パミールを越えて・その６　カシュガル→ウルムチ

2007/09/05 - 2007/09/19

カシュガルからウルムチへの、南疆鉄道Ｎ８８８（軟臥・下段）による移動レポートです。

この列車の１等寝台は基本的に上下２段構造ですが、当方のコンパートメント（４人）は車両入口最初の位置なので、１段のみ。高さも十分で、身体の大きい西洋人でも上段でベッドに座って寛げる余裕だ。

　　　　　　　到着　　　　出発
カシュガル　ーーーーー　１３：０６
アクス　　　１８：３３　１８：４２
トルファン　０９：５９　１０：１３
ウルムチ　　１２：１７」

エリア 喀什(中国)

ホテルから徒歩５分強で、カシュガル駅行のバス停がありました。

＃２８が駅行、１．５元、所要２０〜２５分間。

ルートは、解放北路を南下。人民公園手前の十字路を左折し人民東路へ。　後は駅まで、一本道。

駅に到着した＃２８バス。

中型バスですが、移動はこれで十分。

戻りは、ここが始発場所なので、座って行けるので楽です。

カシュガル駅。　終点の駅としては大きな感じ。

駅構内の切符売場上にある、空席状況・電光表示板。

切符売場側の、カシュガルーーウルムチ間の時刻表。

主要駅間の運賃表。

列車の乗換に関する情報も。

駅構内の配置図。

無料のトイレもあります。

駅の建物の一角（左側）に、宿泊施設がありました。

料金はご覧の通り。

少ない列車の発車時刻からみて、ここに泊まる人は少なそう。

右側にも、招待所があり、格安の感じ。　外国の旅行者が泊まれるかどうかは、未確認。

駅中央の入場口。　切符のチェックのみ。

中に入ると、荷物のＸ線検査あり。

Ｎ８８８列車　軟臥・下段の切符。

料金は５２９元。

旅行社に依頼したので、手数料込みで８３＄になりました。

尚、ダフ屋の買占めを防ぐ為、切符は利用日の１０日前から、カシュガル地区のみで購入可らしい。

待合室に入った乗客が座って待っています。

座席指定でない乗客は、なるべく改札口近くに座ろうと必死に空席を探しています。　乗車前から競争です。

当方の乗る２階建寝台車両。　綺麗なおねえさん車掌が乗車口で待っています。

手前の橙色の車両は食堂車。近くて便利でした。

車両に取り付けられた看板。　確かに、ウルムチまで行くようです。

１等寝台・下段の様子。

二階建寝台車の通路の様子。

食堂車両の表示。

１等の二階建車両（軟臥）の表示。　何となく、意味は分るが、発音出来ません。

当該車両に付いていた給湯器。　各コンパートメントの給湯ポットに、セルフで補給する必要があります。

給湯補充を車掌がやっていたのは、昔の話になったのでしょうね。

定刻に発車。　駅のホームの看板からも、中国西端の終着駅であることがわかります。

車両の窓が汚く、写真を撮ったり、車窓の景色を楽しむには、落第です。

汚ない中国のイメージは、こんな場所でも顕著。

発車時刻がお昼を過ぎていたので、早速、食堂車へ。

頼んだ料理。　多過ぎました。　３２元。

尚、女性ウエイターは片言英語可でしたが、結局他の乗客が食べている料理を見ての、指差し注文になってしまいました。（笑）

車窓の景色は単純。

景色の変化も少なく、、、。

迫力も無く、、、。　退屈です。

翌朝のトルファン駅。　ヨーロピアンの団体が下車したので、車内は静かになりました。

ウルムチ駅に５分遅れで到着。　退屈しました。

これから公共バス（＃５２、１元）で、帰りの移動に便利な「紅山バス停」へ。

旅行シーズンなのに予約をしていないので、「紅山バス停」周辺の格安ホテルを探す積り。

この旅行記へのコメント （3）

• アリヤンさん 2007/11/02 17:45:17

  時刻表や価格表の写真

  Deep Blueさん、
  時刻表や価格表の写真、まさにクチコミです。
  現地にあるヤツが本物で一番役にたつものです。
  これからもこうした役にたつクチコミ的写真は取り捲りましょう。
  ここは「旅行のクチコミサイト　４トラ」ですから。
  ありがとう。

  Deep Blueさん からの返信 2007/11/02 23:10:06

  RE: 時刻表や価格表の写真

  アリヤンさん
  
  度々のご訪問　＆　投票、有難う御座います。
  
  アリヤンさんは、私の行きたい色々な国々へ行かれており＆外国語が堪能で、羨ましいです。こちらは、いつも、Japanese　Only＋ボディ・ランゲッジで、冷や汗をかいています。
  
  最近皆様の旅行記を拝見し、アリヤンさんの言われるように、現地での活きた情報が大切ということが分りました。これからも、気が付く範囲で記録に残すことを努力しいきたいと思います。
  
  私も、当初は単なる観光旅行で主な諸外国は廻りましたが、ダイビングを始めてから海の有る国がメインになって、訪問国が偏ってきています。（未掲載の国のほうがはるかに多くなっている。）
  
  アリヤンさんは、次の計画は何処でしょうか？
  
  当方は、正月にバンダ・アチェの北の島へ潜りに行こうかと手配中。日本では全く情報が無いし、外務省は「延期勧告」。　苦戦しています。
  
  今後とも、宜しく。
  
  

  アリヤンさん からの返信 2007/11/03 08:29:47

  RE: 時刻表や価格表の写真

  Deep Blueさん、おはよう！
  当方、語学は堪能ではありません。ちょっとだけ出来る、というヤツです。
  堪能な人からみれば「大したコト無し！」です。
  主に雰囲気と表情＋ボディ　ランゲージが得意です。
  で、今度のタビは11月下旬からです。予定は未定の旅程は下記を見てください。地図入りで準備完了です。
  http://www.geocities.jp/ariyan9907/
  それでは、また。