2007/07/09 - 2007/07/09
431位(同エリア449件中)
まみさん
2007/07/09(月)第2日目:ブカレスト1日目
【宿泊:Hotel Central(ブカレスト)】
C.F.R(ルーマニア国鉄)オフィスで全行程の切符を手配、現地旅行会社のオフィスに赴いて精算、農民博物館、ヘラストラウ公園
農村博物館は、先に行くか後に行くかは迷いましたが、今回、絶対外すつもりはありませんでした。
去年(2006年)初めてブカレストを訪れたときに行きそびれ、今回はぜひ外したくないと思ったところの筆頭ですから。
ただし、今回の旅程で、2週目に予定しているマラムレシュ地方やブコヴィナ地方の田舎を回る予習として先に行くのと、戻って来てから「こういう家が確かにあった!」と復習するために後で行くのと、どちらがいいか───。
まあ、そういう細かいことは、行ってから決めましょう。
そう思って決めるのを保留にしていたら、自ずと決まりました。
だって博物館が軒並み休館の月曜日でも開いていて、去年は行っていないところといえば、ここくらいでしたから。
旅行記を作成するにあたり、農村博物館で撮った写真を抜粋して2つに分けることにしました。
前半は、途中で農村博物館を出て公園で一服(たしかオレンジジュースで)するまでです。
ブカレストの農村博物館は、ブカレスト周辺地方だけではなくルーマニアの各地からの伝統家屋が集められているのですが、前半は主に、モルドヴァ地方、オルテニア地方、ドブロジャ地方、と盛りだくさんになりました。
「(ヘラストラウ公園の)敷地の南寄りには、ヨーロッパでもよく知られた農村博物館がある。1936年にオープンした、ヨーロッパ最古の野外ミュージーアムである。何の予備知識もなくここを訪れると、たいていの人は度肝を抜かれる。ルーマニア各地から集められた297棟の農家、教会、水車などが居並ぶ光景は、まさに圧巻。それも漠然と集めたというのではなく、フォークロアの宝庫である全土から、建築学的にも価値の高い貴重な建物ばかりが選抜されている。」
(「旅名人ブックス ルーマニア 伝説と素朴な民衆文化と出会う」(日経BP社)より)
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ブカレストの農村博物館(Muzeul National Satului)
ヘラストラウ公園内にある農村博物館。
ヘラストラウ公園には最寄りの地下鉄駅 Aviatorilor からすぐ入れるのですが、農村博物館の入口までは15分くらいは歩きました。
途中で凱旋門の写真を撮ったり、のんびりしていましたけどね。
13時15分に到着しました。
入場料は6レウでした。
(2007年7月現在、1レウ=約55円で換算)
写真は、建物の外側は撮り放題ですが、建物の中はダメだといわれました。
でも、建物の中も公開されているところは少なかったですけどね。
それでもルーマニア各地の伝統家屋が集まったこの農村博物館は、いままで見たこの手の野外博物館の中では一番ヴァラエティに富んでいました。 -
左手に行けば、モルドヴァ地方(Moldova)、オルテニア地方(Oltenia)、ドブロジャ地方(Dobrogea)、真っ直ぐ行けばトランシルヴァニア地方。
まずは左手から行くことにしましょう。
モルドヴァ地方は、ルーマニアの東部と北東部に広がるエリアです。北モルドヴァは、世界遺産の「5つの修道院」のあるブコヴィナ地方(Bucovina)です。
実はかつてのモルドヴァ地方の半分は第二次世界大戦後にソ連に占領され、今はモルドヴァ共和国となっています。
今回のこれからの私の旅行では、5つの修道院はもちろんのこと、中心都市のスチャヴァやヤシも訪れます。どちらもかつて首都がおかれた古都です。
ルーマニアがまだ統一される前のモルダヴィア公国の首都ですが。
オルテニア地方は、ルーマニアの南西部。世界遺産の「ホレズ修道院」がありますが、今回の私の旅行では寝台車で通り過ぎるのみのエリアです。
飲む温泉の多い地方です。彫刻家ブランクーシの故郷もオルテニア地方にあります。
ドブロジャ地方は、ルーマニアの東南、ドナウ川流域で黒海に面するエリアです。
このあたりはリゾートが多いというので、今回の私の旅程からすっぱり外したところですが、ロシア、ブルガリア、トルコ系住民が多く、歴史的にも複雑な民族で構成されてきたこの地方は、古代ギリシャやローマの遺跡も多く残り、ルーマニアの中でもエスニックな要素があるエリアのようです。 -
イェウド(Ieud)の家
1890年
この木造の門でマラムレシュ地方だと分かりました。
イェウド───世界遺産に登録されている木造教会があるところですよっ! -
ほこらと納屋
堂々たる藁葺きの農家と@
ドラガス(Dragus)の家
19世紀 -
屋根の高い家
サルチウナ・デ・ジョス(Salciuna de Jos)の家
ほとんどまっすぐな屋根。
これはきっと雪が深い地方の家でしょうね。
屋根に雪が積もらない工夫。
おやっ、手前に動く影は……子猫ちゃんたちです@ -
生垣で遊ぶ子猫ちゃんたち@
サルチウナ・デ・ジョス(Salciuna de Jos)の家を背景に。 -
編んだカゴのような貯蔵庫
床が高いのは、少しでも涼しくなるように、でしょうか。
シュイチ(Suici)の家の庭
19世紀 -
おおっ、これもマラムレシュ地方の木造の門ですねっ!
