2005/02/13 - 2005/02/16
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ねりねり(nemo-lin)さん
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出張でバンコックの国際病院を訪ねました。
マーケティングを徹底的に行っている病院です。
全てがホテルのような施設です。
医療と美容の境界領域でも、最近は抗加齢(アンチ・エイジング)と呼び、医療の領域として扱うようなシミとりとかシワとりとか美白とか、そういった行為もケミカル・ピーリングという医療として、提供されています。
私は個人的に、レーザー治療にひっじょーに興味を示してしまったら、その場で見積もりの問い合わせをどこかにピピピ・・・としてくださいまして、その金額が国内で予算していたものの1/4くらいでしたため、その場で目がグルグルしてしまったことが思い出されます。
だって、バンコクに1週間くらい滞在して、ついでもレーザー治療が受けられて、お釣りがくるようなお値段だったんですもの。最後に、「インターネットから予約もできますから、ぜひご検討してくださいね。」と爽やかな笑顔で言われ、打ちのめされました。フェイシャルのほか、脱毛や美容形成も取り扱っているようです。
興味あるかたは、バルムンラード病院のサイトへGO! (日本語ページ)
http://www.bumrungrad.com/thailand-hospital-jp/
スキン・レーザー・センター
http://www.bumrungrad.com/thailand-hospital-jp/medical-services/clinics-and-centers/skin-laser-center.aspx
次は「シンガポールの病院見学」です。
http://4travel.jp/traveler/nemo-co/album/10159274/
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写真は、訪問先の、タイのバンコックにあるバルムンラード病院という国際病院です。国際病院らしく、国旗が並んでいます。日本語の充実したサイトも用意されていて、日本人御用達の病院なんだそうです。
視察をするにあたり、日本から予約を入れていましたが、我々の対応をしてくださったかたの肩書きは「マーケティング部 部長」で、大手ホテル出身の日本人女性のかたでした。
日本の病院で、マーケティングの肩書きの名刺を差し出されるなんてことは、未だかつて一度もありません。関東の某病院でも、さすがにその肩書きのかたはいないと理解しています。
視察の目的は、そのホスピタリティの実際を見ることと、最近日本でも聞くようになった「女性外来」のもっと進化した形「Women's Center」のコンセプトと実際を知ることでした。 -
病院の外観。
そのマーケティング部長のお話を伺うと、そこには「医療」という名前のサービスを提供する「一企業」という考えが徹底していて、そのためにマーケティングは当然必要になります。
病院のポジショニングは、高水準の医療の提供ができる病院であり、ターゲッテイングは、裕福層の顧客(この場合、病院なので患者)つまり、ゴージャスな設備と最高のサービスを患者さんに提供し、不愉快な思いは極力させない空気が満ちています。
ドクターや看護師が、患者さんにいばる態度を取るなんてことは、絶対にあってはならないことです。 -
日本人用のコンシェルジュ・デスク。
受付には、日本人用カウンターにホテルのコンシェルジュのようなスタッフが4名くらい対応しています。他に、中国語、韓国語のスタッフもいて、まさに国際病院。そのユニフォームはコスチュームと呼ぶに相応しい服装です。 -
上の写真のアップ。
病院の組織図は、メディカル・スタッフ系とビジネス・マネジメント系に分かれていて、マーケティング部はもちろんビジネス・マネジメント系の下にあり、各国語のスタッフは、このマーケティング部に所属なんだそうです。
日本と大きく異なるのは、院長はビジネス・マネジメントに所属していて、社長なんですね。売り上げ、株価などの責任があります。
どこまでも企業なんですね。こういう病院、日本で台頭してきたら、多分、のほほんとやっている総合病院は、風前の灯となるところもあるあもしれません。
その場合、例えば逆に、ポジショニングとして、低収入層のための、「最低限必要な病院」というようなコンセプトを掲げて、そうしたニーズに対応することもひとつの選択肢かもしれませんが、採算がとれるかどうかがポイントではないでしょうか。 -
病院のテラスにある庭園。
病院だということを忘れさせるような景色が広がっていました。 -
スイート・ルームにあたる個室。
病棟も見学させてもらいましたが、これがまたすごいです。ホテルの一室かと思えるほどの充実した病室。 -
食事は、有名レストランのシェフによるもの(メニュー設置)。
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そしてバスルームには専用アメニティ・キット(メッセージには日本語も・・・)
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病院内の売店。入院中に不自由のない生活ができるように、というコンセプト。
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2階にある日本食レストラン「あやめ」
ホテルですから、もとい、ホテル・ライクな病院ですから、1階と2階はカフェとレストランの店舗です。スタバとマックもありました。日本食レストランや、他にチャイニーズとか、ウェスタン・スタイルのお店もありました。
次は「シンガポールの病院見学」です。
http://4travel.jp/traveler/nemo-co/album/10159274/
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