カイロ～ヌエバァそしてボートで目指すはヨルダン！

2007/02/19 - 2007/02/20

カイロから快適度ゼロの夜行バスで、紅海沿いの町ヌエバアへ。
早朝６時前にバスは止まり、休憩かと思いきや全員降り出して到着。まだ真っ暗。バスの乗客が急ぎ足なので船が出る?!と思ってついていくと、スローボート待ち。しかし、チケットを持っていないので乗れず。
チケットオフィスは８時まで開かないらしい。とりあえずそれまで待つしかない。
ほんの１時間半ボートに乗ればヨルダンに渡れるけど、噂どおり、一日がかり(カイロからを入れると２日がかり！)での国境越えでした。

エリア ヌエバア(エジプト)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船

カイロからの夜行バス。何箇所もエージェントを回って一番安かったところを値切ったら、今まででワースト３に入る乗り心地だった。１時間以上到着は遅れ、乗客は私と友人以外みな男性だった。すっぱい臭いが充満し、乗客は座席を外して通路で枕にしたり、それぞれ快適な方法で乗っていたけれど、閉めても５秒後に自動的に開く窓のせいで凍えて、一晩中寒さで眠れなかった。

真っ暗でスローボートに並ぶ行列を見て、以前「奴隷船」と例えた人がいたのにやや納得＆多少びびりながらも、それには乗れなかったので次の船を待ち、やっと夜が明ける。とりあえずカフェでチケットオフィスの開店待ち。船の時間や出港状況は日によって違うらしい。

コシャリ、他と比べてまずかった...。
友達と半分コでも、二人とも残した。おなか空いてるはずやのに。

今日はファーストボートしか出ないらしく、チケットをやっと購入。値上がりしていて、350ポンド。やっぱスローボートより高いけど、ここにこれ以上留まってはいたくないし、仕方ない。聞くと午後３時ごろ出港らしい。あと７時間後...。
海岸へ行き、歯を磨いたり。

子供達３人が商売の為か珊瑚や貝殻をたくさん拾っていて、記念にくれた。

その後水タバコを吸って時間を潰す。ここはアップルかノンフレーバーしかなく、キツめだった。
その辺の人たちとも話す。あと、４時間。

食べるかお茶するか海で遊ぶか水タバコ吸うか日記かくか。を、繰り返す。この街、これから発展するのでしょうか。でも近くには高級ホテルも。

ラクダの赤ちゃん。黒い。かわいい。

海も山も美しい。「エジプトはエジプト人がいなければ素晴らしい」出会った旅行者が言ってました。
もちろん人によるから一概には言えません。
でも、エジプト最後なのにエジプト人と大喧嘩する羽目に。"HATE"なんて言葉本当は使いたくなかったんですが。。

やっと、２時半過ぎに船が。９時間以上の長い暇つぶしやった。でも、ある意味貴重な一日でした。
てか、また気の遠くなる様な長い行列...。かと思いきや、数少ない女性と外国人は優先してセキュリティチェック＆税関。特別待遇で現地の殿方より先に乗船させてもらえました。なんか申し訳ない。。

税関後、バスでフェリー乗り場まで移動。入ってすぐ荷物を置くけど、あの行列とそれぞれの荷物を考えると、考えて置かないと最後まで発掘できなくなる可能性大。

最優先で乗れたので、もちろん座席ゲット。ヨルダンの入国スタンプも、エジプト出航前にゲット。しかし全員乗船するまでに時間がかかり、出港したのは夕方になってから。船内でも出国審査の行列はなくなりませんでした。対岸のサウジアラビア、入港前のイスラエルの夜景と、一日で４ヶ国を拝んで夜７時半頃アカバ到着。

中東のユースって木が椰子の木！
船内で知り合った旅行者と計４人でタクシーをシェアし、お金をおろしてその日のうちにぺトラへ向かう。