チェンマイ訪問【32】オールドタウン観光に出かける

2006/12/02 - 2006/12/02

2006年12月2日（土）

チェンマイに着いて三日目の今日は、街を見たいと考え、昨日ガイド付きツァーの申し込みをしておいた。

ホテルのコンシエルジュにツァーの相談をすると、厚さ2センチほどのファイルを見せてくれ、その中から選ぶように言われる。

「お勧めは」と訊くと、象を見るツァーとの答だった。
しかし私はチェンマイの街に興味があったので、一番ポピュラーと言われた午前半日町巡りを選ぶ。

9時に出発し、オールドタウンに入って、郷土博物館と有名な寺を二箇所見ることになっている。
料金は4,500円と、リーズナブルな感じだ。

さて朝食を済ませて約束どおり9時にホテルのサロンに待っていると、「片瀬さんですか」と流暢な日本語が聞こえてきた。
振り向くと、若くて健康そうなタイ人の女性が立っている。

この人がガイド兼通訳で、日本語で街を案内してくれるそうだ。
「一緒に来てください」と案内されたホテルの玄関先には、きれいに磨かれた、空調完備のベンツの中型車が停まっていた。

その車の後部座席に「どうぞ」とひとり乗せられた私は、あまりもの予想違いに戸惑う。
私は、あまり綺麗ではないバスに、何人も乗せられることを想像していたからだ。

車がスタートして、ガイド嬢の案内が始まったが、私はもう一度びっくりさせられた。
この人の日本語は素晴らしく上手で、それだけではなく、私の質問への答が実に的確だからだ。

昨年今年とヨーロッパ旅行をして何人かの外国人の日本語ガイドに出会ったが、これらの人に比べこのタイ人ガイドは月とスッポンの差がある。

いや、日本の国内でも今まで出会ったことのない、優秀なガイドだと感服する。
私は、日本のガイドのレベルの低さを、いつも嘆いていた。

こんな優秀なガイドとタイの奥地で出会えるとは。
私は自分の認識が遅れていることを、深く感じた。

エリア チェンマイ(タイ)

チェンマイのオールドタウンを取り巻く
堀

プミポン国王在位60周年
誕生80歳記念の飾り

露天の飲物屋

チェンマイの賑やかな町並み

オールドタウンを取り囲む
城郭沿いの街