2017/01/14 - 2017/01/14
253位(同エリア415件中)
まりも母さん
おととしの冬から始めたバードウォッチング。
冬は、涸沼に来るオオワシが楽しみですが、
今年は、もう1種類 コミミズクが見たくて、渡良瀬遊水地へも 何度も行きました。
夜行性のフクロウやミミズクは、そうめったにお目にかかれません。
まだ明るいうちに姿を見せてくれる コミミズクに会いに、
1月~2月何度も出かけた渡良瀬遊水地をまとめて旅行記にします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
1月14日
今日は、吉祥寺の友人夫妻と、現地集合して、渡良瀬遊水地での探鳥会です。
おととし、初めて友人夫妻に付き合って、ここに来てから 始めた「バードウォチング」も今年で、3年目。
超ド素人だった私たちも、やっと「ド」が取れるくらいの「素人」にはなったかも~?
1月の友人夫妻との渡良瀬遊水地鳥探しは、恒例の行事となってきました。
駐車場で待ち合わせをして、9時から歩きスタートです。 -
“体験活動センターわたらせ”で、マップをもらい、情報収集。
そして、ハート型の谷中湖の方へ向かいます。
今日は、1月にしては、まぁ暖かい方。
日当たりの良い地面にシメがいました。
友人の奥さんの方、シメが大好きなんだそう。
昔のコントに出てくる「唐草模様の風呂敷担いだドロボウ」みたいな、ひげ面チックな シメのなにげに悪そうな顔が好きなんだそうです。
クチバシもちょっと太めだし、「悪人面」っての なんか判るわ~。 -
今日の一番の目的は、真っ赤なベニマシコを見つけること。
そう、珍しい鳥ではないのですが、私たちも友人夫妻も、真っ赤なベニマシコの群れなんて、見たこと無いのです。
冬鳥として渡ってくる間しか見られないので、探しているのですが~。
今日見つけた、ベニマシコは、全然「紅」ではない。
メスなのか若鳥なのか・・・。
まぁそれでも一応、会えたし、かわいい小鳥なので、うれしいけどね~。
このベニマシコを見つけた場所の少し手前に、沢山のカメラマンが集まっていました。
何が来るのかなぁ~?と気になりましたが、あまりずうずうしく「何待ってるのですか?」とは、聞きにくいので、ま、いいか。とスルー。
後で、判りましたが、チフチャフと言う、珍しい鳥がこのあたりに来る、との事でした。
まぁその鳥は、たとえバッチリ見られたとしても、私たちには、判別できないようなジミ~な見た目の小鳥さん・・・。
ウグイス?ムシクイ?な~んて、あまりテンションも上がらない、ありがたさの判らない状態だったと思います。 -
で、おととしは、見られただけで、テンションあがった、カワセミ。
最近は、水辺に行けば見られる事の方が多いので、驚く事はないですけど、
やっぱり目立つしキレイだから、カワセミは見るとうれしいかな。
途中、風が強くなって来たので、ヨシ原の脇で風を避けて、お弁当タイム。
が、全然風除けにならなかった~。
この後、かなり冷え込んで来ちゃいました。 -
谷中村史跡保全ゾーンまで戻って来ました。
雷電神社跡あたりです。
保全ゾーンの中でもやや奥の方で、訪れる人もほとんど居ません。
残っている村の痕跡は少ないのですが、
ここに来れば、やはり足尾鉱毒の犠牲となった谷中村の事を考えずにはいられません。 -
共同墓地のあるあたりです。
ここ 谷中村のあった場所は、谷中湖のハート型の上の窪みにあたる部分です。
ハート型の谷中湖は、その形からなんとなく、ほのぼのとした良い感じを受けますが、
実は、昭和47年(1972)谷中湖の造成の時、谷中村の子孫たちが、造成のブルドーザーに身を挺して共同墓地を守ったからこその形なのだそうです。
村を追われ、先祖の墓地までも沈められる事に抵抗して できたこそのハート型なのでした。 -
ヨシ原の中の道を進みます。
2m位の高さがあるヨシ原の中には、作業用などの道が細かくあります。
刈られたヨシが、束になって並べてありした。
これは、良質のヨシズに加工する為に刈ったものでしょう。
そうそう、古河方面から、ここへ来る時、○○ヨシズ店、というお店も見たっけなぁ。
車に戻り、コーヒーを淹れ マフィンでおやつ休憩をし、
車1台を駐車場に残し、4人1台に乗って、コミミズクの出現ポイントへ移動します。 -
しかし、4人ともコミミズクは見たことがありません。
昨年、「この辺に出るよ」と他のバーダーさんに教えてもらった場所へ来てみると、
カメラマンが何人もいました。
期待半分で、土手に上がってみると、「あそこの地面に止まっているよ」と教えてくださった方が。
すぐに飛び立ってしまうかも???とちょっとづつ近づいてみると・・・居ました! -
コミミズクは、菜の花の咲き始めた土手の地面に止まっていて、キョロキョロとあたりを見回していました。
か・かわいい!アイメーク濃すぎのギャル系のお顔ですよ!
