2007/06/24 - 2007/06/24
243位(同エリア415件中)
前日光さん
6月24日は日曜日だというのに出勤でした。
せめて昼休みに、地元の名所「あじさい坂」にでもと思い、とても軽い気持ちで行ってみたら、県外ナンバーの車で渋滞しているのにビックリしました。
しかもいつもは無料の駐車場が、7月1日まで300円也!とのこと(T_T)
あ~あ、あじさい坂よ、おまえもか・・・
しかし、ここまで来て帰るのもなんなので、前進しょうと決意!
(この時点で、既に考えの甘さに気づいていればよかったのですが・・・)
とにかく、きれいな紫陽花を眺めて、優雅に・・・という考えでいっぱいだったのでした。
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こんな垂れ幕は、いったいいつ頃から?
それにこの人出・・・ああ、知らなかった!
もう20年以上前、子どもがホントに小さかった頃、
この坂を登った時は、こんなに紫陽花は咲いてなかったし、人はほとんどいませんでした。
近くの農業高校の生徒が、紫陽花の花を植え始めました云々・・という記事が当地の新聞に載っていたような記憶はかすかにあるのですが・・・
なんと、大型観光バスまで止まっていたりして、
もはや立派な観光地? -
ま、それはともかくとして、紫陽花の花を。
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坂を上り始める前に、ちょっと坂の左側に目をやると、「六角堂」があります。
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六角堂は、1904年(明治37年)、太平山神社の二の鳥居脇に、京都六角堂を模して建立されました。
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屋根の両端がピンと跳ね上がっているのが、なんとも言えないリズムを醸し出しているように思えます。
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写真ではわかりにくいのですが、お堂の上の木々の緑がとてもきれいでした。
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再び、紫陽花を。
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こんな風に、石段の両側に鬱そうとした茂り具合です。
この石段を見た時には、まだこの先の長さなんて
考えていませんでした。
えっ?昔登ったことがあるんじゃなかったの?ですって?
だって・・・あの頃は、今よりずっとずっと若かったんですよ(^_-) -
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青い紫陽花は、いつ見てもいいなぁと思います。
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何の変哲もない白に見えますが、元画像にしてみて下さい。
花びらの周りに、きれいなギザギザが刻まれていて、それが微妙な美しさを添えています。 -
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これは、ガク紫陽花の一種ですが、花びら(ガク?)の周囲だけ、ほのかに薄紅色を帯びているんです。
まるで、初恋を知った少女のようだと思いませんか?
あ、ちょっと今、自分でも恥ずかしい事を言ってしまった!と思いました(>_<) -
石段を登る途中でふと見ると、右側にこのような古めかしい鳥居があるのに気づきました。
鳥居オタクの私としては、見逃せぬと思い、何神社だろうと目を凝らして見ると、「窟神社」とありました。早速行ってみると、何やら暗くてジメジメとしており、岩の下に開いた穴は、決してきれいとは言えない水で満たされていました。
この穴は、近くにある出流山まで届いていると伝えられているそうです。
4,5人の人がいたので、それほどではありませんでしたが、もしここに誰もいなかったら、けっこう怖いなぁと思いました。 -
その穴の側に、こんなかわいらしい像がありました!
たぶん最近置かれたものでしょう。
仏像と呼ぶには、あまりにかわいいのです。
伎藝天のつもりでしょうか?琵琶のような楽器を手にしていました。
でも、ここは神社だし・・・あ、でも太平山神社は神仏習合らしいからなぁ?? -
その像の側の岩には、このような花も咲いていました。
それにしても、この辺りには不思議な妖気が漂っているように、私には感じられました。 -
再び紫陽花を眺めて気を取り直し・・・
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少し行くと、写真を撮りたくなるスポットです!
