1961/12/14 - 1961/12/14
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ソフィさん
1961年12月14日(木)
一日、BENOTO社で仕事をする。
この会社は、地面の中に穴を開けてコンクリートを流し込み、いわゆる「場所打ち杭」を作る技術と器械を世界に輸出している。
日本でもすでに実績があり、V社のように邪魔者扱いされることはない。
この会社の門をくぐると、従業人には工員が多く、どこともなく暖かな雰囲気がある。
場所打ち杭は地中の見えないところで施工されるので、杭の先が十分に強い地盤まで届いているだろうか、途中で地下水によりコンクリートが流されたりしないだろうか。
などなどを、もう少しきっちりと確認する方法はないだろうかと、常日頃考えている。
このような問題点を、経験の豊かな本場の技師たちと議論したい。
夕方珍しく、薄暗くなったシテ(パリ国際大学都市)の庭を、散歩する。
シテの中に、大きな公園がある。
と言うより、大きな公園の中に、シテの30戸ほどの建物(学生寮)が建っていると言ったほうが正確かもしれない。
木立が美しく、芝生はよく手入れされている。
しかし、その中を散歩したい気持ちには、なかなかならない。
なぜだろうと、ふと考えた。
その理由は、「ゴー」と言う車の騒音らしい。
シテに暮らす人たちは、四六時中、室内戸外を問わず、この音から逃れることが出来ない。
周辺が、高速道路に取り囲まれているのが、原因のようだ。
自動車は便利だが、騒音だけでなく、空気汚染、交通事故などの「公害」が多い。
このような問題をしっかりリカバーして行かないと、これからの都市の生活環境は悪くなる一方だろう。
しかし高緯度特有の、夕方の長いたそがれは快適で、素晴らしい。
今年の夏経験した、スカンジナビアの白夜を思い出す。
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