2003/02/05 - 2003/02/12
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gdist43さん
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いよいよレトロモービルの開幕! パリの南端、ポルト・ド・ヴェルサイユ国際展示場を舞台に、フランス国内の主要自動車メーカーをはじめ、約70の自動車クラブの展示、そして200軒以上のショップが出店する、屋内型のイベントとして世界最大級のクラシックカーの祭典です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- エールフランス
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今回のレトロは国際展示場の入り口近くのホールBで行われました。開始時刻の30分前に到着してみると、すでにエントランス前はこの行列! あらかじめFNAC(パリ市内にあるCDショップ)などで前売り券を手に入れておかないと、延々並ばされるはめになります。
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午前11時、人混みをかきわけてようやく入場。今年のテーマがレコードブレイカー(速度記録車)なので、まず目に飛び込んできたのがこの大会のポスターにも登場しているブルーバード。ガスタービンエンジンを搭載して、1964年に時速649km/hを記録しています。その全長は10mくらい? とにかく強烈な存在感を放っていました。
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こちらは1929年のデイトナビーチで、当時の地上最高速を達成したゴールデンアロー。2万4000ccのエンジンを積んだイギリス製のレコードブレーカーです。
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ガス・タービンエンジンを積んだルノーのレコードブレーカー。ボディ全体を包む柔らかいラインとフレンチブルーの美しさが印象的でした。ルマンミニチュアから1/24のレジンキットが出てますね。
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フレンチブルーをもう一台、1981年のF1マシン、リジェJS17です。当時、世界一美しい音色を奏でるといわれたマトラのV12エンジンを積んでいます。
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出版社のブースに飾られていたルノーRE30B。1982年にルネ・アルヌーとアラン・プロストがドライブしたマシンです。
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シトロエンのブースにあったZXラリーレイド。1996年のパリ・ダカ優勝車です。自動車というより、砂漠を駆け抜ける怪物!といった印象でした。
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この古いDSのラリーバージョンも心惹かれる一台。枯れたライトブルーの車体に貼られたステッカー、ライトやマットガードなどのラリー車特有の装備もケレン味たっぷりで、1/43で作ってもさぞ模型映えすることでしょう。
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4輪以外だと、旧いカワサキやベスパが人気でした。さらに会場の奥のほうに進むと、クラシックなヨットや小さめのクルーザーなども置いてあって、それらに実際に値札が付いているあたりに、ヨーロッパの趣味人の奥深さを見たような気がします。
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書籍やカタログ、パンフレットの類も数多く販売されています。なかには当時のスポーツ新聞も! こうした販売ブースを逐一見て回っていたら、一日では到底時間が足りません。
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特殊コーティングを施したドリルの実演販売。テーブルの上の鉄ヤスリが穴だらけになってます。他にも耐火性のあるワックスやボディのコーティング剤など、愛好家たちが興味津々で眺めていました。
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さて、場内の空気にも馴染んだところで、いよいよ模型・ミニカーのコーナーへ...。最初に出会ったのはベルギー・ブリュッセル在住のプロモデラー、フレデリク・スバー。なんとなくK1格闘家のシリル・アビディに似てますが、その作風はとても繊細です。
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フレッドのメルセデスW196。SRCのメタルキットをベースに、時計用旋盤を駆使したオリジナルパーツを多用して、車両単品でも思わず見入ってしまうほどの作り込み! 程良く施されたウェザリングとフィギュアのペイントは、もっぱら油絵のを使っているそうです。
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こちらはパドック・ミニチュアのブース。ジャガーXJR13やフェラーリTR61など、同社の歴代キットの真鍮製マスター(量産用のゴム型を作るための原型)のディスプレイが目を惹きます。
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新製品のポルシェ917K(1971年のルマン24時間レース優勝車)。ガッシリしたボディとシャシー、よく練られたパーツ構成のコクピットなど、AMR〜フェニックスの流れを汲む正統派のメタルキットです。
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そのキットを組み立てた完成品。素晴らしい存在感でしたが、ひとつ引っかかったのがデカール。マルティニ・ストライプの赤い部分が派手な蛍光色でプリントされていて、実車が活躍した時代を考えると、ちょっと違和感がありました。
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こちらはフィーリング43のフェラーリ250LM。ボディに経年変化の出にくい特殊なレジンを使ったフルディテール(ドアやボンネットが開閉し、内部構造が再現された)モデルです。
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オーナーのセルジュ・デイヴィス。物腰のやわらかそうな好人物でした。同社のフェラーリTR58のキットを持ってますが、なかなか手強そうで未だに着手できずにいます(笑) いつか作って、彼に見せたいなぁ。
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フィーリング43と共同でブースを出していたのがアラン・ブィゾー。1/43スケールのブガッティのスペシャリストです。彼の生み出す作品の雰囲気と同様、とても丁寧でおだやかな方でした。写真のアルミニウム製のベースに飾られた3台のモデルは、彼の活動20周年を記念して作られたもの。
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パトリス・デ・コントの手による1/8スケールのフェラーリ315S ミレミリア。各部の作りも、塗装のクオリティも、適度な汚しによる雰囲気出しも、模型という範疇をはるかに越えて、『標本』といったほうがいいかもしれません。
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モデルの後方に写っているのがパトリック・バドゥ、このデコント作品をプロデュースしているベルギーのmini deltaというモデルショップの社長さんです。なんというか、特撮の世界ですな(笑)
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それにしても、実物と見まごうばかりの質感で、お値段は7000ユーロ也。どこぞのヨンサン作家に50万100万貢ぐお金があるなら、こっちを買うことをお奨めします。
さて、開場から3時間、気がつけば歩きっぱなしの立ちっぱなしで、さすがにちょっとバテてきたので、会場出口の係員に頼んで手の甲に『再入場』のスタンプを押してもらい、ホテルに帰って少し仮眠をとりました。 -
夕方7時ごろ、再び会場に戻ってきたところを、ディーラーの知人にABC/カルロ・ブリアンツァ(イタリアの老舗モデルメーカー)の30周年を記念したパーティに誘われました。シャンパンを片手に、知人の人脈を通じていろいろなモデルメーカーの方を紹介してもらいましたが、残念ながらカタコト英語の東洋人には居場所がない・・肩身の狭さを痛感しました。わかります? この感じ?
なんとなく無力感を感じながら夜10時に会場をあとにし、カフェで一服してからメトロに乗ろうとしたら、さっきまで開いていた入り口が閉まってる! 結局タクシーとメトロを乗り継いでホテルに帰着。部屋のTVを着けると、本日のレトロモービルのオープニングの様子が流れていました。
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