トラウマ！超リアルハイジ人形inグリンデルワルド

2000/05/30 - 2000/06/01

　16;00頃、ベルン駅を出てインターラーケンオスト駅へ向かう(約１時間)。そこで電車を乗り換えグリンデルワルド駅へ。季節的に山に登るのはちょっと早いけど、『アルプスの少女ハイジ』の世界を見に行く。

□5/29(月) 成田(11:35) →(パリ経由) →チューリヒ
■5/30(火) チューリヒ →ベルン →グリンデルワルド
■5/31(水) グリンデルワルド →ルツェルン
□6/1(木) ルツェルン →Horw →(飛行機でオランダへ)→アムステルダム
□6/2(金) アムステルダム
□6/3(土) アムステルダム →(飛行機でスイスへ)→チューリヒでK-1観戦
□6/4(日) チューリヒ →(パリ経由)→成田
□6/5(月) 成田着(15:00)

エリア グリンデルワルト(スイス)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ANA

　インターラーケンオスト駅へ向かう途中の車窓から見える風景。まさに『世界の車窓から』ワールド。
　車内ではベルンの市場で買ったワッフル(10Sfr)を食べ、ベルン駅で見つけた「BUDO KARATE」という向こうの格闘技雑誌を鑑賞(ドイツ語で読めないので鑑賞)。この雑誌、まだ若い頃のアンディ・フグが表紙だった。
　インターラーケンオスト駅に到着して電車を乗り換え。坂道を上るためにレールの他に歯車を使ういわゆるアプト式の電車で、グングンと山の上に登っていく。

　17:20、グリンデルワルド駅に到着。雨は相変わらずしとしと降り続ける。ライゲゼペック(大きな荷物を駅から駅に輸送してくれる便利なサービス)で送っておいた荷物が届かないトラブル発生。
　グリンデルワルドの大型ホテルはメインストリート周辺に固まっているが、本日の宿「Fiescherblick」は中心街から10分ほど歩いた所にある。駅周辺は日本人や韓国人・インド人のツアー客で騒々しいが、10分歩いただけで誰もいなくなっていい雰囲気。
　Fiescherblickはオーナー夫婦で切り盛りしている小さなホテル。部屋は広くて内装がかわいい。ベランダに出るとアイガーの北壁を見上げる事が出来る。写真はベランダから見たアイガーと教会。とてもいいホテルだ。
　このホテルのレストランで人生初の自腹で(宿代より高い！)フルコース料理に挑戦。２皿目に出てきた岩塩を振ったフレッシュフォワグラにやられる。舌に載せるとシャーベットみたいにサラリと溶けて濃厚な味が口の中に広がる。食べ物で感動した体験は何回も無い。

　5月31日(水)
　今日も朝から雨。アイガーを見ながらベランダで横になってのんびり。
11:00、ロープウェーに乗って山の上に登ってみる。巨大なアイガーの岩肌(写真)、点在する家々、そして遠くから聞こえてくるカウベルの音。まさに『アルプスの少女ハイジ』の世界だ！

　この季節はまだ雪解けが完全でなく、中腹の駅から山頂駅までのロープウェーは運行していないという。残念。
　中腹駅近くにあるレストラン(写真)で昼食。kalbsbratwurst mit 2wiebel-sauce,pomme-frites というメニューを注文(16Sfr)。出てきたのは極太ソーセージにブラウンソース、妙に黄色いフライドポテトが山ほど。そしてエーデルワイスといういかにもな名前のビール。ビールなのになぜかバナナ風味がした。

　歩いて下山するつもりだったけど、雨が止まないのでロープウェーで下山。
ロープウェーからの風景を見ると、ついつい声に出てしまう。
♪あのくっもっはっなっぜ〜

　ロープウェーから見えた牛。首にはカウベル。

　街に近づくと家も多くなってくる。

　中心街の「ハイジ博物館」へ行く。博物館といっても、土産屋の地下にある人形が数体置いてあるだけのチンケなもの。
　しかもハイジやクララの人形が超リア過ぎて可愛くない！むしろ不気味！アルプスの少女とは思えない老け顔。酒焼けしてます。アルプスのおっさんハイジ。よっぽどロッテンマイヤーさんのお仕置きがこたえたのでしょう。観光気分の俺にはハード過ぎる展示物の数々にすっかりトラウマを植えつけられました。
　まぁ、考えてみたら『アルプスの少女ハイジ』って叔母にだまされてアルプスの田舎からドイツに売り飛ばされた少女が極度のホームシックで幻覚が見えるほどトラウマを負わされてアルプスに追い返されるというストーリーだからなぁ。これが現実か。
　14:50にグリンデルワルド駅を出発。次の目的地ルツェルンへ。
《スイス旅行記：ルツェルン編へつづく》

この旅行記へのコメント （4）

• エムさん 2007/06/25 22:13:20

  アルプスの少女ハイジ

  ご無沙汰です〜！
  
  「誰？何？」とハイジ＆クララを元画像で見ると、イメージがぶっ壊れ〜！
  ヘアースタイルが悪いのか？と思ったら二人とも表情が硬くて可愛くないし・・・
  アルプスの少女ハイジはアニメでイメージが出来上がっちゃってるから仕方がないのかも知れませんね。
  でも、写真が良く撮れてる・・・これはデジカメで写したの？
  
  

  どんぴさん からの返信 2007/06/26 01:19:23

  RE: アルプスの少女ハイジ

  　どーもどーも。(^~^)γ
  またここにリアルハイジの虜になった人がひとり(笑)
  
  
  >でも、写真が良く撮れてる・・・これはデジカメで写したの？
  
  　この時はまだデジカメを持っていなかったので(2000年ですから)、一眼のフィルムカメラです。旅行記でもふれてますが、当時はＫ−１の大ファンで、会場で選手の写真を撮るために一眼レフのカメラと望遠レンズを買いました。大出費(^_^;)
  　でも、当時はフィルム代と現像代がもったいないので旅行中はあまり写真を撮りませんでした。今はデジカメになって、コストを気にせずにバンバン撮りまくってます。いい世の中になったな〜(^_^)
  

  エムさん からの返信 2007/06/26 09:36:58

  RE: アルプスの少女ハイジ

  やっぱりねぇ〜！一眼はフィルムカメラでもリアルに撮れるんだと感心しました。（当たり前って言われそう）
  
  2002年にカナダ旅行をする前に、初めてサイバーショットを購入して、持って行ったのが使い捨てカメラ・・・胡散臭くて信用できなくて(~_~;)
  翌年のイタリア旅行には玩具みたいなカシオのデジカメを買って持って行ったら、思いのほかまともに撮れたので、それから毎年新製品を購入してソニーに貢献した挙句、ようやく一眼にたどり着いて落着きました。
  今は一眼で美しいものを撮りたいと夢は広がるばかりです。
  
  どんぴさん、たくさんの写真をどう管理してます？
  CDRに保存して、お気に入りを自分でプリントしてるのですが、いい方法があればご教授下さい。
  そうそう、ネットで見つけたサイトで記念に作品集を作ったら、良かったんだけど割高で「プロの写真集でもそんな値段はしないぞっ！」て思いながら、また頼んじゃった(~_~;)
  
  http://www1.photoback.jp/home.aspx
  
  ではまた〜！

  どんぴさん からの返信 2007/06/27 01:09:08

  RE: アルプスの少女ハイジ

  　2002年当時のデジカメはまだ画質がイマイチでしたからねー。当時はデジカメ(CanonのIXY DIGITALの初代かな？)と一眼フィルムの２台を持って行き、風景とかきれいな写真を撮る時は一眼、食べ物とか画質にこだわらない時はデジカメを使っていました。去年の４月に一眼デジカメを買う前までずっとカメラ２台体制でした。
  
  
  >どんぴさん、たくさんの写真をどう管理してます？
  
  　基本的にはエムさんと同じですねー。基本的にはＤＶＤ−Ｒに保存しておいて、気に入った写真はプリントしてアルバムします。
  　アルバムは数が増えてくると場所ふさぎなので、コンパクトな160枚入りのポケットアルバムを使っています。こんなの↓
  http://www.kingjim.co.jp/search/1-11.php?item_id2=MjEyM0NfWQ==&post=YTozOntzOjQ6InR5cGUiO3M6NDoibmFtZSI7czo5OiJmaWxlX3R5cGUiO3M6MToiMSI7czo5OiJpdGVtX25hbWUiO3M6MzI6IqXVpamlyKW5pcahvKW4oaalr6XtpbmlpKXzpb+lpKXXIjt9&return_adress=http://www.kingjim.co.jp/search/1-3.php?file_type=7&start=0
  
  　でも、たまにはエムさんみたいに綺麗なアルバムにするのもいいですねー(^_^)
  
  　あと、写真を整理するコツとしては「大胆に捨てること」ですね。
  写真をいっぱい撮ると、どの写真にも愛着がわいてきちゃうんですけど、心を鬼にして半分以上の写真は捨てるようにしてます。するといい写真ばかり残るので、写真が上手くなったような気分になれます(笑)