![済州島なんて、つい2ヶ月くらい前までは何の興味もなかった。<br />アリタリア航空のマイレージが消滅するという通知が届くまでは。<br />6万マイルを目指して、夫婦でコツコツ貯めていたのに、今ふたりが持っているマイレージ数で行けるのは、モンゴル・ロシア、そして韓国。ダンナに聞くと、妥協しても韓国、でもソウルはイヤそうだった。そんな時に“韓国のハワイ”と言われる島があると知る。それが済州島だった。<br /><br /><br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/18/17/650x_10181727.jpg?updated_at=1190995662)
2007/09/12 - 2007/09/17
870位(同エリア1297件中)
ともぞうさん
済州島なんて、つい2ヶ月くらい前までは何の興味もなかった。
アリタリア航空のマイレージが消滅するという通知が届くまでは。
6万マイルを目指して、夫婦でコツコツ貯めていたのに、今ふたりが持っているマイレージ数で行けるのは、モンゴル・ロシア、そして韓国。ダンナに聞くと、妥協しても韓国、でもソウルはイヤそうだった。そんな時に“韓国のハワイ”と言われる島があると知る。それが済州島だった。
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エアコンをつけると寒い、しかし止めると暑い。それを考慮してかどうか、扇風機が置いてあったのでそれを点けて寝たのだが、風があったはずなのに、起きるとまた何ヵ所も蚊に刺されていた。もう〜〜〜カユ〜〜〜い(ToT)夫婦でこの旅、何ヵ所刺されただろうか。掻き傷だらけである。
10時ごろチェックアウト。キャンセル待ちをスタンバイするには空港に早く行ったほうがいいと思い、広い道に出てタクシーを拾うことに。
その前に、近くのコンビニに寄って、何かお土産になるようなものはないかと探したのだけれど、良いものは無く、流しのタクシーに乗る。
道は、水が引かない部分もあれば、行き場のない土砂が乾き始まっている部分もある。 -
空港までの道は、信号はまだ復旧せず警官が手信号による誘導。
明るくなって改めてみる街はヒドいありさまで、全壊している家も。
「うわ〜」と、ワタシ達は外の景色に見入り、タクシーの運ちゃんは悲しそうな笑顔でためいきを何度もついていた。
空港近くになってきたら、道路は大渋滞。ちびちびとしか動かない状態に、しびれを切らした運ちゃんは、突然Uターン。スーツケースを持ったワタシ達への親切心からだと感じた。が、変更した道もものすごい渋滞。あのまままっすぐ進んでいれば、むしろ早く着いたろうと、おそらく3人とも思った。
それでも、それほど運賃もかさまずに無事空港に到着。
国際線チェックインカウンターに行ったら、なんのことはなかった。「本日キャンセル待ちで15:15の便でよろしいですね。お取りできております。お荷物お預かりはいくつでしょうか?」と、すんなりチェックイン!航空券も無事GET!!拍子抜けするほどスムーズに事が運んだ。やはり振り替え便なのだろう!!やるじゃないか大韓航空!!!
よかったよかったと言い合い、はて、これから15時までどうしようかと思い悩みながらも、明日の仕事に間に合うと一安心のダンナ。グアムで台風欠航分の代替が飛ばず、キャンセル待ちスタンバイで空港に缶詰になった恐怖と失望感を、味合わずに済んだ喜びが大きいワタシ。
空港で時間があったら行こうと思っていたレストランに行くことにして、身も心も軽やかにに空港を出る。
画像は、倒れた空港入り口の標識。 -
ネットに書いてあったそこは、空港から200メートルと書いてあったのに、おそらく1?は歩いたろう。しかも街路樹が軒並み倒れているから歩きにくい。
もしや台風の影響でやっていないかも?という不安もあったが、無事に営業しているようだ。地元の客もたくさんいる。むしろ観光客のほうが少なそうだ。しかし店内は広く、団体が何組か来ても対応できそう。隣が三栄交通というバス会社なので、運転手さんやバスガイドさんのような人もたくさん。
「ダムジャン」
* 済州市滝潭2洞731
* TEL:(064)-713-0550-1
* 営業時間:午前08:00〜午後11:00
* 済州空港入り口から東方向 200m
料理は、まわりを見ていると、刺身から豚を焼いたものまでさまざま。メニューは、ちょっとおかしいけど日本語でも書いてあって注文しやすい。
つきだしは、小魚・何か茎のナムル(苦味が強い)・わかめの酢の物・めざしのような魚の天ぷら・黒豚の串もの。 -
桜大根のようなもの(味は似て非なる)・カクテキ・旅の間とうとう生で食べることが食べなかった青唐辛子とにんにく・小魚の塩辛?・キムチ
山盛りのサンチュ・白菜のような葉っぱは、隣のテーブルのおじさんたちは、ごはんを海苔の様に巻いて食べていた。 -
ケジャン・・・先日、Eマートで試食したときには、生甲殻類アレルギーは出なかったので、この日もひと口たべたら・・・少々のどが腫れぼったくなったので、あわてて水などをゴクゴク飲んだ。あわわ・・・
豚肉の串焼きは、どうしてか脂身と皮の部分と、肉の部分が分かれていて不思議だったが、かなりの美味。昨日までは、タレで焼いたり、胡麻油につけたりして食べたが、これ、ただの塩焼き(料理酒か何かふりかけてあるのかな?)なのに、ものすごくウマい。特に皮の部分が、なんとも言えない旨みがジュワッと出てくる。 -
黒豚の毛は、こんなふうに残っている。
見えるかな〜? -
イカの水刺身。6000ウォン。
キムチ味にしなくてもいいのに〜〜〜
あとキュウリが多すぎ。
あんまり新鮮さは感じられない。
山房山で、生き造りを食べちゃったからねぇ・・・ -
さばの塩焼き定食。10000ウォン。
これはまぁまぁ美味しかった!
