カスバ街道周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
7月2日~3日(旅行7日目~8日目)、ツアーの4日目~最終日の模様をお伝えします。<br /><br />7月2日はメルズーカからスコーラまで移動します。中身は<br />?エルフードの化石博物館見学<br />?トドラ渓谷見物<br />?スコーラにあるカスバホテル(アイト・ア・ブゥ)での宿泊<br /><br />7月3日はスコーラからマラケシュまで移動します。中身は<br />?カスバでのロバ乗り<br />?アイト・ベン・ハッドゥ見学<br />?テロウェットのカスバ見学<br />が主な内容です。<br />

人・砂・音~南部モロッコ周遊紀行~?カスバ街道を行く

2いいね!

2007/06/26 - 2007/07/08

154位(同エリア175件中)

0

29

ぴぽぴぽぴっぽ

ぴぽぴぽぴっぽさん

7月2日~3日(旅行7日目~8日目)、ツアーの4日目~最終日の模様をお伝えします。

7月2日はメルズーカからスコーラまで移動します。中身は
?エルフードの化石博物館見学
?トドラ渓谷見物
?スコーラにあるカスバホテル(アイト・ア・ブゥ)での宿泊

7月3日はスコーラからマラケシュまで移動します。中身は
?カスバでのロバ乗り
?アイト・ベン・ハッドゥ見学
?テロウェットのカスバ見学
が主な内容です。

PR

  • 7月2日朝、砂漠を後にし、30分〜1時間ほど走ったところでエルフードの街に到着。この辺りは昔海の中だったということで、化石がたくさんとれるのです。その化石の博物館(といっても多く集積してあるだけですが)の見学をしました。中ではおじさんが石の中から化石を採りだしているところでした。地道な作業です。

    7月2日朝、砂漠を後にし、30分〜1時間ほど走ったところでエルフードの街に到着。この辺りは昔海の中だったということで、化石がたくさんとれるのです。その化石の博物館(といっても多く集積してあるだけですが)の見学をしました。中ではおじさんが石の中から化石を採りだしているところでした。地道な作業です。

  • 色んな化石がありまして、これはクラゲの化石。教科書でみた三葉虫なんかもありました。こういう珍しいものはそれだけで商品になります。

    色んな化石がありまして、これはクラゲの化石。教科書でみた三葉虫なんかもありました。こういう珍しいものはそれだけで商品になります。

  • これはサンドローズ。バラみたいですね。<br />この工場にはイタリア製の大きなダイアモンドの刃がついた巨大カッターがあって、岩を切断していくのです。そして研磨機で磨き上げながら、机や椅子、飾り物などを作っていっていました。<br />

    これはサンドローズ。バラみたいですね。
    この工場にはイタリア製の大きなダイアモンドの刃がついた巨大カッターがあって、岩を切断していくのです。そして研磨機で磨き上げながら、机や椅子、飾り物などを作っていっていました。

  • そのエルフードから、カスバ街道をトドラ渓谷目指して進んでいくこと2時間近く、ティネリールの街からいよいよ渓谷方面の脇道へと入ります。ティネリールの街は緑豊かな中規模都市。土色の町並みと緑がきれいなコントラストを浮き上がらせる街です。

    そのエルフードから、カスバ街道をトドラ渓谷目指して進んでいくこと2時間近く、ティネリールの街からいよいよ渓谷方面の脇道へと入ります。ティネリールの街は緑豊かな中規模都市。土色の町並みと緑がきれいなコントラストを浮き上がらせる街です。

  • そのティネリールの街から30分弱の距離にトドラ渓谷はあります。<br />着いたときは、ちょうどロバたちが水浴びをしている最中でした。<br />

    そのティネリールの街から30分弱の距離にトドラ渓谷はあります。
    着いたときは、ちょうどロバたちが水浴びをしている最中でした。

  • この渓谷、両脇は断崖絶壁ですが、そこに小さな川が流れています。影と川のおかげで非常に涼しい。良いところです。この渓谷の景観を眺められるレストランで昼食。ここはやはり有名観光スポットなので、フランス人やドイツ人の旅行客が団体で押し寄せます。マルマラというフランスの大手旅行会社のバスなどは4台くらい並んでいました。そのツアー客達が入ってくるのでどこも大箱のレストランですが、タイミングが少しずれたのか、食べる頃には非常に空いた店内になっていました。

