2007/09/03 - 2007/09/03
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スキピオさん
9月3日(月)快晴
朝,またもや4時半頃目が覚めてしまったので,テレビを見た。一日中流れていると思われるあの歌番組だ。出演した多数の歌手の中で知っている歌手は、ダヴィッド・アリデー、ファタル・バズーカ、シメーヌ・バディ、コルネイユくらいだった。コルネイユは最近日本でもCDが売り出され、知られるようになった。が、他の歌手はどうだろうか。ダヴィッドはシルヴィー・バルタンとジョニー・アリディーの息子で、現在、父・息子そろって活躍している。ファタル・バズーカは今人気絶頂のラップグループ。シメーヌ・バディは抜群の歌唱力を誇る。
【この度買ったシメーヌ・バディのアルバム「le miroir (鏡)」の表紙写真】
今日は以前から一度は行きたいと思っていた「下水道」を見学する。
場所はアルマ橋のそばなので、モンパルナス駅からバスで一本だ。
入り口に行くとすでに30人ほどの見学者たちが入場時間を待っていた。どうせ見学者は僕一人だろうと思っていたので、びっくり。
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さあ、いよいよ下水探検だ。
思ったよりも下水特有の臭いがしない。 -
【前を行く見学者たち】
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【下水道にいる動物たち】
もちろん、剥製です。 -
【作業風景】
もちろん剥製ではありません。蝋人形です。 -
【丸天井アルマ】
展示室になっている。 -
リヴォリ街下の下水・・・ホテル・ド・ヴィルからコンフェランス河岸(今の東京宮殿あたり)まで・・・は、フランス皇帝ナポレオン3世の治世下に作られた、と書かれている。
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【配線抗】
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【危険!】
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【ブリュヌソー回廊】
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排水が流れている。
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【ベルグラン回廊】
一番広い回廊なので展示室となっている。 -
【すべての通りからすべての下水】
パリの通りの下は必ず下水が通っている。だから毎朝、緑の服を着た清掃員が車道に水を流し道路の下にゴミを落としている。早起きすると見られるよ。
パリの町は朝歩くと濡れているのはそのためだ。 -
古代ローマの下水から始まり、現代の下水まで、約二千年の下水の歴史を図と写真で説明している。
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パリの下水工事の功労者、技師ユージェーヌ・ベルグラン(1810-78)
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【ナポレオン3世の肖像とパリの下水地図】
パリという町は、地上も地下もナポレオン3世(在位1852-70)のパリ大改造を抜きにして考えられない。 -
【かつての作業船】
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小説『レ・ミゼラブル』の中で、作者ヴィクトール・ユゴーは、1830年代の下水道を活写している。
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『レ・ミゼラブル』の主人公ジャン・ヴァルジャンは、目の中に入れても痛くないほどかわいがっていたコゼットのために、彼女の愛する青年マリウスを命がけで救う。
1832年の暴動(ユゴーは「反乱」と呼んでいる)時、官憲の目を逃れるために、ジャン・ヴァルジャンは瀕死のマリウスを背負って、迷路のような下水道をさまよう。 -
【様々な機械】
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【木製の球】
下水管の太さに応じて様々なサイズの球を通して、ゴミを掃除する。 -
中にはこんな巨大な球もある。
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最後はここでビデオを見て、パリの下水見学を終える。
ビデオによると、パリの汚水は次々分別されて、最後には郊外の工場まで流れて行って、腐葉土になるそうだ。 -
【パストゥール研究所】
昼食後、これまた以前から行きたかった「パストゥール博物館」に行く。
パストゥールは狂犬病の菌の発見ばかりではなく、僕にとってとってもうれしいビールの酵母菌の研究でも知られている。彼のおかげで、低温殺菌法(パストゥリザシオンと言う)が発明され、いつでもどこでもビールが飲めるようになったのだ。 -
【パストゥール研究所】
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【パストゥール博物館内部】
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【パストゥール博物館入り口】
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【パストゥール博物館外観】
ここはパストゥールの住居兼研究室だった。 -
【パストゥール研究所】
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フランスは、今日から新学期が始まった。
【子供たちの下校風景】
今年はキャリーバッグの子供が目立つ。 -
【ペタンクに興じるおじさんたち】
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【小学校前】
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今日も一日が終わる。
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