たまに、上の方も見ます。平らな顔で、上を向くとなかなか面白いです。
友人夫妻は、全く期待していなかったそうで、びっくり、大喜びです。 -
しばらくすると、突然飛び出しました。
飛ぶと、体に対し羽が凄く長いです。
普段良く見る、鳥と比べると、スケールが変だと思うほど、翼が長いのです。
まりも母のカメラは、飛んでる鳥なんて撮れないのですが、それでも、ちょっとチャレンジしました。 -
なんと、コミミちゃんは、1羽ではなく、すぐ近くにもう1羽出現!
お互い、縄張りがあるそうなので、あまり被らないと後で聞きましたが、
この日は2羽が同じような場所も飛んでいました。
もう~どっちを追っていいのか~?な うれしい悲鳴です。 -
双眼鏡で見たり、近づいてきたら、写真撮ったりと大忙しですが、一度飛び始めると、
ぐるぐる、行ったり来たり。
コミミちゃんは、音でネズミなどの獲物を探し、狩りを行うそうで、
風が強いと、風の音で、獲物の出す音が聞こえない為、狩りは行わない、つまり、飛ばないのだそうです。 -
コミミちゃんは、結構 標識やポール、柵などにも止ります。
初めて、コミミズクを見に来て、こんなにバッチリ見られちゃうなんてラッキー! -
しかし・・・困った事に、友人の車を停めて来た 北ゲート内の駐車場は4時で閉門です。
それまでに車を出さないと、門が閉まって出せなくなります。
一旦、車を出しに戻ろう、と乗って来たうちの車に乗りかけたら・・・
またコミミちゃんが、至近距離に出現!
車を取りに戻らないとならないのに、コミミちゃんは、ガンガン飛びまくります。
ぎりぎりの時間まで粘り、本当に後ろ髪引かれる思いで、コミミズクポイントを後にしました・・・。 -
急いで駐車場へ行き、車を無事出しました。
コミミズクポイントまで戻るのも又、遠いので、手前のハイイロチュウヒポイントで、「ハイチュウ」を待つ事にしました。
と、水路にミコアイサの若いカップルが!
警戒心が強くて、居ても遠くの方でしか見られないミコアイサ・・・。
オスは、白い顔で、目の周りが黒くて、通称「パンダ鴨」と呼ばれます。
そんな、会えるとうれしいミコアイサが、オスメスのカップルで、こんな近くに いきなり下りて来てくれたのです! -
ハイイロチュウヒは一応出ましたが、もう、遠くて~。
薄暗くなってきたのもあり、写真はあきらめ、双眼鏡での観察で。
今年は、よく行く、涸沼には、かっこいいハイイロチュウヒの♂が来ていないらしく、
今季の初見でした。
今日は、コミミちゃんがバッチリ見られて、ミコアイサにハイチュウ♂も、と かなり満足な一日でした。
帰りは、佐野ラーメンの“森田屋総本店”で おいしいラーメンを食べて帰りました。 -
2月12日です。
昨日は、友人夫妻と涸沼へオオワシ見物。
今日も、用事は無いし、お天気も良いので、ダンナと渡良瀬へやって来ました。
先日、コミミちゃんが、あんなに出現したのに 途中で車を出しに戻る事になったのが残念で再訪、と言うことなのでした。
今日は、遠くの山が良く見えます。富士山もばっちり。 -
男体山から日光白根山の雪を被った山頂あたり、群馬の山々は赤城から浅間山まで見えました。
しかし・・・結構風が強いのですよ・・・。
天気予報では、昼前から風は止むという予報だったのに、全然止む雰囲気は無く・・・嫌な予感。 -
北エントランスから渡良瀬遊水地へ入ることが多い私たちは、その手前の道の駅“きたかわべ”へ良く寄ります。
トイレを使ったり、売店も小さいけれどあります。
隣接する、“スポーツ遊学館”には屋上展望台があり、遠くの景色が良く見えるのです。
山の景色は、そこから見たものです。 -
予想に反して風が全く収まりそうにないので、活動センターで情報を聞き、
真っ赤なベニマシコが居ないかなぁ?と 谷中村史跡保存ゾーンへ。
居るのは、シメ、カワラヒワ、ジョウビタキ、アトリなど、おなじみさんばかりで、赤い小鳥さんは居なかったなぁ~。 -
ヨシ原の方に鳥探していると、やや大きい鳥が沢山飛び出しました。
鳴き声も聞こえ、それは、オナガでした。
オナガは、留鳥と言って、季節の渡りをしない鳥ですが、それは、日本国内に留まっているし、さほど離れた場所へ行かないからなのです。
