たのです。
逆コースなら、すんなりなんですね。
もしかしたら…。
深センはあの当時、香港人からも、とても物騒と言われていた頃で、
スリなどの被害にあわない様にと、すごく汚い格好をして行ったので、
いろんな意味で疑われていたのかも知れません。
実際、深センの駅前にいっぱいいた「謝謝ニー。」の人が、
わたしだけは避けた位、汚かったので…。(笑)
自分の体験がそうだったので、こまちゃんの旅行記を読んでいて、
再び無事に画家さんに会えるのか、ドキドキしてしまいました。
そんなに待たせる事無く、無事に再会できて、良かったですね。
- こまちゃんさん からの返信 2007/11/12 14:06:10
- RE: わたしも同じ経験が…。
- その当時ですと、大陸へでての効力復帰はないでしょうね。
香港にとって大陸は、効果のある外国じゃなかった…と言う事でしょうか。^^;
大陸からは、一旦行政外へでて、そして再入国すると効力が戻るのは、
が遺書の流入を歓迎する中国ならではの効果でしょうね。
でも、広東管理は緩くて助かりますね。
船での入国でも、何かデパートの出入りをしているような気がしました。
同じ入出国でも、飛行場でそんな事があったら、先ずは許可されない
ですし、罰金は確実ですよね。
汚い恰好・・・・
どんなのでしょ?・・・('ω'?
<<想像タイム>>
スタスタスタεεεε=ヘ(*’∇’)ノ
でも、羅湖から出国-入国を終え、駅にて反対側へ行けなかった時、
袋小路の円形改札ロビーの窓から表を見て、とても哀しくなりました・・・
みんなの目線が痛かったし。(‥って、ホントは誰も見てないのにね)
しかし、香港側も上手い事考えているモンですね。
infoの小姐、「上水ですよ」と答えた後、「みんなそうされています」と、
この問い合わせが多い事を物語るモノでした。
こま同様にせこい人も多いみたい・・・(^ω^;
こま
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
広州(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
49