アラスカの風を感じて。マッキンリーは輝く。

2007/06/26 - 2007/07/06

アラスカの風を感じながら、アラスカの大地を歩いた。私の描いていたアラスカのイメージとはるかに違う大自然がいっぱいの地、アラスカ。アラスカの風、光、空気を感じながら、初夏の高山植物が美しい草原を歩いた。｢自然を損なわず、人間はただの訪問者にすぎない」というそのままの野生動物の宝庫であるデナリ国立公園の大自然の懐にテントを張った。文明機器の生活から抜け出した自然との共存の生活. 体験と･感動をつづります。



アラスカ山脈の主峰、マッキンリー(6194ｍ）は染まる。

エリア アメリカ

アラスカについて
人口] 282,813人(2006年の統計)
[面積] 5,063.44平方キロ
[飛行距離] 東京から5,568km、シアトルから2,325km、
ロンドンから7,221km、シカゴから4,569km
　　　　　　　　　　　　　　資料より
時差が17時間バックする。


　眼下に広がるアラスカの峰峰。

一際高くそびえます。
　

デナリ国立公園は州内４番目の大きさ（四国の広さ以上）である。この広大な大地はあくまでも動植物のテリトリーとして自然を損なわず、人間は訪問者にすぎないという立場を守っている国立公園です。

　どこかで我々の行動を、匂いを動物に察知されて
いるようです。
峰々は続く

初夏のアラスカの雲は
頂に遊びます。

遠くに熊が見えました。

山頂付近にドールシープの群れが戯れているのが見えました。動物の楽園です。山々は。

ドールシープ(図鑑より）

山岳地帯、ツンドラの急な斜面や崖の上に生息。
５月から６月デナリ国立公園にいる。

岩肌の山頂付近に１０頭ぐらい見られました。
幸運です。

ムース(図鑑より）

針葉樹林帯、湖、湿地に生息。
通年を通して
デナリ国立公園、キーナイ国立野生保護区など

通り過ぎるバスを湿原の中から見ていました。

初夏のアラスカの大地を雲は遊ぶ。

広大なアラスカの大地をバスは通り抜ける。
湿原の中に、こちらを見つめるムースがいた。
顔の長い大きな動かぬムースが。

パンラマの世界です。
　アラスカの背のように連なります。

アンカレジを中心とする中南アラスカは内陸性気候と海洋性気候の中間にあり、太平洋の黒潮が南を流れ、アラスカ山脈が北部にそびえて北風を防いでいるので、気候は比較的温暖で、しかも乾燥した爽やかさ。

乾燥をしたさわやかな風の流れる
　アラスカの大地を訪れたことになる。
大地の夜明け

夏期の気温は摂氏10 〜 21度、冬期は摂氏マイナス14.4 〜 マイナス6.7度となる。年間平均降雨量は15.9インチで降雪量69インチを含み、10月から4月頃まで降雪のシーズンである。日照時間は最長19時間21分、最短5時間28分で、東京とくらべるとアンカレジの方が年間平均1日当たり1時間30分も昼間が長い。
　　　　　　　　　　　　　資料より

大地の一日が始まる

太陽は不思議な現象を
　作ってくれる。太陽が二つ雲間に見える。
　朝の光のドラマを

マッキンリー（6194ｍ）
アラスカの山脈の主峰。朝日の中に輝き始める。

朝の光の中に
　主峰　マッキンリーは輝きます。

大地に君臨
　素晴らしい風景です。

　すがすがしい朝の空気が感じられます。

青い空、そよぐ風、白い峰、
アラスカの風景は素晴らしい。

デナリ（Denali)とは先住民族がマッキンリー山に
つけた名前で「白き偉大なるもの」の意。

こんなに大きなワタスゲを見たのは
初めてです。
青い空、白いワタスゲがそよぐ風景に
楽園を感じます。

一日のマッキンリーの表情を追って見ました。
薄暮の時間でしょうか。

白夜のアラスカの大地にも夕暮れがありました。
刻々と変化をする日暮れの空は雲にも山にも変化がありました。

夕方の光に山は燃えました。
神々しくも感じます。

この山に魅せられて何人かの友人が初登頂です。
頂上から眺めるアラスカの大地は？

赤く染まる山は昼間の姿とは一変します。
神々しい程に美しいです。
貴婦人のような美しさを感じます。

この旅行記へのコメント （13）

• tsunetaさん 2007/08/01 13:03:08

  お久しぶりです！

  kyokosa-nさん！　こんにちわ。　お久しぶりです。
  
  アラスカの旅行記「マッキンリー編」を拝見しました。
  一日、ずっとマッキンリーを観察され、実に時が止まったごとく、震撼として素晴らしい雰囲気ですね。
  マッキンリーの雄大な姿に感動いたしました。
  特に夕日に輝く姿は素晴らしいですね。　　一票投じました。
  高山植物も興味が有りますので覗かしてください。
  