    この渓谷、両脇は断崖絶壁ですが、そこに小さな川が流れています。影と川のおかげで非常に涼しい。良いところです。この渓谷の景観を眺められるレストランで昼食。ここはやはり有名観光スポットなので、フランス人やドイツ人の旅行客が団体で押し寄せます。マルマラというフランスの大手旅行会社のバスなどは4台くらい並んでいました。そのツアー客達が入ってくるのでどこも大箱のレストランですが、タイミングが少しずれたのか、食べる頃には非常に空いた店内になっていました。

  • 昼食後は、川で足を浸したりなんかして過ごしてましたが、朝からの暑さを忘れる感じです。この川で冷やしたタオルをしばらく首に巻いて快適に過ごせました。(1時間で乾燥してしまいましたが^^;)

    昼食後は、川で足を浸したりなんかして過ごしてましたが、朝からの暑さを忘れる感じです。この川で冷やしたタオルをしばらく首に巻いて快適に過ごせました。(1時間で乾燥してしまいましたが^^;)

  • この渓谷を出て、一路西へ進路をとります。途中エルケラァ・ムグーナの街でローズウォーターを買ったりしながらスコーラの街へ入りました。スコーラは観光地ではないのですが、今日の宿泊はこの街なのです。目的はカスバを改造したホテルへ泊まること。本線から逸れること7キロほどで到着です。途中から道は未舗装路になり、アジスのランドローバーではぎりぎり通れるぐらいの道、絶対に地元民しかわからないくねくね道路を進んでいくと突然姿を現します。このホテルの名前はアイト・ア・ブゥ。普段は管理人(オーナー)のムハマド(3人目)一家が住んでいるだけですが、2、3部屋旅行客が泊まれるように改装した(ベッドがあるだけですが)部屋があります。今日の宿泊客はぼくたちだけです。

    この渓谷を出て、一路西へ進路をとります。途中エルケラァ・ムグーナの街でローズウォーターを買ったりしながらスコーラの街へ入りました。スコーラは観光地ではないのですが、今日の宿泊はこの街なのです。目的はカスバを改造したホテルへ泊まること。本線から逸れること7キロほどで到着です。途中から道は未舗装路になり、アジスのランドローバーではぎりぎり通れるぐらいの道、絶対に地元民しかわからないくねくね道路を進んでいくと突然姿を現します。このホテルの名前はアイト・ア・ブゥ。普段は管理人(オーナー)のムハマド(3人目)一家が住んでいるだけですが、2、3部屋旅行客が泊まれるように改装した(ベッドがあるだけですが)部屋があります。今日の宿泊客はぼくたちだけです。

  • カスバの屋上に上って回りを見てみると、森と山しか見えません。実際、鳥の鳴き声とロバの鳴き声、人間の声以外聞こえるものもありません。<br />オーナーのムハマドも車を持っていなく、野菜を作り、自給自足の生活をしています。<br />

    カスバの屋上に上って回りを見てみると、森と山しか見えません。実際、鳥の鳴き声とロバの鳴き声、人間の声以外聞こえるものもありません。
    オーナーのムハマドも車を持っていなく、野菜を作り、自給自足の生活をしています。

  • (カスバの屋上)<br />ここのカスバは高さ約30m。この辺りでは飛び抜けて高い建物です。<br />

    (カスバの屋上)
    ここのカスバは高さ約30m。この辺りでは飛び抜けて高い建物です。

  • ここでアクシデント。名ガイドのアジスとここでお別れなのです。本当は私たちの旅程の最後まで付き合うはずだったのですが、途中でこなすのを忘れていた仕事があったからなのか、明日だけドライバー交代になったのです。非常に残念でしたが、アジスのおかげで楽しい一時を過ごせました。ありがとう〜。

    ここでアクシデント。名ガイドのアジスとここでお別れなのです。本当は私たちの旅程の最後まで付き合うはずだったのですが、途中でこなすのを忘れていた仕事があったからなのか、明日だけドライバー交代になったのです。非常に残念でしたが、アジスのおかげで楽しい一時を過ごせました。ありがとう〜。