でも、オナガは、私の家のあたりでは、初夏から初秋には沢山見かけるのですが、秋が深まると全く居なくなるのです。
それが、葛西臨海公園のような都市に近い公園には居たり、ここにも沢山居るのです。
エサが取りやすい場所へ 少しの移動なのかもしれませんね。
しかし、私とダンナには、自宅あたり中心に考えると、夏の鳥、となってしまうのです。 -
ここからも雪を被った山が良く見えます。
左側は男体山。
まだまだ奥日光は真冬なのでしょうね。 -
遠くに筑波山のシルエット。この方向から見ると、ツインピークが見えませんが。
お天気は良くても、風の具合で鳥さんが見られない、と言うことは良くあります。
今日は、コミミちゃんには会えそうにないので、
先ほど、地図で見つけた、“野木町煉瓦窯”を見に行く事にしました。
前から見たかった、近代産業遺産なので、それはそれで、私は良かったです。
その旅行記は、
とんがり帽子の不思議な形。野木町煉瓦窯 リスペクト訪問。
http://4travel.jp/travelogue/11221994 -
煉瓦窯も見学を済ませ、コミミちゃんは全くダメだと判っているので、それじゃ~最後にハイイロチュウヒでも見るか。と ヨシ原の脇へ戻ります。
今日は、午後になってもまだ遠くの山が良く見えるのは、風が そこそこ強くて、低い雲も無いから?? -
渡良瀬川の脇の道を進みます。
水が多くて、あとちょっとであふれそう~。いや、あふれたら、遊水地内に流れ込むので大丈夫ですが。
渡良瀬遊水地の中はとても広く、道も判り難いです。
車止めがあって入れない場所(自転車や徒歩ならOKの場合も)未舗装のデコボコ道、通行車両の大きさ制限のゲートがあって、車こすりそうでビビる場所も多数。
さすがに、何度も来たのでかなり判るようになりましたが、最初の頃は、一体どこまでに来たのか??とさっぱり判らなくなりましたよ。 -
「今日は 風が強いからこんなに人が居ないのかな?」とダンナと話すほど、この日は、ハイイロチュウヒを待ってるカメラマンも少ないです。
風も強いし、気温がめちゃくちゃ寒くて、私は、ほとんど車の中で待機でした。
午後4時半位になって、やっとお目当てのハイイロチュウヒ♂が現れました。
しかし・・・遠いのだな。 -
いつもチュウヒを見に行く、涸沼のヨシ原には 今年はどうも、ハイチュウ♂が来ていないらしいです。
あそこなら、もっと至近距離で見る事ができるのですが、飛来する数自体は少ないので、
やはり、ここに見に来る人が多いのですよね。
白と黒の美しい姿で、カッコいい鳥です。
今日は、鳥探しはドボンでしたが、煉瓦窯見られたから、ま、いいや。という一日でした。 -
再び、次の週末の2月18日
今日は、まず先に“館林つつじが岡公園”に来ました。
と、言うのは~、先週「今日は、風強いからかな?人が少ないね」なーんて思っていたら、実は、さほど遠くない、この公園に迷鳥 ヤツガシラが入っていて、
鳥好きのカメラマンが多数押し寄せていたらしいと、帰宅後知ったのでした・・・。
働いているので、週末まで来ることが出来ず、やっと来てみたのです。
まりも母的には、ヤツガシラなんて珍しい鳥、そう簡単に見られないんじゃ?と
渋々ダンナに付き合ったかんぢ~。
公園内にはかなりの数のカメラマンがウロウロ。あっちにもこっちにも。
目的は同じですから、情報交換などもして
しかし、全く目撃情報はなく・・・。
どうやら、昨日の春一番でどこかへ抜けてしまったのでは??という~。
また、スカだよ~~~。ドボン連発。 -
お目当ての鳥がやってくるのを待ちますが、皆さん手持ち無沙汰。
水飲みに来たアトリを撮ったりします。
他のカメラマン・・・
凄い、望遠の100万円以上するような立派な機材で、これじゃ~ね~。 -
この公園は、名前の通り、つつじが沢山咲く、その季節が何と言ってもすばらしく、
2011年に来ております。
その後、閉鎖されていた温室はふれあいセンターとなり、レストランもできていました。
あまり大きくはありませんが、梅園があり、紅梅・白梅・ロウバイも咲いていました。 -
お目当てのヤツガシラが見つからないカメラマンは、梅に来たメジロを撮っているという、トホホな状態でした・・・。
