2007/08/27 - 2007/08/30
227位(同エリア345件中)
Elliott-7さん
- Elliott-7さんTOP
- 旅行記443冊
- クチコミ411件
- Q&A回答0件
- 1,382,936アクセス
- フォロワー125人
旭川からJR函館本線で再び札幌まで戻りました。
札幌で泊まった翌朝、ニッカウィスキーの里、余市へ向かいました。
余市といえば、ニッカウィスキー、ニッカウィスキーといえば余市と言われるほど有名なのですが、何度も北海道旅行をしておりながらこれまで一度も余市まで足を運んだことがなかったのです。
ニッカウィスキーの創始者は、竹鶴政孝さんという人です。竹鶴さんは広島県の竹原市出身で、単身スコットランドに渡りウィスキー醸造の研究をしてきました。帰国後、スコットランドの地形によく似た余市に蒸留所を建てたのです。
”ニッカ”の由来について・・・
竹鶴氏は1940年10月、念願の第一号ウィスキーを出荷しました。その名を「大日本果汁」の「日」と「果」から、”ニッカウィスキー”と命名したのです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- ANAグループ JRローカル
-
ニッカ余市蒸留所のパンフ・・
-
正門をくぐると、目の前に第一乾燥棟があります。
-
ガイド付きの施設案内は30分ごとにあります。
皆さん待合室でしばらく待機しています。 -
左手に目を向けると蒸留棟が見えます。
レンガ造りの赤い屋根は独特の雰囲気があります。 -
第二乾燥棟に案内されます。
-
これが、ピート(peat)です。
ピートは、泥炭(でいたん)のことで、泥状の炭なのです。
主に低気温地域の沼地で、植物遺骸が十分分解されずに堆積して形成される層なのです。
また、ウイスキーに使用する大麦麦芽を乾燥させる燃料として香り付けを兼ねて使用されるので、ウィスキー造りには欠かせないのです。 -
蒸留棟の内部の様子・・
大小三つずつの銅製蒸留窯があります。蒸留窯にしめ縄が巻かれているのがわかると思います。
極めて日本的なしきたりがこういうところにも見られます。 -
粉砕棟・酸化棟・醗酵棟が建ち並んでいます。
-
このたび工場見学の案内をしていただいた、Aさんです。
明るくユーモアのある素敵な女性でした。 -
ニッカウィスキーの原点にあたる場所で、指定重要文化財に認定されています。
-
リタハウス・・・
竹鶴氏の伴侶はリタさんと言います。はるばるスコットランドから東洋の日本まで、竹鶴氏と共にやってきました。
愛妻リタさんの名をとって、リタハウスと呼びます。 -
よく手入れされた敷地内を通り、次の施設に案内されました。
-
ニッカウィスキー生みの親、竹鶴氏の胸像がありました。
-
白樺林を通り過ぎて・・・
-
旧貯蔵庫棟の内部です。
このオーク樽で何年いや何十年も寝かされたモルトウィスキーは年代と共に透明な色から琥珀色に変化していくのだそうです。
ここの樽は、見学用です。 -
この樽は何度も使われるそうです。
-
ウィスキー博物館
ウィスキーのルーツから製法、ウィスキーの種類や飲み方、楽しみ方をパネルなどを使って紹介してあります。
ニッカウィスキーの歩みを資料展示、映像、パネル展示してあります。
ここでは有料試飲ができます。 -
ウィスキー博物館内の様子です。
-
いろいろなものがきちんと展示されています。
-
ウィスキーは年月と共に色が変わっていくのです・・
最初は透明です -
次に、少し色がでてきました
-
さらに年月が経つと、琥珀色へと変わっていくのです
-
内部の様子・・
-
博物館内
-
竹鶴政孝氏の良き伴侶、リタさん
-
若かりし頃の、竹鶴氏
-
博物館内
-
昭和15年製のニッカウィスキー
量が少ないのは、製造後67年も経過したために自然減量したのです。 -
博物館内
-
博物館内
-
博物館内
-
いよいよ最終コース、ニッカ会館でウィスキーの無料試飲があります。
-
皆さん見学の後、試飲会場に案内されました。
-
最後の説明は、ウィスキーのおいしい飲み方です。
-
おいしい水割りの作り方は・・・
ワン・ツー・スリーだそうですよ。 -
試飲会場に案内されると、小グラスに試飲用のウィスキーが並べてありました。
お一人様2杯まで、3種類あるので6杯頂けますが、ビールとは違いアルコール度数が高いので、すぐに酔いが廻って足元がふらつきます。
タダだと思って調子にのって飲んではいけませんぞ! -
試飲会場内部、広いので団体さんがきても大丈夫、
-
よく整備された試飲会場は、雰囲気も最高です!
-
ギフトショップ、”ノースランド”
ここだけの限定品、いろいろなグッズを販売しています。 -
余市原酒直売所
市販されていない、原酒がここで販売されています。 -
手入れが行き届いた施設
-
手入れが行き届いた施設
-
手入れが行き届いた施設
-
工場敷地内で地元の小学生たちが写生をしていました。
元気のよく挨拶をしてくれるので、気持ちがよかった! -
地元の小学生・・
-
地元の小学生・・
-
見学を終えてJR余市駅まで歩いていくと、このような記念碑がありました。
竹鶴氏とリタさんのロマンを伝える散歩道を”リタロード”と呼んでいるのです。 -
JR余市駅です。
-
余市といえば、ジャンプで有名な町です。
JR余市駅の二階にジャンプ会場があるので、時間待ちに見学しました。 -
-
-
-
-
-
・・・ 北海道編 終了 ・・・
ニッカ余市蒸留所のHPはこちらを・・
http://www.nikka.com/know/yoichi/
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- シベックさん 2007/09/16 16:30:02
- 白樺のあるニッカ工場
- ちょいわる親父さん、はじめまして。
余市ニッカ工場、見せていただきました。
写真も沢山撮られていて、コメントも詳しく、良い旅行記でした。
私も何年か前、車でニッカ工場に行ってきました。
時間もなかったので、説明嬢なしで好き勝手に見学してきました。
頼りは貰ったパンフレットだけでした。
創始者は広島出身の方だそうで、パンフは見たのですが記憶には残っておらず・・。
当時を懐かしく思い出しながら楽しく拝見しました。
シベック
ps.別サイトへのコメントありがとうございました。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
余市(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
55