  • 夕暮れ時、薄闇に浮かび上がるカスバはすごくきれい。正直、この瞬間は世界遺産・アイト・ベン・ハッドゥよりもきれいだと思いました。

    夕暮れ時、薄闇に浮かび上がるカスバはすごくきれい。正直、この瞬間は世界遺産・アイト・ベン・ハッドゥよりもきれいだと思いました。

  • さて夜になりました。建物の横にテーブルスペースがありましたから、ここで晩ご飯。今日はムハマドお手製タジンです。美味しいタジンを頂きながら、空を見上げると無数の星たち。本当はサハラ砂漠でもきれいなんでしょうが、僕たちが砂漠に行ったときは満月でよく見えなかったので、ここが一番きれいでした☆<br /><br />ちなみに写真にも北斗七星が写ってるのですが、見えるかな!?<br /><br />この後、室外に設けられたシャワーを浴びて屋上からもう一度空を見上げた時には、月明かりが明るすぎてもうあまり見えなくなっていました。あの瞬間に見といて良かったなぁ

    さて夜になりました。建物の横にテーブルスペースがありましたから、ここで晩ご飯。今日はムハマドお手製タジンです。美味しいタジンを頂きながら、空を見上げると無数の星たち。本当はサハラ砂漠でもきれいなんでしょうが、僕たちが砂漠に行ったときは満月でよく見えなかったので、ここが一番きれいでした☆

    ちなみに写真にも北斗七星が写ってるのですが、見えるかな!?

    この後、室外に設けられたシャワーを浴びて屋上からもう一度空を見上げた時には、月明かりが明るすぎてもうあまり見えなくなっていました。あの瞬間に見といて良かったなぁ

  • 翌朝、毎日のことですが、6時には起床。せっかくなんで屋上から回りをみていると、じわ〜っと明るくなってくる素晴らしい空の色をみることができました。きれいです☆

    翌朝、毎日のことですが、6時には起床。せっかくなんで屋上から回りをみていると、じわ〜っと明るくなってくる素晴らしい空の色をみることができました。きれいです☆

  • 庭に降りてみると、気の早いムハマドがロバ君をもう用意してくれていました。

    庭に降りてみると、気の早いムハマドがロバ君をもう用意してくれていました。

  • 今日の朝の楽しみは、そうロバ君に乗ることです。ムハマドは一頭しか飼っておらず、当然二人は乗れないので行きはボク、帰りはリーさんが乗ることに。

    今日の朝の楽しみは、そうロバ君に乗ることです。ムハマドは一頭しか飼っておらず、当然二人は乗れないので行きはボク、帰りはリーさんが乗ることに。

  • 15分くらいの乗驢馬ですが、朝のゆったりした時間、ゆっくりと歩くロバの歩みがマッチしていました。星、ロバ、カスバに料理と、色々楽しめたアイト・ア・ブゥ宿泊でした。

    15分くらいの乗驢馬ですが、朝のゆったりした時間、ゆっくりと歩くロバの歩みがマッチしていました。星、ロバ、カスバに料理と、色々楽しめたアイト・ア・ブゥ宿泊でした。

  • さて、朝食後アジスに代わってクサール・ヴォヤージュのドライバーとして来たのはムハマド(4人目)。最新のランドローバーに乗る46歳です。日本に帰ってから気づきましたが、某テレビ局のモロッコ特集番組で出てました、彼。<br /><br />そのムハマドと共に最終日スタート。このスコーラの辺りでは、古いカスバを改造したホテルが多いようで、一番高いところは一泊6万くらいするとのことでした。さすがに泊まれません(泣)<br /><br />写真は名も無きカスバ。でもきれいです。

    さて、朝食後アジスに代わってクサール・ヴォヤージュのドライバーとして来たのはムハマド(4人目)。最新のランドローバーに乗る46歳です。日本に帰ってから気づきましたが、某テレビ局のモロッコ特集番組で出てました、彼。

    そのムハマドと共に最終日スタート。このスコーラの辺りでは、古いカスバを改造したホテルが多いようで、一番高いところは一泊6万くらいするとのことでした。さすがに泊まれません(泣)

    写真は名も無きカスバ。でもきれいです。

  • ここから1時間くらいでしょうか。ワルザザートの街を抜け辿り着いたのはアイト・ベン・ハッドゥ。モロッコで一番有名であろう世界遺産です。駐車場からカスバへの道中、いくつかのおみやげ物屋さんの前を抜けて対面します。

    ここから1時間くらいでしょうか。ワルザザートの街を抜け辿り着いたのはアイト・ベン・ハッドゥ。モロッコで一番有名であろう世界遺産です。駐車場からカスバへの道中、いくつかのおみやげ物屋さんの前を抜けて対面します。