-
ダンナも そこいらにやってきたモズを撮ったり。
待ってもヤツガシラは出てきそうにないので、渡良瀬遊水地へ移動する事にします。 -
渡良瀬遊水地へ到着。
今年も真っ赤なベニマシコには会えないのか・・・と思いつつ、前にベニマシコを見た場所をチェックしてからコミミちゃんポントへ。
ベニマシコ・・・居ましたけど~やっぱ、これは、若鳥みたいだーね。
真っ赤な色になるまでに数年かかるのだそうです。
真っ赤になる頃には、エサ探しも上手になって、もっとおいしい実もある所しか行かなくなるのかも。 -
上空を見上げると、ミサゴが通過。
お~足に獲物の魚がっしりつかんでおります。
それが~この画像だといまいち判り難いですが、魚は、縦で 頭をミサゴの前に向けた状態なので、魚雷と言うか、ミサイル発射準備の戦闘機のようなのです。
オスプレイ、やるな。 -
コミミちゃんポイントに来ました。
今日は、かなり沢山の人が来ています。皆、コミミちゃんが出るのを待っているのです。
風は無いのですが、なかなか出ない・・・。
暖かい日なので、良かったのですが、さすがに日が傾いてくると冷えてきます。
遅いなぁ~と だんだん暗くなってきた16時半頃やっと飛び出しましたよ。
もう薄暗い感じだよ~。
しかも、数羽が飛んだと思ったら、すぐ風が強まってきたのです。
すると、コミミちゃんは、飛ぶのをやめて、木にとまっちゃいました。
ビュウーーと風音が聞こえる位吹いて来ると、もう全く動きません。
一応、姿は見られますが、全然面白くない。背中を向けて固まってるだけ・・・。
もう、薄暗くなって写真は厳しいし、観察終了です。
コミミちゃん見られただけと言う、久々に、トホホな一日でございました。 -
さむーい気持ちで帰途へ・・・。
帰り道、遊水地の近くの道路際、なぜか、電柱の上にチュウヒが止まっていました。
電柱に止まるチュウヒってのは、初めて見たな。
鳥は、野生ですから、今日のように、あてにしても上手く見られないなんて事は重々承知ですが、2回もドボンが続くと、萎えますですな・・・。 -
日付は変わって、2月25日
今冬4回目の渡良瀬遊水地へ。
今月は、涸沼へオオワシ見物へ 何度も行ってますし、他にも鳥見に出かけて、本当に雨さえ降らなければ、鳥見ばっか。
今日は、「菜の花の咲く上に飛ぶコミミちゃん」が見たい、とやって来ました。
コミミちゃんの出現は夕方なので、その前に
“野木神社”に寄ってみます。 -
この野木神社は、創建から1200年以上経つ 由緒ある古社です。
境内には、坂上田村麻呂手植えのイチョウと言われる推定樹齢1200年の古木の他、ケヤキの巨木なども多くあります。
そんな環境が良いのか、20年ほど前から毎年、フクロウが営巣する事が知られています。
境内には、フクロウの石像も。 -
毎年、初夏にはかわいい子フクロウの巣立ちが見られるそうで、愛らしい子フクロウの写真も色々飾られていました。
フクロウの雛なんて見てみたいです。 -
遊水地の中ではフクロウの営巣は確認されていないそうで、隣接するこの神社は、貴重な場所です。
しかし、昨年は、子育て中の父フクロウが、近所の建物のガラスに激突して死んでしまい、
母フクロウだけでなんとか子育てを続け、巣立ちを迎えられたのだそう。
同じツガイはもう居ない訳で、今年もこの場所で営巣してくれるフクロウがいるのだろうか・・・。
事故で亡くなってしまった、フクロウ父さんの剥製は、すぐ近くの“野木町煉瓦窯”の展示室に、説明書きと共に、飾られていました。 -
もしかしたら、どこかにフクロウの成鳥が居るのかもしれませんが、昼間は薄暗い木立の中でじっとしているフクロウは、ちょっとやそっとでは見つかりっこありません。
でも、ここには沢山の大きな木があり、隣が渡良瀬遊水地という事もあって、沢山の野鳥が居るみたいです。
すぐに見つかったのは、ジョウビタキ♂。それにカワラヒワとか。 -
野木神社がどんな所なのか、見た後、渡良瀬遊水地へ。
東谷中橋近くの監視塔には、良くハヤブサが止まっていると有名ですが、
今日も居ましたよ。
換気扇のフードらしきものの上でのんびりと羽づくろい。