これもいつできたことやら、昔は全く何もなかったのですが。 -
今度は、ガク紫陽花です。
よく見ると、本当にきれいです。 -
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さらに進むと、また鳥居が・・・
人がいなくなるのを待ちましたが、ムリでした。 -
鳥居の側には、このような碑。
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鳥居に書かれたこの文字は、寛政の改革でおなじみの、徳川八代将軍吉宗の孫、松平定信公の書。
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鳥居を潜ると、樹齢千年の御神木。
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この木の緑も、ひときわ美しく・・・
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さらに登ってから振り返って撮ったもの。
この辺りから、ムムム、こんなに急な石段だったっけ
??という疑問がわき起こり・・・
この子も首筋に汗が浮いているし・・・ -
いよいよ「随身門」です。
1723年(享保8年)の建造。表裏に随身・仁王を安置し、神仏習合の名残を示しています。
これを登り切ると、車道があり、初めてここを訪れた人は、なんだ、車で来られるじゃないか(T_T)と気づくことになります。 -
この「太平山」の文字は、弘法大師書と伝えています。
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随身門をくぐると、狛犬がジャンプしていました。
これにも、今回初めて気づきました(^O^)
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この旅行記へのコメント (4)
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- 五黄の寅さん 2010/11/20 09:33:19
- ハードな大平山
- 前日光 様
お早うございます
紫陽花の写真綺麗ですね。
大平山は、小生がサラリーマン生活をスタートさせた30数年前に、桜の花見で訪れた懐かしい場所です。
綺麗な花、過酷な階段、美味しそうな団子と玉子焼き...盛り沢山の記事、楽しく拝読しました。いずれ自分史をたどる旅をしようと思っていますので選択肢に入れておきます。
仕事の合間に散策されたそうですね。パワーに圧倒されました。
凄いの一言です。
sighn 拝
- 前日光さん からの返信 2010/11/21 00:31:25
- RE: ハードな大平山
- sighnさま、いつもありがとうございます!
太平山のブログをご覧いただいたようですね。
ところで、太平山は「大」ではなく、「太」なのですよ。
すぐ傍に「大平町(おおひらまち)」(現在栃木市に合併)という町があり、「太平山」と同じ字を使うのは気が引けるので、「太」ではなく、「大」の字を使ったように聞いております。
> 紫陽花の写真綺麗ですね。
> 大平山は、小生がサラリーマン生活をスタートさせた30数年前に、桜の花見で訪れた懐かしい場所です。
この旅行記は、3年前くらいだったと思いますが、紫陽花は年々数も増え、美しいようです。
sighnさまがサラリーマンをスタートさせた30数年前にお花見でいらしたのですか?
sighnさまは、栃木の近くにお住まいなのですか?
それとも当地のご出身なのですか?
いずれにしましても、太平山にいらしたことがおありでしたら、あの辺りの雰囲気はご存知ですよね?
> 綺麗な花、過酷な階段、美味しそうな団子と玉子焼き...盛り沢山の記事、楽しく拝読しました。いずれ自分史をたどる旅をしようと思っていますので選択肢に入れておきます。
そうなんです。お団子と卵焼き、焼き鳥もおいしいんですよ。
山菜天麩羅付きのお蕎麦も、なかなかです。
階段は、結構厳しかったです。
「自分史」ですか。。。確かに、自分の辿った道を残してみたいとは思いますよね。
素敵な自分史の完成を期待しております。
> 仕事の合間に散策されたそうですね。パワーに圧倒されました。
> 凄いの一言です。
職場が、かなり近い所にあるものですから、日曜出勤のついでに思い立って出かけたのですが、いやはや初夏のことでもあり、汗びっしょりになってしまいました。
いちおう「山」と名の付く所に行くからには、それなりの心構えが必要だったんですね(^^;)
前日光
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- とらべるさん 2007/06/30 03:16:31
- お邪魔します
- はじめまして。とらべるです
私も前日光さんが訪れた数日後にあじさい坂を登りました。
平日なのに、とても混んでいて驚きました。
アジサイ、綺麗でしたね^−^
次回があったら頂上まで頑張ってみたいです。
- 前日光さん からの返信 2007/07/01 20:12:29
- RE: お邪魔します
- とらべるさん、はじめまして こんばんは!
とらべるさんのブログ、拝見させていただきましたところ、
ほとんど私と同じ(同じあじさい坂だから当たり前か・・)
でしたが、私は頂上まで行ったので、後編で頑張りたいと
思います。
昨日(6月30日)〜今日(7月1日)にかけて、日光に
行っていまして、返事が遅れてしまいました。
あじさい坂のある栃木市は、私の勤務先なので、特に
好きな所です。
今後とも、よろしくお願いいたします。<(_ _)>
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