2007/08/10 - 2007/08/19
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granateさん
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2007.8.15
民家(Casita)を後にして、フリアカの空港までやって来ました。
今夜はリマで一泊したら、ナスカへ出発です。
相変わらずのラン・ペルーにて、なんと45分も早くリマに到着してしまいました。
迎えに来てくれたドライバーさんの車にて、空港からホテルへ。
やはり、こちらの車は飛ばすし、揺れますね。
その時、ドライバーさんは言いました。
「・・・今、地震ガ、アッタミタイ デス。」
Muchicimas gracias por
カントゥータ トラベルさん(リマ・ミラフローレス/現地旅行アレンジ)
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
-
こちらは、毎度おなじみの
マンコ・カパック空港。
プーノ及びティティカカ湖から最寄となる、フリアカ(Juliaca)にあります。
スペイン語では、Jはハ行に、Hは発音せず、などといった仕組みになっています。
また、ア・エ・イ・オ・ウの母音の発音など、日本語の発音に近いところもありまして。
例えカタコトでもそれなりに通じるという、実は日本人にとっては、習得しやすい言語なのです。 -
今回は、パスポート提示のみのe-チケットということでした。
しばし、ベンチに腰掛けて f さんと本日昼分の高山病薬、ソローチ・ピルを飲みます。
「いやー、これを飲むのもいよいよ最後ですね。
今夜はリマで、明日はナスカですから。」
と f さんに話すと、ペットボトルの水を飲み干し そのまま空のボトルをゴミ箱に捨ててしまいました。
「水も、もうこんなにガンガン飲まなくてもいいわけですしね。」
と 思っていました。
・・・この時には、まだ。
チェックインしたら、今度は空港内左端にて空港税を払います。
3.29ドルにて、私はソルで11ソル払いました。
空港内は結構混んでいたので、そうそうにゲートに向かうことにしました。
ボディチェックでは、ベルトを外しポケットの小銭も外に出さなければいけません。 -
ゲート付近も人で一杯でした。
・・・といっても、出口が1ヶ所あって搭乗可能になると、そこからワラワラと出て、飛行機を目指すという訳なのですが。
空港の係員さんは、私たちが日本人と分かると、飛行機を指差して
「ウシロ!」
と 言いましたが、実際には2つあった搭乗用の梯子では、前の方が最寄でした。
さらに、流石のラン・ペルー。
乗客をさっさと乗せると、20分も早く離陸してしまいました。
そして、いつものようにラン・ペルーの おやつセットをもらい、ごくごく普通に過ごしておりました。
-
そして、リマに到着。
なんと45分も早く着きました。
本当なら、18:35着の予定だったのですが。 -
キャリーケースもすんなり受け取まして、
「こんなに早く着いちゃったら、ドライバーさんもまだですよね。」
と 言って、空港内を歩いていたら、私の少し後ろを歩いていた f さんが、
「granate(仮名)サン デスカ?」
と アジア系の男性に呼び止められました。
なんとドライバーさん、きちんと間に合うように迎えに来てくれていたのです。 -
空港の駐車場まで歩きつつ、話を続けます。
「明日カラノ ナスカ ナンデスガ、私ガ 車ノ運転ヲ シマス。」
「そうなんですか。よろしくお願いします。
・・・ところで、もしかして日系の方なんですか?」
「・・・イエ、日本デ生マレテ、国籍ハ日本ナンデス。
生マレテ 三ヶ月デ ペルーニ来タノデ。」
明日のナスカ行きにはガイドは付かず、ドライバーの方のみでの案内と聞いていたのですが、どうやらカントゥータさんが気をつかって、日本語の話せる方にしてくださったようです。 -
「明日ハ、途中デ 昼御飯 食ベマショウ。
セビッチェ ノ、トテモ美味シイ レストラン ガ アルンデスヨ!」
「へぇ、そうなんですか!それはすごく楽しみです。」
そして車は出発に、ミラ・フローレスにあるホテルへと向かいます。
「ホテルマデ、ダイタイ50分位カカリマス。」
「え、遠いんですか?」
「イエ、今ハ 仕事ノ終ワル時間ナノデ。」
丁度、夕方の帰宅ラッシュに当たってしまったという訳なのですね。 -
他の車の流れに沿って、運転するべし。
こちらでは、道は舗装されているとはいえ、車という車はガンガン飛ばして走っています。
急な車線変更や割り込みなんて当たり前のことで、私たちの乗った車のすぐ前にも、他の車が割り込んできました。
リマに入ったということで、車中 私たちも既に恒例となった携帯の電波チェックを行っていました。
・・・が、天下の首都・リマに入って久しいというのに、いつまで経っても電波は圏外のまままのです。
その直後、車に無線が入り、日本語なまりのスペイン語で話す男性の声が聞こえてきました。
それに答えるドライバーさんの声に、緊張感が走ります。
交信はしばらく続き、ドライバーさんは言いました。
「今、地震ガ アッタミタイ デス。」 -
「7.9グラード!?」
「えぇっ、マグニチュード7.9!?