  • アイト・ベン・ハッドゥ。かつての交易の中心地の一つです。東西南北あらゆる方角からきた商隊が盗賊達の危険から身を守れ、かつ交易ができる場所として栄えました。目の前に広がっている空き地は雨期になると川ができるのでしょう。緑もチラホラと見える場所です。<br />ここは一つの小高い丘に沿って建物が密集して建っています。

    アイト・ベン・ハッドゥ。かつての交易の中心地の一つです。東西南北あらゆる方角からきた商隊が盗賊達の危険から身を守れ、かつ交易ができる場所として栄えました。目の前に広がっている空き地は雨期になると川ができるのでしょう。緑もチラホラと見える場所です。
    ここは一つの小高い丘に沿って建物が密集して建っています。

  • いくつかの入り口があるのでしょうが、やや回り込んだ所にあった入口から入ります。ちなみにこの入り口の横のスペースで、映画『グラディエーター』の撮影があったようです。現在はセットも壊しているのでただの空き地ですが、近くのお店にはその時の様子が写真で飾っていました。

    いくつかの入り口があるのでしょうが、やや回り込んだ所にあった入口から入ります。ちなみにこの入り口の横のスペースで、映画『グラディエーター』の撮影があったようです。現在はセットも壊しているのでただの空き地ですが、近くのお店にはその時の様子が写真で飾っていました。

  • くねくねとした道を抜け、頂上のあたりから見下ろした写真。

    くねくねとした道を抜け、頂上のあたりから見下ろした写真。

  • カスバ前のおみやげ屋さんにて。色とりどりのお皿達が鮮やかです。ここだからきれいなんだろうなぁ。

    カスバ前のおみやげ屋さんにて。色とりどりのお皿達が鮮やかです。ここだからきれいなんだろうなぁ。

  • このアイト・ベン・ハッドゥを出てアトラス山脈をティシュカ峠に向け進み、途中から脇道に逸れます。ここは離合もポイントを選ぶ細い道ですが、その道を1時間弱進むと、現れてくるのがテロウェットのカスバです。

    このアイト・ベン・ハッドゥを出てアトラス山脈をティシュカ峠に向け進み、途中から脇道に逸れます。ここは離合もポイントを選ぶ細い道ですが、その道を1時間弱進むと、現れてくるのがテロウェットのカスバです。

  • ここは外よりも内側が素晴らしいのです。このメインの部屋はタイル、大理石、シルクが絶妙に組み合わさった美しい部屋です。

    ここは外よりも内側が素晴らしいのです。このメインの部屋はタイル、大理石、シルクが絶妙に組み合わさった美しい部屋です。

  • 部屋の入口のアーチ。

    部屋の入口のアーチ。

  • 絵はがき何かにも使われるという有名な窓枠らしいです。<br />一緒にいたフランス人たちにも大人気のフォトスポットでした。<br />

    絵はがき何かにも使われるという有名な窓枠らしいです。
    一緒にいたフランス人たちにも大人気のフォトスポットでした。

  • この窓枠から外をみた風景。<br /><br />この日は全体的に見所が少なかったからなのか、会話が少なかったからなのか、5日間の中で一番思い出の少ない日なのです。だからコメントも短め^^;

    この窓枠から外をみた風景。

    この日は全体的に見所が少なかったからなのか、会話が少なかったからなのか、5日間の中で一番思い出の少ない日なのです。だからコメントも短め^^;

  • 再びティシュカ峠に戻り、それから一路マラケシュを目指します。<br /><br />最後に1枚、このアトラス越えを彩ってくれたピンクのお花。暑い乾燥の大地に健気にいきています。<br /><br />夕方4時半頃、マラケシュに到着。この日宿泊予定のリアドまで案内してもらいツアー終了。再び個人旅行の始まりです。<br />

    再びティシュカ峠に戻り、それから一路マラケシュを目指します。

    最後に1枚、このアトラス越えを彩ってくれたピンクのお花。暑い乾燥の大地に健気にいきています。

    夕方4時半頃、マラケシュに到着。この日宿泊予定のリアドまで案内してもらいツアー終了。再び個人旅行の始まりです。

この旅行記のタグ

2いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

モロッコで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
モロッコ最安 405円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

モロッコの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP