2007/04/19 - 2007/04/19
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azianokazeさん
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4月19日は旧暦3月3日。
奄美ではこの日初節句の女の子を海に連れていって足を海に浸すことで健康を祈る習慣(サンガツサンチ)があります。
珍しく天気も晴れ、仕事も午後休みなので、奄美市街近くの大浜海岸まで出かけました。
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海岸への道にはヒシバデイゴの並木があります。
燃えるような真っ赤な花が印象的です。
年によって花が咲いたり咲かなかったりしますが、花が多い年は台風も多いと言われています。 -
デイゴは沖縄の県花ですが、奄美大島の隣、加計呂麻島にも有名なデイゴ並木があります。
なお、鹿児島県の県木はアメリカデイゴ(カイコウズ)で、また若干異なるそうです。 -
どこでも、いつでも咲いているハイビスカス。
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海が見えてきました。
左の丸い建物は奄美海洋展示館、隣は最近できたタラソテラピーの施設です。 -
奄美では旧歴3月3日に初節句の女の子を海に連れていって足を海に浸すことで健康を祈る習慣があります。
島では「サンガツサンチ」(そのままですね。)と呼んでいますが、「初浜下れ」(はつはまおれ)」「みいばまくまし(新浜踏まし)」といった呼び方もあるそうです。 -
大浜海岸では午前中「海開き」の行事もあったようです。
波が全くないリーフの海岸では家族連れが遊んでいました。 -
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島ではリーフの内海を“イノー”、写真で白波が立っている所がさんご礁先端の崖で“シーバナ”と言うそうです。海洋展示館で勉強しました。
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昨日までが大潮で、この時期は潮干狩りにも最適な時期です。
島では旧暦3月3日は部落の人々が海岸に弁当を持ち寄り、潮干狩り、アオサ採り、舟遊びなどに興じる「浜下れ(はまおれ)」の習慣があります。
写真は潮の引いたビーチロックでアオサ採りに励むおばちゃん達。 -
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これは大浜海岸ではなく、同日の自宅近くの海岸。
岩場で貝を探しているようです。
トビンニャでしょうか?
島では“トビンニャ”と呼ばれるミナみたいな貝をよく食べます。
ニャは貝の意味で、トビンニャは“飛ぶ貝”。実際岩場で30cmぐらい跳ねるそうです。
(私は見たことはありません。) -
さて、大浜海岸の売店ではサトウキビジュースを搾っていました。
写真のサトウキビはローラーで搾られて出てきたカスです。 -
ジュースは大変甘く、当然ながらサトウキビの味です。
(昔子供の頃、歯でサトウキビの皮を剥いて食べた記憶があります。剥くのが大変でそんなに好きではありませんでしたが。) -
こちらはアダン。
島の海岸で一番目にする木です。 -
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アダンの実はまるでパイナップルのようです。
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海洋展示館に向かう道で見かけたシャリンバイ(車輪梅)。
島ではテーチ木と呼んで、この木の煮汁を大島紬の泥染めで使います。
ここのシャリンバイはもう花が終わる時期でした。 -
バナナかと思ったのですが、イトバショウだそうです。
茎の繊維で織った布がバショウ布。
バナナのような実もなりますが、種が多くおいしくないそうです。 -
この時期は島のあちこちで野ユリが咲いています。
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さて、海洋展示館に入ると正面に高さ5mほどの大水槽があります。
さんご礁の海を模したもので、ウミガメや色とりどりの熱帯魚が泳いでいます。 -
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建物の壁を彩るブーゲンビリア。
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敷地内はちょっと南国のリゾートホテルを思わせるような雰囲気も。
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これは高倉。
藁葺き屋根の中が穀物倉庫になっています。
床を高くして風通しを良くすることで湿気を防ぎます。
ねずみが登ってきにくいように、柱は磨いた丸柱。
台風などのときは、柱の横木を抜いて倒すそうで、釘は全く使っていないそうです。
後ろの気根が垂れた木はガジュマル(多分)。 -
そうこうしているうちに日も傾いてきました。
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せっかくなので夕陽が沈むところまで見届けることにしました。
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次第に黄金色に輝いてきました。
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すっかり潮は満ちてきています。
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アダンの木の向こうに日が沈んでいきます。
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水平線に着水しました。
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明日がいい日でありますように・・・。
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この旅行記へのコメント (5)
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- SUR SHANGHAIさん 2007/04/26 10:25:33
- デイゴ
- 先日、華僑の故郷福建省に行って来たのですが、マルコポーロが≪ザイトン≫と呼んだ泉州の町の名の由来はデイゴの一種なのだと知りました。
中国語ではデイゴは≪刺桐≫で、現地での発音が≪ザイトン≫なので、それが町の呼び名になったのだとか。
私が行った時にもあちこちで赤い花が咲いていました。
福建省の雰囲気は、私が以前住んでいた台湾にとても近く、懐かしかったですよ。(地理的にも近く、往来も盛んだったこともあるんでしょうが)
夕日が水平線に接する風景というのは、お天気の運が良くないとなかなか見られませんね。
サンガツサンチ、という風習があるのも初めて知りました。
- azianokazeさん からの返信 2007/04/26 11:00:47
- RE: デイゴ
- この日は少し雲が水平線近くにあってあまり期待していなかったのですが、思いのほかまんまるい夕陽が見れました。
奄美には地元ではちょっと有名な夕陽スポットがあります。
市街から車で30分ぐらいのところですが、とてもトンネルとは言えないような短いトンネルがあって、年2回、片方の出口から見たときもう片方の出口に沈む夕陽がすっぽり収まるという現象です。
見てもらうのが一番ですね。
下は“てふてふ”さんという方のブログです。
http://tehutehu.synapse-blog.jp/eos/2006/10/post_b09f.html
3月初めの機会は逃しました。
きれいな夕陽が見られる天候の問題、その時間帯に現場にいける時間的な問題・・・なかなか難しいところがありますが、次は10月です。
見られるといいのですが。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2007/04/26 11:10:15
- RE: デイゴ
- いや〜、ご紹介いただいた珍しい風景を拝見しました。
あのトンネルは偶然あそこに造ったんでしょうか。
偶然だとしたら、ああいうふうに夕日が沈むというのを見つけたのもすごい事ですねえ。それも毎日あそこで見られるわけではなさそうですし。
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- ツーリスト今中さん 2007/04/21 20:34:24
- 素敵な時に思いを馳せました
- すてきな時をありがとうございます。
奄美ならではの風習を興味深く拝見!
夕景、また田中一村を思い出しました。
(たくさん絵葉書持っています)
海洋博物館はウミガメを見て
行ったことを思い出しました。
でもいろいろな説明はazianokazeさんのように
しっかりと解説を見なかったような、、、。
様々な島の風景を奄美に思いを馳せながら
しみじみと、、、、。
当然一票!
また、奄美からの季節の便りを待っています。
- azianokazeさん からの返信 2007/04/21 21:28:51
- RE: 素敵な時に思いを馳せました
- ひきあいに出された一村が悶絶していることかと思います。
便利なもので、説明書きをカメラでバシャッと撮って、ネットでいろいろ確認しながら書くと、一見“ウンチク”豊かな仕上がりになります。
調子に乗ってつい筆がすべってしまいました。カイコウズは鹿児島の県花ではなく県木でした。県花はミヤマキリシマでした。
ミヤマキリシマも久しく見ていません。
同じ鹿児島とは言っても、奄美と霧島はなかなか・・・。
天気予報など観ていると、さすがに北海道も暖かくなってきたみたいですね。これからは花の季節ではないでしょうか。
それとも冬の名残雪でしょうか。
また、旅行記を楽しみにしています。
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