2007　ヨルダン・エジプト旅記　0519-06

2007/05/15 - 2007/05/24

この強制収容所から解放されると、すぐ近くにバスターミナルがあるのに気がつく。
当初の予定では、シャルムイッシェーフに向かう予定だったのに・・・。

予定が狂ってカイロに向かうことになる。
だが、良い方向に考えればカイロの滞在が多くなるわけだ。
実際、旅が終わってこのカイロ滞在が長くて喜ぶことはなかった・・・。

さっそくバスのチケット売り場に行く。
カイロ行きのバスチケットを買うときにパスポートをいったん預けられる。

なぜ？

理由はわからないが、仕方なく預けること５分ほどでパスポートを返されてバスチケットを買う。
バス会社は、イーストデルタでカイロまでひとり６５ＬＥ。
ＬＥは、エジプトポンドの略です。

小腹が減ったので近くの売店でセブンアップとペプシとスナックを買う。
ちゃんと釣りを返してくれるか不安だったが、ここのオヤジはまともだった。

２２時になり、ようやくバスは出発した。
あちきらは後ろの方で座っていた。
出発直前に、突然前方のエジプト人たちが口論を始める。
発端がわからんが、ガイドブックで読んだように、誰かが「ハラース！」と言い出すと大人しくなった。
「ハラース」とは終わりだ、という意味らしい。
あちきには呪文のように思えた。

車窓越しに見る外の景色は真っ暗で、どこをどう走っているのかわからなかった。
街明かりが全然ない。

途中トイレ休憩でドライブインに１度停まる。
どれだけ停まるかわからなかったので食事はやめてペプシを注文。
ノブラは、炭酸があんまり好きじゃないらしい。

再びバスが出発。
疲れのせいか寝てしまい、気がつくとバスに男が乗り込んできてあちきの近くにやってきた。
パスポートを見せてくれと言われる。
どうやら検問らしい。
カイロに着くまでに２〜３回ほどパスポートチェックがあった。

あちきは、カイロに着くまでに結局寝てしまうことに。

エリア ヌエバア(エジプト)

イーストデルタのバス。

もっとうまく撮ればよかったと後悔。

ドライブイン。

けっしてミラーボールやスポットライトが備え付けられているわけではありません。

目が逝ってしまっているノブラ。

きみ・・・あちきより寝ててそれかよ。