ペルー紀行【2】（インカの古都 クスコ編）

2004/08/22 - 2004/08/31

リマから空路、約1時間、「世界のへそ」と名のついたインカ帝国の都クスコへ向かいました。
人々は、この町が世界の中心であると信じて、ケチュア語で“へそ”という意味の名前をつけたと言われています。
町自体がユネスコの世界遺産に登録され、「カミソリの刃一枚通さない」といわれる巧緻さで有名なインカの石組みを今もそのまま街の随所で見ることができます。
標高3,360mの地にあるクスコは、富士山頂より200mほど低いだけなので、空気も薄くなり、高山病の症状が出てくるので、ガイドさんからしきりに、走らず、ゆっくり行動するようにと注意されます。
リマでは、なんともなかったポテトチップスの袋がパンパンに膨れているのを見ると、やはり標高の高さを実感します。
半日観光をした時点で、特に高山病の症状もなく、また“コカ茶”が高山病の予防になると言われ、しっかりとコカ茶を飲んだので、これで大丈夫！なんて思って、油断をしていたら、夕食後から徐々に高山病の症状の典型である頭痛がしだしてきました。
就寝時は、起きている時に比べ、呼吸数が減少するため、高山病の症状もひどくなるそうで、翌朝には、頭痛と吐き気で、食事も喉を通らないほどになりました。
高山病の症状には、個人差がありますが、頭痛とひとことで言っても私の場合は、頭の前方と後方から鈍器で殴られいるような、ガンガンするような今までに経験したことのないような激しい痛みを伴いました。
この時、高山病は、時間の経過とともに症状も緩和するものと思っていたのですが、そうではなく、再び、標高150mのリマに戻るまで、このひどい頭痛から逃れることはできませんでした。

エリア クスコ(ペルー)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: アメリカン航空

到着後、まずはランチで腹ごしらえ。
メインは、マスのグリル（トゥルーチャ・ア・ラ・プランチャ）
付けあわせのジャガイモもとても美味しかったです。
アンデスのジャガイモは、イモそのものの味が濃い！

町自体がユネスコの世界遺産・クスコの町並み

クスコの町の中心に位置するアルマス広場

カテドラル

12角の石
インカの石組みの中で、最も有名かつ巧緻さの代表ともなっている石。

色とりどりの鮮やかな衣装を身にまとった少女たち。

「コリカンチャ」と呼ばれる太陽の神殿跡。
現在は、インカの石組みの上にサントドミンゴ教会が建てられています。
教会の中庭で。

正確な位置に窓がつくられている為、隣りのまたその隣りの窓も見ることができます。

インカの王様？
教会にいらっしゃいました。

サクサイワマン遺跡
インカ帝国の都クスコの郊外に残る巨石を３層に積み上げて造られた要塞跡。

南米アンデス地方の民族音楽フォルクローレを聴かせてくれるお店を「Pena（ ペーニャ）」と言います。
本場で聴く「フォルクローレ」は、最高です。
ＣＤも購入しました。(^.^)

民族舞踊も見せてくれます。

私は食べませんでしたが、クイ（天竺ネズミ）の丸焼きも食べさせてくれます。

バンドのメンバーと。