  tsuneta

  kyokosa-nさん からの返信 2007/08/01 15:59:43

  RE: お久しぶりです！

  tsunetaさん こんにちは
  
  　アラスカ紀行にお訪ねをいただき有難うございます。
  　ヒマラヤにないアラスカの旅は
  　アラスカの風を感じながら感動の旅となりました。
  　スイスの山とも、ヒマラヤの山とも違うマッキンリーを感じました。
  　大きな包容力のある素敵な山です。
  　高山植物の花図鑑を購入しました。
  　調べるのですが、花の名前は難しいですね。
  　一票を戴き有難うございます。
  
  tsunetaさん の登山紀行遊びに行かせていただきます。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　kyo-ko

• jyugonさん 2007/07/29 23:29:04

  白き偉大なるもの

  kyokosa-n はじめまして。
  
  マッキンリー素晴らしい景観ですね。
  言葉をなくしました。
  
  こんな景色を毎日ご覧になって、きっと至福の時をお過ごしになられたでしょう。どんな時にも違った姿を見せてくれたマッキンリーは、
  まさに「白き偉大なるもの」ですね。
  
  取り囲む景色が美しいこともあってか、人を寄せ付けない山というよりは
  静かに美しく佇んでいる山というイメージが致しました。
  でも目の前で見れたら涙が出そう。
  
  エベレストも素晴らしいと感激して見せて頂きましたが、マッキンリーにはまた違う魅力がありますね。（どこでもドアが欲しいと思いました）
  ご褒美のような景色を見せて頂きまして幸せです。
  
  お気に入りの景色を壁紙にさせて頂きましたので毎日楽しませて頂きます。
  
  
  ※マッキンリーはもちろんありませんし、規模も比べ物になりませんが湿原の風景を見ていて、20年位前に訪れた北海道のモケウニ沼湿原を思い出しました。
  
  またお邪魔いたします。
  
  jyugon

  kyokosa-nさん からの返信 2007/07/30 07:14:55

  RE: 白き偉大なるもの

  おはようございます。
  
  　「お気に入り」に入れていただきまして有難うございます。
  　　嬉しく思います。
  　「アラスカ」の素晴らしさを皆様にお伝えしたくてワクワクしながら
  　　ページを作っています。
  　　アジアに君臨するヒマラヤの連峰とは違う｢やさしさ、包み込むような
  　　温かさ、美しさ」を感じますね。
  　　天候に恵まれたことが、マッキンリーの素晴らしさを味わう事が出来た　　ようです。
  
  　　アラスカの歴史、クルージング、独立記念日のパレード
  　　熊に出会ったハイキングなどを載せていきます、
  　　遊びに来ていただけたら嬉しいです。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　kyo-ko
  
  

  kyokosa-nさん からの返信 2007/07/30 16:34:50

  RE: 白き偉大なるもの

  jyugonさん
  
  私への紹介の文読ませていただきました。
  　あまりにお褒めの言葉を頂いたようで、光栄に思います。
  
  　旅でコンパクトデジカメで撮った写真を旅の記録として
  　足跡を辿りながらつたない文章で楽しんでおります。
  　
  　季節を感じながら歩く自然とのふれあいの中で
  　この素晴らしさを味わうことの出来る喜びを感じながら
  　旅紀行を載せて行きたいと思います。
  　
  　今回、たくさんの票を頂きましたようで有難うございます。
  　　　　　　　　　　　　　　　kyo-ko
  
  　　
  　
  
  
  　