かなり長い時間ここに落ち着いていました。
止まってはいますが、ハヤブサがかなりの高確率で確認できる、ポイントです。 -
ハヤブサを見てから、ベニマシコを探したものの、今日も見つからず・・・。
仕方なく、ちょっと早めにコミミちゃんポイントへ入ります。
今日は、人が多いですねぇ。まだ3時前ですが、車はもう停める所も無いほどに沢山のカメラマンが。
が、いつも鳥を撮っているのではないらしいカメラマンも多数。
このノスリを「あれ?コミミじゃない?ちがうかな~?」と 取りあえず撮影している方が何人も。
多分、普段鳥専門で撮っているとかバーダーなのではなく、
「菜の花の上を飛ぶめずらしいフクロウの図」を狙いに来た写真が趣味の方も多いのでしょう。 -
まぁ私たちもそんなメルヘンチックな図が見られて、写真でも撮れれば大ラッキーですが。
しかし・・・暖かな日差しの中コミミちゃんは現れず・・・。
と、頭上をオオタカが旋回~。
オオタカが飛ぶのは何度も見てますが、かなり高かったり、あっと言う間にまっすぐに飛び去ってしまうので、写真はロクなのが撮れません。
今日は、ぐる~と廻ってくれたので、観察もできたし、写真も撮れてうれしかった。
やはり、美しい鳥です。 -
こんな菜の花の咲く暖かな午後、コミミちゃんさえ出てくれれば・・・。
が、全然出ませんよ。皆さん手持ち無沙汰。
私たちも隣のおじ様と話したり・・・。
コミミズクは通常3月中旬まではこのあたりに居るそうですが、
今年は、関東は降雪もなく、暖かな日も多くて、「当たり」と言われているのに、北へ帰る日が早いのではないかと。
長い渡りの前には狩りはあまりしなくなるのだそうです。
ここ数日は、狩りに出てくる時間も遅いと聞きます。 -
先日、新聞にも大きく渡良瀬遊水地のコミミズクの写真が掲載され、「もう少しすると菜の花の上を飛ぶコミミズクが見られる」と書いてありました。
この景色の中を 夜行性のフクロウが飛ぶと聞いては、バードウォッチング好きじゃなくても、見たくなりますよね。 -
今日は、暖かく、風もないので、絶好のコミミちゃん日和、と 出現を待つのですが・・・。
全然飛んできません。双眼鏡で、遠くのカメラマンの様子をチェックしますが、どこも、動きは無く・・・
少し場所を移動して見晴らしの良さそうな所へ移りましたが、全然 気配なし。
4時半頃から、日差しが弱まると、まだ2月 さすがに寒くなってきました。
5時を過ぎ、暗くなりかけて もう 私たちのカメラではロクな写真も撮れそうにないのです。
あきらめて帰る人も。
私たちも、「おしまいにするか~」と停めた車へ戻り、車を出した所で・・・。 -
カメラの人たちがあわてた様子。丁度1台分開いた所に車を停めて、外に出ると、
帰らなくてよかった!コミミちゃんが飛び出したのが見えました!
夕日の中を飛ぶコミミちゃん。
もう、北へ帰る日も近いのですね。 -
コミミちゃんが地面に降りたのを確認して、まりも母とダンナ、猛ダッシュ!
やや離れた所から、じわじわと距離を縮めて、コミミちゃんを観察。
すでに、5時半となり、あたりは薄暗く、コミミちゃんにやっと夕日が当たっている時間。
でっかい望遠レンズのカメラマンの方たちは、機材が重くて、すぐに移動が出来ません。
その点、手持ちのカメラだけの私たちは、一番先にコミミちゃんの降りた場所に近づけました。
後から移動してきたカメラマンに場所を教えて、みんなで撮影です。 -
この時間になって、4.5羽のコミミズクが一斉に飛び始めた感じでした。
あきらめかけたけど、待ってよかったです。
すぐに、夕日が赤く見える時間となり、短いコミミちゃん観察は終了。
思い返せば、一番バッチリ コミミズクが見られたのは、1月 一番最初に来た日。
ビギナーズラックみたいなもんでしょうか?
結局、その後は、風が強かったり、暗くてだめだったり。
今日が多分 今冬最後の渡良瀬遊水地訪問となりますが、
まぁ目標だった、コミミちゃん観察&撮影が出来ただけ良しです。
また、来冬会えるのを楽しみに、コミミちゃんさようなら~。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
50