本当なんですか!」
当の私たちは、ガンガンと走る車の中にいたため、全く揺れを感じなかったのですが、f さんが街中の人々を指差して言いました。
「そういえば、さっきからなんだか着の身着のままって感じの人たちが、携帯片手に家の外にいるんですよね。
不自然なくらい、たくさん。」
こうこう話をしているうちに車はホテルに到着し、チェックインを済ませました。
「マズハ 明日、朝ノ9時ニ 来マスノデ。
チョット 今ノトコロ 状況ガ分カリマセンガ。
ジャア、9時ニ。」
「ありがとうございました。よろしくお願いします。」
ドライバーさんにお礼を言い、チップを渡して今夜の部屋へと向かいました。 -
部屋に入るなり、テレビにてニュースのチェックを始めました。
携帯の電波は、相変わらず圏外でした。
今夜はホテルから1km位のところにある、遺跡のレストラン「ワカ・プクヤーナ」に予約を入れていたのですが・・・。
ホテルの周囲の道も、帰宅ラッシュを終えて良い位の時間であるにも関わらず、殆ど車が動けないという混雑ぶりで、クラクションも鳴り響いています。
ニュースでは、先ほどの地震の件がひっきりなしに報じられており、リマ市街の信号機が揺れる様子や、地震に驚く人々、気を失って倒れる婦人の様子が次々と画面に映し出されていました。
肝心のその他の地域の被害状況等は、この時間にはまだ報じられていませんでした。
・・・と、このニュースを見ているその時にも、その余震が! -
地震のため、エレベーターが使用禁止になっており、階段にてホテルのロビーに向かいます。
部屋は3階だったため、そんなに下りなくて済んで助かりました。
某歩き方の地図を片手に、ホテルの方に今夜の件について相談します。
まず、この地震の関係で今、電話が殆ど通じなくなっているということ。
予約を入れたレストランも、恐らくこの状況では客が来ても対応できないのではないかということ。
さらに、近くに24時間営業のスーパーがあったはずなので、せめてそちらに行きたいということ。
ホテルの方と話をした結果、今、この状況での外出は非常に危険なので、今夜はホテルにて食事を摂るなどして欲しいとのことでした。 -
ロビーでは、今夜の便でペルーを発つ方の姿もちらほらと見かけます。
果たして今夜の飛行機はどうなるのか?