真ん中の門は荷馬車用(ポアルタ)で、人が出入りする脇の小さい方の門(ヴラニツァ)です。
みやこうせい氏の「マラムレシュ ルーマニア山村のフォークロア」(未知谷・出版)という本で初めてその記述を読んだときは、人が脇役?───と思ったのですが、これを、脇役というより、荷馬車の方が大きいのだから当然と納得できました。
人より動物たちの方が主役───実際、マラムレシュの田舎にはそんな雰囲気がありました。
逆光だったので、はじめは撮るのをあきらめようかと思いました。
でも、とても気に入ってしまってどうしても写真に残したかったので、露出をうんとプラスにして撮りました。
カメラの小さな液晶で出来ばえを見たときは失敗かなと思いましたが、表面に施された浮彫りも含め、ちゃんと撮れていました。
クルティショアラ(Curtisoara)の家の門
19世紀 -
クルティショアラ(Curtisoara)の家
19世紀
さきほどの門の中の母屋です。
みやこうせい氏の本で読んだ典型的なマラムレシュの家にぴったりです。
写真は横から撮ったものです。
2階には、バルコニーを兼ねる半回廊が見られます。 -
クルティショアラ(Curtisoara)の家の木の門
内側から
こちらは順光なので撮るのに苦労しませんでした。 -
クルティショアラ(Curtisoara)の家の木の門に施された模様
マラムレシュ地方の伝統的なライフスタイルは、書籍では、みやこうせい氏の「マラムレシュ ルーマニア山村のフォークロア」(未知谷・出版)が抜群です@
オンラインではこちらのサイトが参考になります。
イラスト付です@
http://www.romanianmonasteries.org/images/maramures/lifeandstyle/lifeandstyle.htm
ブコヴィナ(北モルドヴァ)地方の場合はこちら。
http://www.romanianmonasteries.org/images/lifeandstyle/lifeandstyle.html
このサイトは、マラムレシュ地方の木造教会やブコヴィナ地方の修道院の紹介も詳しく、今回、第2週目の旅程で行きたいところの候補を決めるのにとても役立ちました。
トップページ
http://www.romanianmonasteries.org/index.html
このサイトで紹介している書籍の購入を検討中@ -
石碑
花がたくさんなので@ -
おや〜っ!
なんと寸胴なお家でしょう。
ドラギチェニ(Draghiceni)の家
19世紀
ワラキア地方の南の方の町あるいは村のようです。 -
ドラギチェニ(Draghiceni)の家の脇にあったトロイツァ
Troita(トロイッツァ)とは、日本で言う、道端のお地蔵様や道祖神のようなものです。
村や町のはじまりと終わり、交差点、何か記念やあるいは事故などの悲劇があった場所を祀るためなど、さまざまな理由であちこちに立てられるものです。
ルーマニアではたいてい十字架に屋根がついた形をしていました。 -
ドラギチェニ(Draghiceni)の家の脇にあったトロイツァ
全体像を写そうとすると表面に描かれた絵まで暗くてよく撮れなかったため、近くで一部分だけ撮ってみました。
キリスト(なかなか可愛いですね@)の磔と、顔と羽根しかない天使(これも意外に可愛いですね@)と、神の目(ちょっとブッキー(無気味)@)に注目。 -
白い壁に窓が青く塗られたお洒落な家
ジュリロヴァ(Jurilova)の家
1898年
ドブロジャ地方です。 -
ジュリロヴァ(Jurilova)の家
左手にあるのは「かまど」でしょうか。 -
ジュリロヴァ(Jurilova)の家
地中海世界を思わせる白壁と青い窓が気に入ったので、もう一枚! -
青い窓枠の木の家
フンダ・モルドヴェイ(Funda Moldovei)の家
19世紀
モルドヴァ地方の伝統的な家。
ありました、確かにこういう家が。
1階建てで、家の前にこういう風にテラスがあるんです。
壁は木のタイル。 -
フンダ・モルドヴェイ(Funda Moldovei)の家
19世紀
アングルを変えて、入口付近を中心に。 -
白い壁に、木材の先をわざと茶色く残して模様にしている家
この木のフェンスも、チャーミング・ポイントです@
アウディア(Audia)の家
19世紀 -
アウディア(Audia)の家
19世紀
丸太の模様とテラスがお洒落です@
リボンのような柱も、素朴ながらお洒落です。 -
アウディア(Audia)の家
19世紀
夏の野外だけあって花にあふれていた農村博物館。
黄色い花と一緒に@ -
なぜかメリーゴーランドが……。
ノスタルジックですなぁ。
しかし、描かれているイラストはミッキーマウスです。
背景にある大きな木造教会は、残念ながら大幅に修復中でした。 -
下半分が石造りの風車小屋
-
赤いとんがり屋根の小屋のある家
クルテーニ(Curteni)の家
1844年
これもマラムレシュ地方のようです。
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