• エムさん 2007/07/28 18:15:49

  マッキンリー

  はじめまして。
  
  天候に恵まれて素晴らしい風景ですね。
  青空の中のマッキンリーと夕日に染まったマッキンリー、どちらも美しいですが赤みを帯びると優しい表情に変化しますね。
  
  来月、アラスカクルーズを予定しており、ますます楽しみになりました。
  ありがとうございました。
  
  エム

  kyokosa-nさん からの返信 2007/07/29 00:43:14

  RE: マッキンリー

  はじめまして。
  
  大自然のふところに入りましてアラスカを楽しみました。
  スケールの違う風景、体験に感動の旅でした。
  マッキンリー　一日眺めていてもいい風景ですね。
  
  キーナイ　クルージングを載せました。
  きっと、感動の旅が待っていることと思います。
  旅をお楽しみくださいね。
  　　　　　　　　　　　　　　kyokosa-nより

• シベックさん 2007/07/28 10:25:16

  堂々としたマッキンリー

  kyokosa-nさん、こんにちは！
  
  時間で変わるマッキンリーの表情楽しませてもらいました。
  堂々とした山ですね。
  ゆるやかにうねる草原、高木の針葉樹、マッキンリー良い眺めです。
  草原を渡リゆく風の音しか聞こえてこないような風景に
  大自然のアラスカを感じます。有難うございました。
  
  　　　シベック

  kyokosa-nさん からの返信 2007/07/28 18:33:50

  RE: 堂々としたマッキンリー

  シベックさん　こんにちは。
  
  　日本の山にはない風景美の中に、マッキンリーはそびえます。
  　マッキンリーの一日の姿をドラマ風に載せて見たのですが。。。
  　絵になる風景ですね。幸運でした。
  　デナリから帰る日から天候は崩れだしたようです。
  
  ゆるやかにうねる草原、高木の針葉樹、マッキンリー良い眺めです。
  草原を渡リゆく風の音しか聞こえてこないような風景に
  大自然のアラスカを感じます。
  
  　有難うございます。
  　その自然の中で自然を満喫できた幸せを感じました。
  　一票を有難うございました。
  　　　　　　　　　　kyokosa-nより

• noriさん 2007/07/28 07:33:49

  素晴しいですね！

  kyokosa-n　こんにちは！
  
  アラスカの旅行記懐かしく拝見しました。デナリ国立公園素晴しいですね。
  マッキンリーも快晴でクッキリ！よく撮れていますね。
  
  熊もシープも見られましたか・・楽しさと清清しい空気の感じが伝わってきます。有難うございました。　１票！
  
  noriさん

  kyokosa-nさん からの返信 2007/07/30 08:09:26

  RE: 素晴しいですね！

  noriさん
  おはようございます。
  　初めてのアラスカ、素晴らしいところですね。
  
  アラスカの風を感じながら、アラスカの大地を歩いた。
  私の描いていたアラスカのイメージとはるかに違う大自然がいっぱいの地。アラスカ。アラスカの風、光、空気を感じながら、初夏の高山植物が美しい草原を歩いた。｢自然を損なわず、人間はただの訪問者にすぎない」というそのままの地を歩き人間の存在を感じました。
  
  「自然に手をつけない、そのままの自然を大切にする」とても感じた
  　旅となりました。
  
  　熊にも会いました。実にどうどうと自然を楽しんでいるようでした。
  　お訪ねを頂き有難うございました。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　kyo-ko
  

• いっちゃんさん 2007/07/27 19:13:38

  マッキンリー

  kyokosa-nさん
  
  待ってました
  このマッキンリーの勇姿・・・。
  
  朝の清々しい空気の下
  マッキンリーは輝きましたね。
  
  湖面に映すマッキンリーも、また見逃せないひとコマです。
  大地にどっしりと連なるマッキンリー
  いずれも見逃せない景観でした。
  
  登りたい山の一つでしたが
  夢叶いませんでした。
  
  当然一票です。
  
  いっちゃん

  kyokosa-nさん からの返信 2007/07/27 22:12:49

  RE: マッキンリー

  いっちゃんさん　
  お訪ねをいただき有難うございます。
  マッキンリー特集。
  アラスカの大地に君臨するマッキンリーの姿を載せてみました。
  かたちになる美しい姿の山ですね。
  朝な夕なに見る姿は、私の気持によっても表情が違います。
  登れなくても姿を毎日仰げただけでも幸せでした。
  
  「憧れのマッキンリー」として
  心に残る名山にしたいと思います。
  
  　一票を有難うございます。　　kyokosa-nより