一夜干しになっているのか、多少臭みはあるものの、振ってある岩塩がまた美味しく、引き立てていた。 -
最後に参鶏湯!しかもあわび入り!!20000ウォン。
肝で味付けしてあるようだ。
味はさっぱりめ。ごはんに混じって、米粒大の小さな豆もたくさん入っていたので、あまり豆好きでないワタシは四苦八苦。
しかし、底をかきまぜても、あわびが出てこない。3日目に食べたあわび粥が脳裏をよぎり、「あぁこんなもんよね」とあきらめかけたそのとき!! -
お腹の中から2つの貝が出てきた〜!!なかなか柔らかかったので、あわびかも???
ちょっと期待が薄かったので嬉しかった。
やはり入っていた高麗人参は、Eマートで食べたときのものより小さく、しかも縦半分に割られていた。味も、Eマートのほうがおいしかったなぁ。
調整用に出てきた岩塩はおいしかったけど。 -
空港からレストランまでの道。
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このように根こそぎ倒れた木は、添木をして埋めなおす復旧作業が行われていた。
韓国って、そういう作業に取るかかるのは早いのね。 -
台風一過でピーカン、蒸し暑い中をやっと空港に戻ってきた。
敷地内に名産のみかんの木。よく嵐で落ちなかったね。 -
空港には土産物屋がいくつかあり、市内に比べると割高だったが仕方ないのでここで調達。
3階にはインターネットスペースもあり、1時間2〜3000ウォン程度だったが、空きがなく座れなかった。英語が堪能なスタッフのおねーちゃんがいる。
出国して国際線のターミナルに行くと、小さな免税店と土産店がひとつずつ。う〜んちょっとショボい。
その割にはキレイなトイレで用を足し、ロッテ免税店で買った品物を受け取る。昨夜欠航になり受け取れなかったが、ちゃ〜んと置いてあった。
搭乗は、やはり来たときと同じくバスに乗り滑走路近くからタラップにて。しかし、来たときより機材がよくてダンナは小さく喜んでいた。 -
軽食。パニーニ。
バターを塗ったパニーニにはあらかじめ卵は挟んであったが、そこに右のサラダを入れて食べている人が多数。もちろんワタシたちも。
でも、このサラダ、チキンのマヨネーズ和えではないかなと思ったのだが、鶏肉がダメなダンナは黙って食べていたので、言わないことにした。。。
パックのフルーツはパイナップルがひとかけ。 -
雲の上はなぜか好きだ。
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旧済州でみた竜頭岩のような雲。
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セントレア空港が見え、その後しばししてから富士山が見えた。
2時間強ほどのフライトを終え、成田空港に着いたのは17時半ごろ。は、はやい・・・
心配をかけた友人に、無事かえった旨のメールをする。彼女は一緒にグアムでキャンセル待ちをスタンバったので、今日かえってきたことを伝えたら、驚き、そして喜んでくれた。本当にお世話になりました。助かりました。
こんな旅だったので、ダンナはもう済州島には行きたくないと言っているが、ワタシはやり残したことがたくさんあるので、機会があれば、また行ってもいいかな・・・と思っている。
ヨン様の新しいドラマ『太王四神記』は、まだ日本で放送が決まっていないらしいが、放映されたあかつきには見るつもりでいるし、それでまた済州島は韓流ブームに乗っかったオバサマたちが押しかけること間違いなし。安価なツアーなども出てくるのではないだろうか。それを期待して待つこととしようと思った。
小さくなったが黒く残っている虫刺され跡が、きれいになくなる頃には、この旅も笑い話で済むようになっているだろう。そしたら、なぜか捨てられない泥だらけのサンダルも気前よく処分できるのかもしれない。
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この旅行記へのコメント (2)
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- jamyamaさん 2008/05/17 19:45:18
- ワァー「台風」たいへんでしたね!!
- ともぞうさんの済州島の旅にお邪魔しましたぁ。
7月の初めに済州島に行こうと ともぞうさんの旅行記にたどり着きました。
ワァー「台風」たいへんでしたね!!
それも個人旅行での体験・・・思わず夢中で読み切りました(笑)
どろんこの道路をスーツケースを引きずりながら宿を捜すのは
お辛かったでしょうね。(あくる日の街路樹が投げ倒された道路の
様子で実感しました)
ともぞうさん達の行動力に1票です。
jamyama
- ともぞうさん からの返信 2008/06/03 19:02:09
- 忘れられない旅になりましたよ〜
- jamyamaさま
お返事おそくなりました!
たどたどしい旅行記を見てくださったのですね、嬉しい〜!
来月の済州島の準備は進んでいますか???
台風も、いまとなれば笑い話ですが、その時は不安でしたよお。
よかったことは、イカの生き造りが食べられたことかな〜
あれは美味かった。
jamyamaさんの旅も楽しいものとなるよう祈っています!!
ともぞう
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