遥かなる大草原紀行（5日目　ゲルへホームステイ）

2006/07/22 - 2006/07/30

ウランバートルに到着した日に市内の旅行代理店を探し回って申し込んだゲル（遊牧民の移動式住居）に宿泊するツアーの開始日である。私達が申し込んだツアーは２泊３日で、内容はゲルに2泊、ツアー参加中の食事はゲルのホームステイ先のかあちゃんの手料理が全食ついて、毎日２時間程度の乗馬タイムが設けられている。それ以外はフリー。大草原の中なので、娯楽施設なんていっさいなし、スーパーもコンビニも名所・旧跡もあるわけでもなく、客引きも、怪しげなおじさんも、なまめかいしオネエさんもいない。夜は午後１０頃まで明るく、時間はタップリある。ホームステイするゲルに到着した時は、ゲルの中を物珍しくてキョロキョロし、またその周りの大自然に感動して写真を撮りまくっていたが、2時間もしたら付近の景色にも飽きてくる。そこで、マキ割りを手伝ったり、歩いて草原の中にある岩山に登ったり、丘を登ったり、子供達と遊んだりして有効に時間を使い、退屈せずに過ごせた。

表紙：ホームステイしたゲルから見た風景

エリア テレルジ(モンゴル)

• 同行者: 友人
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: その他

宿泊したウランバートルのゲストハウスの朝食風景。モンゴルの朝食はパン食であった。

ゲストハウスの屋上にあるゲル。ドミトリーに利用している。

宿泊したウランバートルのゲストハウスから見た風景。民家の敷地内にもゲルがある。ゲルは遊牧民だけでなく、定住している人達も倉庫や、離れなどに利用している。

ウランバートルから1時間30分程度のテルレジという保養地にあるゲルにホームステイ。ホームステイ先の家族はゲルを３つあり、夫婦、娘達、親戚の人達用に分けて使っているようだったが、私達は娘さん達のゲルに寝泊りをすることになった。もちろん、寝る時は娘達は夫婦用のゲルで寝ていた。

早速、娘さんが私達のために昼食の準備してくれた。ジャガイモとニンジンと羊肉のスープを作ってくれたが、羊肉の乳臭さが苦手で少しだけ食べて残してしまった。

チーズ（バター）は手作りで普通日本で一般的に食べるものとはちがい液体っぽくドロドロとした感じだったが、違和感なくパンにたっぷりつけて食べた。

ホームステイ先のゲルのまわりには、草原と岩山と森があり、風景に変化がある。

ホームステイ先のゲル周辺にはいろんな野花が咲いている。

ホームステイ先のゲル周辺の野花

ホームステイ先のゲル周辺の野花

ホームステイ先のゲル周辺の野花

牛もいる。ゲルの周りはモンゴルというよりも（行ったことがないが）スイスとかオーストリアのアルプスという感じもし

ホームステイ先のゲル周辺。

ゲルがたくさんあるとこに目をやるとやっぱりモンゴルだなぁと感じられる。

ホームステイ先の母ちゃんが父ちゃんの髭そり。この光景もなんとなくモンゴルっぽく感じた。

食後に乗馬でテルレジのシンボルの亀岩までやってきた。

この子たちが馬を引いてくれ案内してくれた。馬の扱いは素晴らしく上手で、馬の上ではどちらが大人かわからない。

亀岩のまわりは、バスで観光客が来るので、観光用ラクダもいる。

放牧されている牛

牛糞の山。。乾燥させているので臭いはないが、草原にたくさん落ちている。

羊

乗馬を終わってホームステイ先に戻って来てから、することがないので再度、亀岩まで歩いて行き、登ってみることにした。　　

亀岩を登山。

亀岩から見た風景。ゲルが集まっているところは観光客のためのキャンプ用のゲル。

亀の頭の部分までは登ることできない。登れるのは頭と甲羅の間のところまで。この写真は登れるところまで登ったところ。

キャンプ用のゲル

亀岩を降りてからも時間はたっぷりあるので他の山に登ってみた。

山登り中に撮影した風景

バレーボールをして遊んでいる。

ヤギ

ホームステイ先のゲルの母ちゃんと親戚の子供

タロッカという動物。ホームステイ先の親戚の人が獲ってきた獲物。既に頭部は切断されている。

ホームステイ先の周辺には羊を飼っている家族がいて夜になると放牧されていた羊がその家（ゲル）のところに戻ってくる。