と、やや苦渋に満ちた表情をしていました。
また、地震の余震を恐れて より下の階に部屋を変えて欲しいと訴える方、今夜の宿泊をキャンセルする方など、やはりざわついた空気が辺りには漂っておりました。 -
ホテルのレストランには、私たちの他に もう1組のお客さんしかいませんでした。
その代わりに、レストランの横のインターネット・コーナーには絶えず人が集まっておりました。
こんな時ではありますが、ようやくアルコール解禁の平地にやってきたので、クスケーニャを注文します。
f さんは水を注文。
「どんな形で来るかと思ったけど、ボトルだったか。」
ホテルのレストランの方が、それぞれの最初の1杯を、グラスに注いでくれます。
「 f さん、そのボトルもらってもいいですか?」
「いいですよ。スーパーにお水買いに行けなかったですしね。」
ちなみに f さんは、ペルー入りの際に入手したボトルをまだ持っています。
ここに来て、私もフリアカでボトルを捨てるんじゃなかったと、後悔しました。 -
明日、何があるのかは どこの誰にも分からない。
だったら、今、食べることができるのならば、食べておこう。
一体、この状況で何に乾杯すれば良いのか分からなかったのですが、f さんと互いのグラスで乾杯をします。
私が注文した、ロモ・サルタードです。
「うん、美味しい。」 -
f さんは、鶏肉のチチャロンと、サラダを注文。
f さん、ペルー入りして久々の肉です。
サバイバルモードに突入か。 -
それでも、やっぱり甘い物も食べる。
ちなみにお会計は、チェックアウト時に一括とのことでした。 -
食後、私たちもインターネットに挑戦します。
検索の段階では日本語の表示もあったのですが、いざそのページに飛ぶと表示不可能とのことで、今回もあきらめて部屋に戻りました。 -
そういえば、ホテルのチェックイン時に、
「旅行会社の方からです。」
と、何かの入った袋を渡されていたことを思い出しました。
開けてみると、手紙と何種類かのペルーの食材が入っておりました。
私たちの旅のアレンジをしてくださった、Yさんからのものでした。
私たちが持っていったお土産へのお礼と、少しばかりですがペルーの味をお土産にしてくださいということ、それと、体に気を付けて明日からのナスカ旅行をぜひ楽しんで来てください と記されておりました。
日本食材は、調子に乗ってたくさん持って行き過ぎたので、かえって気をつかわせてしまった感がありましたが、このYさんからのお心遣いが嬉しかったです。 -
これより、頂いた物の数々です。
まずは、これぞペルーの味。
チチャモラーダのアメです。 -
インカの塩。
マラスの塩田にも、行きたかったです。 -
インカ チョコレート。
私たちが その辺の駄菓子やさんで買っていたものとは一線を画する、高級感が漂います。 -
チチャ味のゼリー。
-
ルクマのフラン。
こちらでは、アイスでおなじみのルクマ。
栗のような味がします。 -
ストラップ2種。
f さんは、エケコ+ニーニャ(女の子)
私は、エケコ+リャマ
を 頂くことにしました。 -
テレビでは、引き続き今回の地震のニュース特番が流されていました。
-
「そろそろ 手持ちのソルが少なくなってきたなぁ。」
と、 f さん。
一方、相変わらずのソル持ちの私。
ベッドの上に座って、左手にて手持ちのソルの束を膝に打ちつけ、右手を f さんの方にかざしては、
「カンビオ!カンビオ!カンビオ!
チニータ、カンビオ!!!」
と、中米某国の路上違法両替商の真似をします。
両替成立。
これにて、米ドル50ドルを f さんより入手。 -
本日は、乾電池式にて携帯を充電。
携帯の電波も、ようやく圏外を脱したようで、日本の実家に、既に恒例となった生存確認メールを送ります。
今度ばかりは、なんだか冗談にならなくなってまいりましたが。
日本からのその他のメールは・・・今のところないみたいですね。
そして f さんも、m○xiの更新にて、地震があったことを書き込んでいます。 -
震災の特番では、震源地についてや、被害の大きかった町についての情報が次第に集まってきているようでした。
やはり、マグニチュード7.9の惨劇は噂に違わないようで、思わず息をのみます。 -
プーノでは はちきれんばかりであったグミの袋も、ここリマでは、すっかり萎んでおりました。
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