ボンジュール・コマダムな旅（１日目）

2007/07/02 - 2007/07/14

コマダム年齢の女二人で周る、フランス・スペイン・ポルトガル周遊の旅。ワインが大好きなので、おいしいワインとつまみを求めて旅立った。

毎晩一本を目標に飲んだワイン。コマダムたちのお気に入りはスペインワインで、特にリオハのワインがお気に入りなのだ。スペインでは念願のボデガ（ワイン蔵）まで行ってきてしまった。

ホテルもスケジュールも決めず「風が吹くまま気が向くままに」の旅だったのでハプニングが続出し、途中でリタイア寸前だった。どうにか乗り越えたけれど、こんな大変だった旅は初めて。

苦しかったことも今となっては楽しい思い出。忘れないように書き記しておこう。

エリア パリ(フランス)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: JAL

●７月２日　パリ
１２時間の苦しいフライトを脱出して、ついにパリに到着。初日のホテルだけ、あらかじめ北駅付近にとっておいて正解だったわ。コマダム年齢だし、くたくたでホテルなんて探す気力もなかったもの。

荷物を置いてから、すぐにシャンゼリゼへと向かった。お腹がそれほど空いていなかったので、のりちゃんが前回来たという店で、軽くワインとムール貝を注文。

出てきたムール貝スープを見て、唖然とした。ムール貝は殻は大きいくせに中身のそれはそれは小粒なこと。食べてもお腹がふくれないよ、これじゃあ。お値段だって１４．９ユーロもするのよ。いくらシャンゼリゼにあるからって、高すぎない？　こんな料理じゃ、お話にならないわ。

でも、入り口にはたくさん人が並んでいて、いかにも流行ってるお店、って感じ。それを横目で見ながら「ああ、騙されてるよ、この人たちも」と少し同情しちゃった。

店員は呼んでもなかなか来ないし、サービスは最悪とみた。チップはもちろん置かずに来ました。

それにしても前回のりちゃんが来たときはおいしかったというのに、この変わりようは何？

ムール貝のトマトソースのチーズ焼き。これも同じく１４．９ユーロ。味はまあまあだけど、量が少なくてがっかりしちゃった。

こんなの、東京で出したら怒られちゃうよ！　フランス人、もっと頑張ってほしいなあ。ちなみに、ここは有名なベルギーのチェーン店。